
お絵描き経験一切無しが、アーマード・コアを描く!
もゆせいです!!
僕はアーマードコア6をめーっちゃくちゃに遊んでいます!デラおもろい。

最近はジャミンググレネード軽4という、ジャミング弾で相手のロックを阻害して、グレネードで一方的に攻撃し続ける... って感じの機体で遊んでいます。
この子がすっごい楽しくて楽しくて!めっちゃ集中力使うから、試合終わった頃には興奮で脳みそがベトベトになってるんです。すごーい気持ちいい。
アプデでパーツ構成が若干変わったんですが、この機体自体は結構前から使い続けてて、めちゃくちゃ愛着が湧いてます。

...かっこいいなぁ
...描いてみたいなぁ!?
はい!!この子を描いてみようと思います!!いやーすっげぇ複雑!!!描けるのか!?本当に。
お絵描きする前の準備
大体の形を把握する
お絵描き初心者の僕がロボット、ましてやラマーガイアの四脚ACなんて普通に考えたら描けるわけがありません。
なので、お絵描きを始める前に、少しこの子のじっくり眺めてみようと思いました。






ありがたいことに、アーマードコア6にはフォトモードがあって、カメラをぐりぐり動かして、機体を色んなところから見ることができます。
なので、最初にとにかく機体の形のイメージを頭に叩き込みます。
ポーズを撮る
で、大体の機体のイメージがわかったら、さっきのフォトモードの機能を使って、描きたいポーズを撮ります。
僕にはそのものを頭の中で想像して描くことができません... だから、描きたいポーズをはっきりさせられるように、先に写真に撮っちゃいます。

こんな感じ。グレネードを構えて撃とうとしているところを撮りました。

ついでに、このあとやることのために、少しカメラを引いた写真も撮っておきます。
下書き
全体の形を取る→拡大させる
へい!こっからProcreateを開いて描き始めます!

まず、さっき引きで撮った写真を見て、全体の形を取ります。
これを、最初に撮ったポーズの写真になるように拡大して...

どーん!!こうです!!
僕は最初っからものをキャンバスから見切らせて描くなんてことはできないです。バランスがおかしくなっちゃう。
だから、最初に全体を描いておいて、それを拡大させるということをしました。デジタル is POWER。
下書きをしていく
んで、こっから実際に機体の形を描いていきます。
注意したことなんですが、さっき撮った写真を模写しようとするのではなく、あくまでイメージを受け継ぐことを目指して、描くようにしました。
僕は画力は無いし、絵についての理論を学んだこともないので、ものを正確に写しとるということが一切できません。
なので、正確性はバッサリ捨てちゃって、そのものの“感じ”を見て描いちゃった方が様になるんじゃないかって思ったのです。
複雑なところもいい感じに簡略化させて描こうとしてみてます。(ロボットなんだから、ホントは描けるところまで描き尽くした方がいいんだろうけどね)

ここでもデジタルの良さを活かします。
ゲームみたいに、機体のパーツでレイヤーを区切って描いていきます。
こうすれば、重なってしまうところもそれぞれで一度書いてしまって、後で隠れている部分を消すということができます。

んで、描き進めていって、一旦できたのがこれです!うーん疲れた。
左肩のEARSHOT(グレネード)を下に傾けてみました。なんかこっちのがいい気がする
ここで、全体を見てみて、引っかかる点を挙げてみます。

①コア(胸)の部分の構造が分かりづらい
②左肩のEARSHOT(グレネード)の線が曲がっている
③足を誤魔化して描いてしまっている
パッと見て引っかかったところを直していきます。

うん!まあこんな感じかな。
下書きはここまでにして、こっからは清書に入っていきます。
清書
ブラシを作る
さっきの下書きの上にもう一枚レイヤーを作って、描いていくのですが...
その前に、ちょっとやりたいことがあります。
まずは、この下書きを2枚に複製しておきます。
なんか、下書きのこの荒い感じが気に入ってしまったので、今回はこの感じのまま清書するイメージで描こうと思います。
もう一枚はいつか描く分で、しっかりした線で描く感じ。そっちは細かいところもちゃんと描き直すかな。

んで、清書するには、繋ぎ目の汚いところや(良い線を模索しようとして)線を何重にも重ねてしまっているところを直して、綺麗に見せる必要があります。
なんだけど、それをしつつ、この荒い感じも残したい... これを実現するにはどうすればよいか...
色々ググったりして考えた結果、ブラシは荒く見えるようなものを選んで、線は綺麗に描くことをしたら良さそうなことが分かりました。


よしよし、ブラシができたので、早速試しに描いてみよう

おーーー
コアの部分を少しだけなぞってみたのですが、どうかな?
描いてる途中で、これってどこで線を太くすればいいんだろう?と思ったので、これもまた調べてみました。
えーと、陰になってる部分や、隙間ができている部分は暗くなりやすいので、そこは線を太くする... と。
さらに、線を逆に細くするといいところもあるそうな... なるほど。
...ってな感じで納得したのですが、実際描いてみるとこれがなかなか難しくって、「影... 影ってどこだ...?」みたいなことになりがちでした。むむむ。
下書きをなぞっていく①
まあでもとりあえず描いてみっか!出来が悪かったら修正していこう!!のマインドで、このままなぞっていってみることにしました。
んで、ここで壁にぶち当たりまして...

...足、これどうなってるんだ??
はい、直したつもりではあったのですが、実際なぞってみるとなると、どこがどうなってるのか分かりづらかったんです。
えーと、どうしよう。そうだ、最初の参考の写真をもっかい見てみるかな...。


足見切れとるやんけぇ!?

はい、参考の写真では、足の関節から先が見切れてたのですが、僕が描いたのでは大きく入っちゃってました...。
多分、一回全体を描いてから拡大して、それを元に下書きを描いたからでしょうね(もう少し詳しく原因究明しなきゃいけないけど)。
うーん、一度気づいちゃうと、なんかバランス悪く見えちゃうなぁ... 上がクソデカくて、下がなんか貧相...。

下書きレイヤーに戻って描き直しました!!
出来が悪かったら修正していくとはこういうことです。気づいたら直せばいい...!

うん!こっちの方がいいな。
そうそう、今回は清書することも考えて、なるべくどこがどういう形になっているのかを、下書きの時点で描くようにしました。
もちろん、詳細まで詳しく描いちゃうんじゃなくて、おおまかな立体の形を取る感じ(それでもだいぶんごちゃついちゃってるけどね...)。
さて、仕切り直してなぞっていきます。
下書きをなぞっていく②
下書きをなぞる上で、意識したことなんですが....





こんな感じの作業で進めていきました。
いやー!ただ単になぞるだけじゃ全然違うかったね。ちゃんと、実物を見ながら修正したり、描き足したりしないと、それっぽくならなかった。
分かりやすいので言ったら肩の前側の装甲かな。あれ、2枚の板で構成されてるんだけど、下書きでは1枚にまとめてたんだ。直す必要があったよ。
あと、ただ単に線に起こすのと同時並行で、見栄えが良くなるように線も太くしていったよ。

まず、力強く、強調したいところは太く描く!それを一番に考える。
んで、その次に、形の輪郭になってるところ(アウトラインってやつ?)、陰になってる部分、手前に出ているところを太くしていく...。
この時点では、ラマーガイアのコアをどうみせるか迷ってたね。シャープに見せたいんだけど、かといって太い線にするのはいかがなものか...。
今回の絵で目線がいってほしいのは、コアと頭がある真ん中の辺りだから、全体を見ながらバランスが良くなるように線を太くしていったよ。
んでんでなんだけど、他のところもなぞっていくうちにだいぶん欠陥があることがわかって...






...結局描き直しちゃいました!
うーん、骨の折れる作業だった。絵の上手い人って、こういう修正が早いんだろうな いやそもそも下書きの段階で全体像のバランスが取れてるのか...。
清書終わり!完成!!
なぞるのが終わったら、あとは全体を見渡して、影になってるところとか強調したいところとかを太くすれば...

どーーん!!!!完成!!!
いやー!!お疲れ様だー!!!!
感想
うしうし、自分は満足したぞ〜 ...といっても絵の出来栄えというより、達成感の方がでかいかなぁ。
誰かに見せて、「いいね!」って言ってもらうには、なんか色々しないといけないっぽいな。だけど、今の僕には、どう描いたら良く見せられるかって知識はないや...。
そうそう、描いてて思ったんだけど、なんというか、自分は描くことはできても、魅力的にみせる技術は全くないなぁって思った。
形とって描くってことはできても、人にみてもらえるように描くようにするにはどうすればいいのかじぇーんじぇんわかんない。絵が上手、というか魅力的な絵が描ける人ってそこが違うんだろうね。
逆に、絵を全然描いてこなかった自分でも、時間をかければ「描く」ことだけはできるんだなってのは実感できた!自分が満足できりゃ趣味にはなり得るもんね。今回はそれを達成できたから全然よかったと思う!


うーむ、イメージ引き継げてるかな?こうしてみると結構別物だねぇ。ポーズが違う...。
まあまあ!いいでしょう、初めてのお絵描きでここまでできりゃ十分だ!さっきも言ったけど、自分が満足できたからよし!!
そう!みんなにも、「自分が満足するために」絵を描いてみてほしいな!人に見せることじゃなくて、自分が満足することを目的とするお絵描きってめーっちゃ楽しいよ〜!すごい趣味になる。
ここまで読んでくれてありがとうねー。また気が向いたら絵を描こうと思うよ!!