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女性にモテたいならニオイには細心の注意を!

Mozです。

今年も梅雨入りしましたね。
蒸し暑い日々が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

そして梅雨といえば湿気
梅雨が明ければ暑い夏がやってきます。

どうしても汗をかく量が増えますよね。

そうなると気になってくるのが”ニオイ”の問題。

もちろん汗だけが”ニオイ”の原因ではないんですが、この機会にニオイについて理解しておきましょう。

男性特有のニオイに気をつけて

とくに僕たち40代を越えた男性が気にしなければいけないのが”男性特有のニオイ”です。

意外と自分では気がつかないかもしれませんが、”男性特有のニオイ”を気にする女性は多いようです。(もちろん男性でも気になる人もいると思いますが)

例えば、スーツを脱いだ時、飲み会などで近い位置に座った時、エレベーターや満員電車などの密室状態など、周りの反応が気になったことはありませんか?

とあるアンケートによると、女性の90%が男性のニオイを「クサい!」と感じたことがあるということです。

カッコいい大人の男を目指すなら、ビジネス上でもプライベートでも周囲や女性に対するエチケットとして、臭いへの対策をするべきです。

ニオイの元となるのは、主に体から分泌される皮脂、そして皮膚の角質に常在する細菌です。

汗を出す汗腺には2種類あって、それぞれ特徴があります。

エクリン腺

エクリン腺は全身に分布しており、主に体温調節をする役割があります。
ここから出る汗は無味・無臭です。

アポクリン腺

アポクリン腺は身体の限られた部分にあり、特にワキの下などに多く分布しています。
エクリン腺が皮膚表面に開口しているのに対して、アポクリン腺は毛根に開口部があります。

アポクリン腺から出る汗は、ニオイはほとんどありませんが、白く濁っていてタンパク質や脂質を含んでいます。これらが皮脂と結びついて酸化し、細菌によって分解されることでいやなニオイを発生する物質になります。

ニオイの原因は汗と皮脂、それを分解する常在細菌だと理解した上で、その対策をしていきましょう。

ところで…男のニオイには種類があるって知ってましたか?

男のニオイは大きく分けて3種類あります。

男のニオイの種類
汗臭(ワキガ臭)
・ミドル脂臭
・加齢臭

 

35~50歳の男性は要注意です!

これまで見てきたように、男のニオイには「汗臭(ワキ臭)」「ミドル脂臭」「加齢臭」の3つがあり、それぞれに発生する年代が違ってきます。

ここで気をつけたいのは、個人差があるということももちろんなのですが、35~50歳の方は要注意です。

これまでに挙げた3種類が混ざってしまう可能性があるからです。

下の図は株式会社マンダムさんよりお借りしたものですが、とても分かりやすかったので参考にしてください。

出典:汗とにおい総研
出典:汗とにおい総研

この年代の方々は、仕事も脂にのってバリバリ活躍されている方も多いと思います。人と会う機会も多いことでしょう。だからこそ、円滑な人間関係のためにも気を付けてみてはいかがでしょうか?

汗臭(ワキ臭)

汗臭(ワキ臭)は10~30代半ばくらいまでの新陳代謝が盛んな頃に強く発生します。独特の酸っぱく強いニオイを発生します。いわゆるワキガ臭といわれるものです。

代謝の活発な10代半ば~20代半ばに強く発生する
皮脂と汗を常在細菌が代謝・分解することで発生する
発生する場所は主にワキ(腋)
独特の酸っぱく強いニオイが特徴

 

■ 原因は?

ワキの下にはアポクリン腺が多く分布しており、タンパク質や脂質なども分泌されます。
また、体温の調節のためにエクリン腺も多く分布しているのでワキは汗をかきやすい環境にあります。

そのため、常在細菌の活動が活発になり、ニオイの原因となります。

■ 対策は?

まずは身体を清潔に保つことが大切。

ボディソープはデオドラント(消臭)効果のあるものを選びましょう。汗を抑えて殺菌することが効果的です。

日中も、デオドラントシートなどで、こまめに汗を拭きとるように心がけること。

ミドル脂臭

ミドル脂臭は30代半ば~50代半ばくらいまでに最も強くなる傾向にあり、主に後頭部から首の後ろにかけて発生する、古い脂のようなニオイです。

中年男の枕がクサいのもこのミドル脂臭が原因です。

30代半ば~50代半ばに強く発生
汗中の乳酸を常在細菌(ブドウ球菌)が代謝することでジアセチルが発生。皮脂由来の中鎖脂肪酸と混じって「ミドル脂臭」になる
後頭部を中心に発生
使い古した油のような臭いが特徴

 

■ 原因は?

ミドル脂臭の原因は「ジアセチル」という成分。

年齢を重ねると汗腺の働きが低下してきます。すると汗の中に乳酸が分泌されやすくなります。この乳酸が皮膚の常在細菌(ブドウ菌)によって分解されたものが「ジアセチル」という成分になります。

「ジアセチル」と「皮脂臭(中鎖脂肪酸)」とが結びつくことで、この不快なニオイが発生します。

■ 対策は?

ミドル脂臭の対策としては、乳酸の発生を抑えることが大切です。

殺菌力が高く、洗浄力も高めのシャンプーを選んで、きれいに洗うことが効果的です。洗うときはよく泡立てて、丁寧にマッサージしながら泡で洗うように心がけてくださいね。

もちろん洗髪後はドライヤーでしっかり乾かしてください。
水分が残っていると細菌が繁殖してしまう原因となります。

加齢臭

加齢臭は40代半ばくらいから発生する、枯れ草のようなニオイです。

胸や背中などの体幹部を中心に発生します。

40代半ば~50代で強く発生
皮脂成分が酸化することで発生
胸や背中などが中心
枯れ草のようなニオイが特徴

 

■ 原因は?

加齢臭の原因は「ノネナール」という成分。

年齢を重ねると、皮脂に含まれる脂肪酸「パルミトレイン酸」と皮脂の酸化によって生成される「化酸化物質」が増えてきます。
これらが結合したものが常在細菌によって分解、生成されたものが「ノネナール」という成分となり加齢臭の原因となります。

■ 対策は?

加齢臭の対策としては、殺菌・消臭成分の含まれたボディソープなどでしっかり洗うことです。

皮脂が酸化する前に、特に背中に注意してよく洗いましょう。

やはり、デオドラント(消臭)効果の高いボディソープを使ったり、デオドラントシートなどで、こまめに汗を拭きとることが効果的です。

加齢臭のニオイは衣服にも蓄積していきます。こまめに洗濯して清潔に保ちましょう。冬物の上着なども要注意ですよ。

口臭

それから、口臭についても触れておきますね。

いうまでもなく口臭は対人関係において重要な要素のひとつ。

もちろん女のコと会ってデートするんだったらキスもするんだからね。
口臭対策はもはや必須項目ということを理解しておきましょう。

しかも口臭も自分では気づきにくく、周りからも指摘されづらいという側面もあります。

まずは簡単にできるセルフチェック法を試してみましょう。

・コップ(またはビニール袋でも可)のニオイを嗅いでみる
  コップやビニール袋に息を吹き込んで嗅いでみてください
・舌を観察する
  舌が白くなっていないかチェックしてください。
  健康な舌はピンク色をしています。
・唾液のニオイを嗅ぐ

 

このセルフチェック法で自気になった気になったのであれば口臭ケアを見直してみましょう。

口臭にも種類との原因があります。

① 生理的口臭
② 病的口臭
③ 外的要因による口臭
④ ストレスによる口臭
⑤ 心理的口臭

 

① 生理的口臭

生理的口臭は誰にでも発生する口臭です。
朝起きてすぐや空腹時、口の中が乾燥しているときなどに発生します。

これは唾液の量が少なくなって細菌が増加していることが原因です。
歯磨きや水分補給などを行うと急激に改善します。

② 病的な口臭

何らかの病気が原因で起こる口臭です。

口の中の虫歯や歯周病、炎症などの他、糖尿病や胃炎、腎疾患、肝臓疾患などが原因となって起こる場合があります。

③ 外的要因による口臭

これはニンニクやネギなどに代表されるようなニオイのある飲食物やお酒、タバコなどによる口臭です。

これらの多くは時間とともに弱まります。

④ ストレスによる口臭

人はストレスを感じると交感神経が優位となり、唾液の分泌量が減少してしまいます。口の中の水分量が少なくなると細菌が発生して口臭の原因となります。

⑤ 心理的口臭

検査でも口臭が認められず、周りの人も不快に感じているわけでもないのに「自分の口臭が酷いのでは…」と強く思い込んでしまう人もいます。

自臭症や口臭恐怖症をも呼ばれていてますが、これは心理的な要因なので改善するには心療内科などによるカウンセリングも必要かもしれません。

様々な原因がありましたが一般的な対策としては、歯磨きなどの口腔ケアをしっかりと行い、虫歯や歯周病を予防し、歯に歯垢が付着するのを防ぐことが重要です。適度に水分補給をしたり唾液を増やすように心がけましょう。また胃炎や消化器系・内臓系の疾患がある人は治療が必要な場合もあります。

今すぐに口臭ケアを見直して!

第一印象はもちろんのこと、パートナーに対しても大きな要素の1つでもあるニオイの問題。

自分で思っているよりも意外と周りは気にしているかもしれませんよ。

悪い印象を持たれて嫌われてしまう前に、口臭ケアを行いましょう。


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