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1人1人がイキイキと働くにはどうすれば良いのか?

壮大なテーマを掲げてみました。
これ、多くの人が望んでいる一方で、なかなか難しい現状がありそうですね。

「1人1人がイキイキ働くこと」を考え始めた理由

私は高校生くらいの頃から、大人の人は仕事の愚痴が多くて、何だか楽しそうじゃないなあ、沢山の時間を使っているのに残念だなあ…と何となく思い始めていました。

一方で、一人一人がイキイキと働くことができれば、世の中はもっと明るくなり、世界の中でも近年元気がない日本も、活力が出てまた世界に出ていけることが増えるんじゃないかなあと子どもながらに思っていました。

そして、実際に社会に出ると、自分の身の回りや電車の中、色々なところで、学生時代に感じていた”残念な感じ”を実感しました。
(幸いなことに、色々思うことがあっても、私は仕事が結構好きです)
驚くことに、社会に出て色々なセミナーを聞いたり、本を読んでいると、多くの人が「一人一人がイキイキと働ける社会」と同じようなことを理想として発信しており、やはりなかなか難しいことなんだなあと思い続けていました。

そんな中で、難しいのは分かるけど、やっぱりこれは何とかしたい!!と強く思い始めました。
そこで、色々自分なりに勉強したり、実際に自分自身が組織のマネジメントを行ったり管理部門で色々なことを実施する上で感じたり、実行してきたことを踏まえて、壮大なテーマですが現在の自分が言えることを書いてみることにしました。

ちなみに、イキイキ働くとはどういうことか、最初に自分なりに定義してみようと思います。

イキイキ働くとは、どういうことか?

「イキイキ働く ≒ やりがいを感じながら働く」と一旦定義してみます。
じゃあ、「やりがいを感じながら働く」とはどういうことか?を考えると、数多くの答えになりそうなものが浮かびます。
やりがいは人それぞれ異なるので、好きなことをする、尊敬する人と一緒に働ける、やりたかったことに関われる…等々、人の数だけ「やりがい」の形がありそうです。

では、少し視点を変えて「イキイキと働く」という自分の理想をもう少し具体化してみると、「できるだけ中長期的に、多少の苦痛はありながらも楽しみながら成果を出し続けられる状況」が理想だと個人的に思いました。

では、「できるだけ中長期的に、多少の苦痛はありながらも楽しみながら成果を出し続けられる状況」とはどういう状況かを考えてみると、「自分の強みを発揮しながら働いている状態」と言っても良いのではと思いました。
ということで、「イキイキ働く ≒ 自分の強みを発揮しながら働いている状態」と定義し直してみます。

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実は、「やりがいを感じながら働く」や「強みを発揮しながら働く」の前に、やりたいことを見つけることができれば、イキイキと働けるのではないか?と思い、自分なりに色々考えていたことがありました。
(※関連記事:
「やりたいことが分からない人」がやりたいことを見つける方法
やりたいことがぼんやりでも見えてきた後、大切なこと )

しかし、私もそうだったのですが、今の働く世代はやりたいことが見つからなくて悩んでいる人がとても多いんですよね。
最近「やりたいことの見つけ方」という本がベストセラーになっていることからも分かります。

ですので、悩みながら時間をかけてやりたいこと探しに注力する代わりに、今の仕事の中から得意技を見出して、強みにしていくことの方が多くの人にとって実行しやすいし、成果につながりやすいのでは?と気づきました。
そして、その延長線上に”自分のやりたいこと”が見つかる可能性もあると思っています。

自分の強みを発揮して働くには何が必要か?

では、自分の強みを発揮しながら働くには何が必要でしょうか?
私は以下の3つの全てが大事と思います。

1)個人:自身の得意技を理解し、磨き、強みとして発揮していること
2)組織(会社):1人1人の強みを発揮することを支援する制度・仕組みがあること
3)マネジャー(管理職):1人1人に注目し、強みを発揮させる支援を行うと同時に、チームの成果を最大化していること


1)の個人はとても大事ですが、残念ながらそれだけでは不十分と思います。実際に仕事を行う上では、組織やマネジャーの存在もとても大切だからです。

次回以降は、それぞれについて書いてみようと思います。

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