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宿から20分で行ける無人島、辰の島〜上陸編【壱岐④】

前回は遊覧船編をお届けしましたが、今回は無人島「辰の島」上陸編です。

実は今回、「旅のしおり」なるものを作ってもらいました。なので、わたしは下調べなしで壱岐に遊びに、、、いや、ワーケーションしに来ています。

前職が秘境専門の旅行代理店、現職が映画監督と、異色の経歴をもつ社員がわたしのためだけに作ってくれた「旅のしおり」です。

バスに迷わず乗れたのも、辰の島にも迷わず行けるのも、これがあったから。
ありがとうございます、神保さん。

では今回のメインイベントのはじまりです。

遊覧船で島の周りをぐるっと回ったあとは、そのまま辰の島に降ろされます。

「1時間後にここに戻ってきてね〜!」
と、まさかの船出発。

ぽつん、と無人島にひとり取り残されました。

よく漫画で、アニメで
「ここは無人島!生き延びるぜ!」
みたいなシチュエーションは度々見かけますが、人生初の無人島。ガイドもなし。ほんとうにひとり。

漫画の主人公(またはヒロイン)になるには、まだまだ遠いなあと思いました。

(えっ、、ちょ、、大丈夫かな、、)

とはいいつつ、歩かないと始まらないので、綺麗な海をお供にして歩き始めます。

たしかにゴツゴツしています。
これはウェッジソールのサンダルでは難しかったな〜、とビーチサンダルを貸してくれた船長さんにめちゃくちゃ感謝しました。

とっても綺麗!!
ここが辰の島海水浴場です。無人島の海水浴場。

さすが日本の海水浴場100選に選ばれているだけあり、砂もさらさら、エメラルドグリーンの水もとても綺麗です。泳ぐこともできますよ。

調子乗って入ってみました。
足首まで砂に埋まるという大事故を起こしながら、どうにか海に入ることに成功。

このあと、ドロッドロのビーチサンダルと共に岩場に戻ります。

歩き進めていくと、丘が見えてきます。

こちらも大事故。茂みが深すぎて自分の踏んでいる場所が見えません。小枝が容赦なく足をつついてきます。
(スカートやヒールは本当におすすめしません)

何やら道が見えて来ます。
ここを登れというのだな。

のぼり進めていきます。
めっちゃ急な坂。ほんとうに息が上がります。
季節柄もあるのかもしれませんが、虫などはおらず、過ごしやすかったです。(気温は26度)

急に見えてきました。
観光名所の1つ。「鬼の足跡」

柵があるところと、ないところがあり(というよりほとんど柵がない)落ちないように気をつけなければいけません。

また歩き進めていきます。
階段が1段40㎝ぐらいあり、かなり足を上げなければいけません。

アラサー、ここで体力の限界を感じます。

のぼり進めていったら、頂上が見えて来ました!!
気持ちいい〜!!


ここが頂上です。
柵はなし、自然ありのままを見ることができます。

もちろん落ちないように気をつけながら、買ったおまんじゅうの残りを食べました。

ここでパソコン開きながら仕事をするのもいいなあ。
風は強いし、物を落としたら取り返しつかないけど。

でも、いろんなアイディアが浮かんできそうな、ほんとうに制限ない景色なのです。

反対方面には、蛇ケ谷(じゃがたに)を見ることができます。

蛇のようにうねうねと曲がった形から名付けられているのだそう。

(うねうね)

ここまで歩いて約40分。
ここから船を降りたところへ戻ります。

道がある程度できているので、たぶんここを通ればいいんだな、というのが分かるので、ひとりでも、無人島でも、散策することができました。

白馬ならぬ、白船の王子様たちが迎えにきてくれました。安心した〜!

ということで、人生初の無人島上陸。
1時間でたくさんの経験をすることができました。

では、また次の記事で!

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