前線支援について
1.前線支援とは
2.前線支援のタイプ
3.重要な役割「索敵編」
4.重要な役割「リペア編」
5.初心者がした方がいい練習
1.前線支援とは
前線支援とは主に前線の索敵、ラインに関わるリペアを役割とした中衛的存在です。
自身の自衛能力、立ち位置、修理優先度の判断、索敵管理と求められることの多い兵装です。初心者へのオススメ度★★☆☆☆
2.前線支援のタイプ
個人的に前線支援には主に3つのタイプに別れると思います。
①戦闘能力にものを言わせて最前線で敵を倒しながらリペアを回す前衛タイプ
②味方の1歩手前に立ち位置を取り、クロスファイアを意識しながら火力投射。また、戦況を全体的に観察し、自分の立ち位置を調整することでラインを管理する中衛タイプ
③少しセンサー支援寄りの立ち位置を取り後方から火力投射。中衛タイプに似ているが自身の生存、味方重火・支援の修理でラインの粘る力を引き上げる後衛タイプ
僕は②の中衛タイプをベースとして考えて立ち回っています。
3.重要な役割「索敵編」
前線支援がよく「主武器はリペア、副武器は索敵」と言われているほどに重要な「索敵」について解説します
前線支援が索敵するべき場所の基本。それは…
「敵と味方がぶつかる最前線の少し奥、及び敵最前線プラントのリスポン」です。
この理由として
・最前線にいる為、デスサイクルが発生する→後方索敵は設置に時間がかかるので前線に戻るまでのラグが大きくなる
・最前線の真上を映してもあまり意味が無い→今戦っている敵は既に見えているので映す必要が無い。また、防衛や重火力のために非交戦状態にある敵がどこへ向かおうとしてるのかが分かった方が味方が立ち回りやすくなる。
の2点の存在が大きいです。
これを考慮した上でオススメの索敵装備とその理由を紹介します。
そして先に言っておきますが
滞空索敵弾とBRトラッカーは全くの別物です。得意な索敵も細かい部分の用法も違うという事を頭に入れて置いてください。
製→パラメタル製造可 プレ→プレミアムレンタル可
No.∞-★2 広域滞空索敵弾 (製・プレ)
第一にオススメ…というかこれ以外ありえないだろ!と思うのがこちら広域滞空索敵弾。
榴弾のようなマップ投射式のため、リスポンor開幕カタパルトを飛んですぐに映したい場所へ発射できるのが好ポイント。また他の索敵と違い、取りたいプラントを取った後、次に進行するプラントへ瞬時に索敵できるのが特徴。さらに、潜伏した敵凸のあぶり出し、敵の防衛を索敵する事での味方凸援護等、幅広い用途があります。また、索敵範囲は効果内で円柱状に広がるため高さを無視した索敵ができます。
その反面、投射後65秒で自動消滅する事や気球と称されるように大きな気球が上空に浮かぶため敵の暇してる兵装に3秒程で壊されてしまうというデメリットがあります(耐久力は20000)。なので索敵が切れるor切れる前に死に補充をする必要があります。長生きしすぎると試合を壊してしまう可能性があるので注意。
ちなみに打ち上がる高さは投射した位置の屋根の高さから一定の位置になっており、消滅までに徐々に降下していきます。これのせいで洞窟に覆われたマデルロンドや高い建物の多いメムノスなんかは破壊不能な位置に投射されます()
敵に壊されるというデメリットについては3秒も時間を奪えるのだからその分こちらが自由に時間を使えるというメリットの裏返しでもあります。もっと言うと現在の環境だと火力やゲームスピードの関係で壊してる暇がない場合が多いのでそんなに気にする事はありません
設置場所の基本は味方の最前線プラントと敵の最前線プラントを線で結んだ中間辺りです。マップによってその両サイドに置く場合もあるのでトレーニングや動画で勉強しておこう。迷ったらコレ!
一時ゲームスピードについていけないから気球の時代は終わった…と思ってましたが結論索敵が忙しくなっただけで気球環境なのは変わりませんでした。元々展開の早いマップで海老センが雑に強いのは間違い無いのですが気球でも対応可能でしたのでまだまだ現役ですね
No.2-★3 広域型BRトラッカー
驚くべき索敵面積を誇る地面設置型索敵装備。地面置きするレーダーユニットのような武器です。一定間隔で扇状に索敵範囲が展開し、その後無索敵になるという索敵を繰り返し行います。リス後すぐに置くと最前線プラントまでスッポリ映る場合が多くあります。また、プラントから離れた位置に設置することになる為、自身が撃破されるor敵凸に壊される事が無ければ半永久的に索敵し続ける。これを利用してキルデス差を作るのが強み。また気球と同じく高さを無視した索敵ができます。
ただし、自身が生き残り続けるということは突出した自衛能力、ヘイト管理能力が必要であるのでデスが多いようなら意味をなしません。それこそ気球でOK。
また、気球のように柔軟に索敵する事が出来ずラインを上げる際の置き直しも1度デスする必要がある(補助補給を付ければ問題無いが)ため機転を利かす事がほぼほぼ出来ません。そして置く向きにも注意しないと無索敵の間に潜伏されてしまう、肝心なところが映らないどころかマップ外を映してしまうという事を引き起こします。
さらにマップによっては絶妙に映らない事がある為、使うマップは限られます。
このように中々上級者向けの索敵装備になるので初めての方にはオススメしません
一応後方索敵にも使えないことは無いので本職でない人がバイトで持っておくのはありかもしれないがどちらにしろマップを選びます
〜補足〜
昨今★2 集中型BRトラッカーを使った前線支援が大量発生しているがこれは大きな間違い。前述の通り前線支援は少なからずデスサイクルが発生するため、リスポン後すぐに索敵をする必要があります。この条件をそもそも満たしていないのが間違いである理由です。確かに総索敵面積はとんでもないものではありますがそれは3つ全て置いた場合の話。デスの度に3つ置き回っていては前線への火力投射もリペアも圧倒的に足りなくなりラインが押される、良くてもキルデス負けする原因になります。個々の索敵範囲はそれほど広くもなく最適な設置場所に置かないと意味が無いので再設置に時間がかかるのは明白。よって前線支援の索敵武器ではないということを頭に入れておこう。
No.3 ★1 滞空索敵弾 (製・プレ)
基本的には★2 広域滞空索敵弾と解説は同じ。ただどうしても壊されるのが気になる人はマップによってコレを選択するのも有り。事前にトレーニングモードを使い、2つでカバー出来るポイントを抑えておこう。
使用可能マップ例
・ベネヴィス
・ロンシャ(Cのみ)
・ゲルベルク
番外編
広域Vセンサー投射器
Aモードで広域センサー、Bモードで250m近い索敵範囲を持つセンサーをぶっぱなす不思議な武器。Aモードはそのまま広域センサーとして後方索敵に使うことができる。Bモードはセンサーというより遊撃兵装のロビン偵察機と考えた方が良いです。使うとすればBモードで味方の索敵の穴を埋めるという使い方になるがたった30秒で消えてしまう上、オブジェクトに貼り付くまで索敵をしないので支援の索敵装備としては「それ広域型トラッカーで良くね?」というのが現状。他兵装メインの人がバイトで持つならいいかもしれないというレベル
以上。色々書き連ねましたが群を抜いて有能なものは★2 広域滞空索敵弾です。よほどの理由がない限りこれを使うことを強くオススメします。
4.重要な役割「リペア編」
これができなきゃ支援にあらず。修理無き支援に慈悲はなし。そんな最重要科目「リペア」
前線支援の立ち位置の基本は「味方最前線の一歩手前」です。そこから立ち位置を崩さずになるべく被弾を抑えて安全に修理する必要があります。なぜこの2点を抑えないといけないのか。それは支援がデスすると最前線へのリペアが10秒以上無くなってしまうこと、自己回復分にSPを使うと修理効率が悪くなるの2点の存在が大きいです。
そしてこれら全ての条件を満たせる武器はURデバイス系統とリペアカプセル系統の2種類のみです。
・「リペアセントリーもできらい!」と言う人。今すぐPS4の電源を切りましょう。という冗談は置いておいて、リペアセントリーやオートリペアは再起対象を任意で選べないという致命的な欠点を持っています。重火力を再起したいのに近くにいる削れてる味方を不必要にピロピロしてしまうので有効なSPが1ミリもありません。
・「じゃあリペアポストもカプセルみたいなもんだし秒間修理全1やぞ!」という人。あなたのPS4勿体ないので僕にください。味方が死んで対象に投げ、再起をかける。ここまでは同じ。しかしカプセルは上投げで球速が速い、ポストは下投げで球速が遅いという大きな違いがあります。なのでポストは死体のすぐ側へ行き設置しなければ再起が間に合いません。
・「ならデバイスにそっくりなユニット!」という人。射線という言葉を辞書で引いてきてください。確かに再起対象を選択してクリック、ここまでは似ています。しかしユニットは射線が切れるとリペアが途切れてしまう、ECMでリペアが途切れてしまうというデメリットを抱えています。この2つを犠牲に得られるメリットはせいぜい自己修復速度くらいです。
ちなみにこのゲーム。なんと修理速度に上限があります。その値は秒間2500。しかもこの仕様…現状リペアユニットとリペアポスト、リペアカプセルくらいしか影響受けませんなんでやねん。なので例えば別の味方と一緒に修理した時、その上限を超えた修理がユニットにはできないのです。2人で修理した場合はユニットγだと約3300で上限を超えるので2500…つまり2人なのに1.5人分しか仕事しないのだ!
と、ここまで他のリペアがいかに前線支援向きではないか解説した所でいよいよカプセルとデバイスについてお話します!
・★3 リペアカプセルγ (製)
ワンクリックでSPを全消費して約75m飛ぶ言わばリペア手榴弾を投げる武器。爆発(?)すれば障害物を無視して範囲内全ての味方を修理します。
この武器の最大の強みは障害物を無視できるところです。それはつまりそもそも被弾する射線に入らなくていい場面が存在することを示します。また、投げたら勝手に起爆するので投げる瞬間だけ体を出せば被弾を極限まで抑えることができます。さらに範囲内に複数味方がいたとしても分散することなく全員に最大修理量でリペアをします。さらに、高SPの胴体を採用することで起きた味方が戦って再度死んで大破するまでに次のリチャージを間に合わせることが出来ます。
と、ここまでだと最強に感じます。事実修正前は一択の強さを誇っていました。が、しかし…。修正によりリチャージ速度が大幅に伸びてしまい実用が困難になりました。その秒数は18.6秒。これによりただでさえSP供給B-ないと厳しかったのが今や現実的に運用しようとするとA-…ロージーR+胴の使用を余儀なくされます(これでもリチャージ13秒ほど)。超低ブースト、低DEFでバルサムマインやFCNグレネードが飛び交う戦場を生き残るのは相当辛いものがあります。なのでこちらの武器はあくまで後述するURデバイス系統の繋ぎとして思っておいてください。
さて、では現環境最強リペア装備のURデバイス系統…の頂点に君臨するリペア、
・★4 URデバイスε(4万円)を紹介しましょう!
最大3基のデバイスを飛ばすことができ、ユニットのように対象を選んで再起動します。1基あたり4発のリペア弾を飛ばします。そしてその修理量は脅威の2444!つまり2基飛ばせばものの2秒で再起動ができるのだ!容量も大きく、連続で6基飛ばすとようやく切れる程度。さらに23秒というアホみたいなリチャージで3基飛ばして少し待てばまた次の3基を飛ばすことが出来る!はぁもうぶっ壊れ!
これに加え射程は驚きの80m!ユニットγより遠くまで手が届きます!さらに1度味方にデバイスが到達すると射線が切れようが距離が離れようがリペアする上、到達までに味方が大破するとSPを消費せず戻ってくるお利口さん!つまり、カプセルと同じくデバイスを飛ばす一瞬だけ体を晒せば味方は直せるのだ!
しかしこんなOP武器にも欠点はある。それは…
とにかく重い!アセンにも財布にも重い!
重量は特殊武器内最大重量の655。これはあの重たいリペアポストよりも100以上重たくなります。そして★4武器なので超低確率。まさにUR(ウルトラレア)デバイス!初登場のPUで天井して無ければ入手が難しい…やはりガチャは悪い文明
逆に言えば当ててしまえば重量くらいしかハンデがないのでパーツ次第でどうとでもなるのだ!
「そんな高級武器持ってねぇよ!」という方へ。課金をしましょう(ゲス顔)
とは言いません。★1〜★3どれも強いので持ってるデバイスを脳死で使いましょう。
★1は修理速度とリチャージを下げた★4
★2は修理量と1基あたりの修理力を犠牲にデバイスの量と射程を伸ばした★4
★3はデバイスの量とリチャージを犠牲に大容量と1基あたりの修理量を得た★4です。
さて、支援の立ち位置とリペアについてお話した所で次は再起優先度についてお話します。基本的には装甲が固いやつを起こしておけば間違いは無いです。が、それだとざっくりしすぎているので詳しく説明します。
重量重=PHユニット遊撃≫支援>中量重※1>デブ麻※2>軽量麻※2,3≫迷彩遊撃※1
※1 副武器や補助武器を回転させて貰う方が強いので自己大破の場合あり。遊撃は要請しなければ基本無視でOK
※2 防衛に入ってる味方がいなければ起こさないようにする
※3 起こすのであればフル耐久にしてあげよう。じゃないと特に出来ることが無くなってしまう。
以上が主な再起優先度です。プラントにより深く関わるアセン、兵装を再起しましょう。間違っても重量重が死んでるのに隣の軽量麻を起こすことのないように!
そして次、どうしても無理な再起はやめましょう!例えば敵のど真ん中で死んだ味方を起こしたけど自分は集中砲火で死んでしまい、味方からの再起も受けにくい場所に倒れてしまったという感じ。これだと起きた味方もすぐにやられてしまうのでただただ無駄に1デス献上しただけになります。なのでこいつを起こしたらどうなるかを考えながら修理に向かいましょう。ただし、それでヒヨってしまいリペア不足を引き起こすことのないように注意しましょう。
また、非交戦時に削れてる味方がいるならなるべく全回復させてあげましょう。エナジーバリアもありますし何より次に起こる戦闘が楽になります。これによりラインに粘り強さが生まれます。
最後に、味方支援との連携を意識しましょう!
例:こいつはそっちを起こすから俺はこっちを起こして次の味方に先に1基デバイスを飛ばしておこう。そしたら味方が2基飛ばしてこいつは満タンで起き上がる。
このように味方支援の位置をミニマップで確認し、修理効率を極限まで高めましょう。そうすることで敵との修理力の差を生み出すことができ、ライン勝ちの要因になる事ができます。
最重要事項だけに長々とリペアについて語りましたが要点は
・味方最前線の1歩手前に立ち位置を取る
・なんでもいいのでデバイスを持つ
・再起優先度を理解する
・非交戦時の細かいリペアを忘れずに
・味方支援との連携も意識する
この5つです。
5.初心者が最初にした方がいい練習
初心者が最初にした方がいい練習その1。それは
強襲兵装での機体制御の練習です!
「はぁ?」となるのも無理はありません。なぜなら兵装が違うからです。じゃあなぜこれを練習するのか…
逃げる際に役に立つからです!
アサルトでの激しい機体制御を練習しておけば重たい機体でもキビキビ動けるようになります。強襲のアセンでキビキビ動けずブーストを切らしているようでは支援のアセンなんて到底使えるわけがありません。なのでまずは強襲で思うがまま動けるまで練習しましょう!これが身についたら敵に襲われて少ない体力でも効率のいい移動で味方の元まで逃げ帰ることができます。つまり生存能力の向上です。射線の切り方やブーストの吹かし方、屈伸を入れるタイミングを体に染み込ませましょう!
その2
マップを理解する練習をしよう!
トレーニングモードでどの辺にラインが形成されてこういう場合はどこに立ち位置を取るのか、その立ち位置だとどこから敵が襲ってくるのか等、様々な場面を想定して立ち位置を確立させましょう!また併せてリスポンや索敵の位置も事前にチェックしておきましょう!
その3
COM相手でもいいので戦闘力を鍛えるために多対1をこなそう!
支援が狩られまくるのはチーム全体へ大きな影響を及ぼします。リペア不足によるライン後退、索敵不足による戦闘不利または潜伏、デスによるゲージ不利などその影響は様々です…なので簡単に倒されない為にも主武器の力と地形の使い方を鍛えましょう。
この3点をまずはみっちり練習しましょう!目指せ!脱初心者!
…さて、ここまで長々と語ってきましたが前線支援の基本的なことを全てお伝えしました。ここまで理解できたならば後は経験あるのみです!沢山試合をして沢山失敗して沢山学びましょう!そうすれば最上位も夢じゃないかもしれません!
皆様の良き支援ライフをお祈りします!