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モズブログ①

めちゃくちゃって程でも無いが、そこそこ映画好きなんだと思う。

どちらかと言うと、映画館で観るのが好きで、DVDやBDを買ってまで観るって言うのは本当に好きな作品しかしない。

自分的にNo.1映画は「私立探偵濱マイクシリーズ」。

中でも2作目の「遥かな時間の階段を」がお気に入り。

主演の永瀬正敏さんの荒削りな演技がとにかく格好いい。

世間的にはドラマ版の方が人気だと思うが、個人的には映画版の方が好きなんだよな〜。

ドラマ版濱マイクはレザーコートがトレードマークだったが、映画版は歌舞伎柄のジャケット。

ガキのときに古着屋回って探しまくったな〜。

所謂、探偵物だが、ハードボイルド物とはちょっと違う。

常に沈着冷静、冷酷非情、眉間に皺を寄せニヒルに笑うのがハードボイルドなら、

濱マイクは、女好きで年がら年中金がなく、どこか不良(ガキ)の臭いを漂わせ、でも情に熱く、何事にもがむしゃら。

ハードボイルド(固茹で)というよりはハーフボイルド(半熟)なのである。

ただ、その未完成さが胸を打つ。

周りからはバカだと思われるかもしれない。がむしゃらにする事が正解かなんかもわからない。ただただ自分が格好いいと思った事に、自分の信じたことのを貫き通す。

これがガキだと笑うなら笑えばいいさ。

そういう姿勢が俺のヒーローなんだ。

半熟なヒーロー、かっこいいじゃねーか。

※因みに、濱マイクの決め台詞「困った時はいつでもきなよ」は作中そんなに言っていない。

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