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パイル搭載型引き機体の紹介

 もゆせいです!!パイルバンカー大好き!!
 僕は現在パイルバンカー初心者のための記事「超初学者向け!パイルバンカーのつかいかた」のシリーズを書いています。(テクニック編、もうしばらくお待ちください...!)

 そのシリーズの中で、パイルを搭載した引き機体について考察しました。

 ...実は今でも使っているんです。パイル搭載型引き機体。

 あの記事から機体構成が大きく変わったので、今回は新しくなったパイル搭載型引き機体について紹介しようと思います!また、前回の記事の内容も、これまで得た知見も踏まえてここに改めてまとめておこうと思います。
(先に言っておきますが、僕はまだこの機体でSランクに行けてません。上を目指せる機体かは分からないです。)

引き機体にパイルを搭載するメリット

 パイル搭載型引き機体とは、文字通り引き機体にパイルを載せた機体です。

 引き機体とはどういう機体なのかというと、相手との距離を離し、相手の攻撃を回避や跳弾などでいなしながら、長射程の武器でダメージレースに勝つことを狙う機体です。主にライフル軽2、エレベーター重2、軽4、3ミサタンクなどが挙げられます。
(逆に、相手を追いかけて、自分の攻撃が当たりやすい位置を維持する機体を攻め機体と呼びます。)

 これに、パイルバンカーを載せたのがパイル搭載型引き機体なのです。
 まずは、引き機体にパイルを載せることで得られるメリットについて話していきましょう。大きく分けて3つあります。

ACS負荷を溜めることができれば、相手が距離を詰めても離しても不利になる状況を作ることができる

 パイル搭載型引き機体の最大の特徴になります。
 ACS負荷を溜めることさえできれば、相手が距離を詰めても離しても不利になる状況を作ることができるのです。

 まず、相手が距離を詰めてくる場合。
 この場合は、相手から自分に近づいてきてくれるので、そのままスタッガーさせてパイルを当てることができます。大ダメージ。

 次に、相手がそれを嫌がって距離を離す場合。
 これは逆に、こちらが得意な長射程のレンジに自ら入ってくれることになるので、そのまま引きを継続することができます。
 また、逆にこちらからABで追って、パイルを当てにいくこともできます。
 引きを継続するかパイルを当てにいくかはその時々で判断が必要になりますが、それでも近接武器持ちの機体で、相手に距離を離す行動に対応できるというのはすごく強いです。

 このように、ACS負荷を溜めることさえできれば、相手がどう動いても不利になる状況を作ることができます。ACS負荷が溜まってきたら確実に試合の主導権を握られるというのは、相手にとってとても戦いづらいはずです。

ある程度被弾しても、パイルの超火力で巻き返せる

 引き機体は、少しでも相手にAP差を取られてしまうと、大きく不利になることが多いです。
 しかし、パイル搭載型引き機体なら、ある程度被弾してもパイルを一回当てることで、そのAP差を簡単に覆すことができます。また、状況によっては、こちらが攻めに転ずることで、無理矢理スタッガーを取り、チャージ攻撃を当てて相手を直接沈めにいくこともできます。

 不利を覆す力に乏しい引き機体にパイルを積むことで、逆転性も確保することができるのです。

生当てパイルが狙いやすい

 頭の片隅においておいてほしいのですが、引き機体を使っていると生当てパイルを狙えるタイミングが結構出てきます。

 引くということは、相手に距離を詰めることを強制させるということでもあります。
 つまり、相手が真っ直ぐに近づいてくるタイミングが通常よりも増えるということになります。横に動いてジグザグに詰めてくるのならば、こちらは後ろQBをするだけで簡単に距離を離せるので。

 相手が真っ直ぐに近づいてくるのを読めたなら、それに合うようにパイルをチャージすることで、生当てパイルを当てることができます。
 生当てパイルの詳しい考え方はこの記事に書いてあります。当て方も、その次のテクニック編の記事で説明するつもりです。

引き機体にパイルを搭載するデメリット

 ここからは、引き機体にパイルを搭載するデメリットについて話していこうと思います。アセンブルや技量でカバーしなければならない部分です。

ACS負荷が溜めづらくなる

 パイル搭載型引き機体は、パイルバンカーを載せるのに武器の枠を1つ使ってしまっているので、射撃戦で使える武器の数が、通常の引き機体に比べて1つ少ないです。

 よって、ACS負荷が普通の機体よりも溜めづらくなります。

 ACS負荷が溜まればどう転んでもこちらに有利になるのに、そもそもそのACS負荷を溜めるのが難しいという、ジレンマを抱えてしまっています。パイル搭載型引き機体の難しいところです。

引き合う戦いになったときに不利を背負う

 射撃戦に使える武器が1つ少ないということは、相手が自分と同じ引き機体だった場合、ダメージレースやスタッガーレースにおいて常に不利を背負うことになります。相手は4つの武器を駆使して戦ってくるのに、こちらは使える武器が3つしかない。

 先ほどのACS負荷が溜まりづらいことにも言えますが、普段以上に無駄撃ちを減らす、相手の攻撃を回避することを意識する必要があります。また、アセンブルにおいても、相手が引き機体だった場合でも対抗できる武器を考えて積まなければなりません。

パイル搭載型引き機体のアセンブル

 パイル搭載型引き機体は、これらのメリットデメリットから考えて、「引きを主な動きとして、状況によっては攻めにも転ずることができる機体」である必要があります。

 パイル搭載型引き機体は、逆転する方法としてパイルバンカーを備えています。しかし、それは、相手をスタッガーさせないと始まりません。
 よって、基本は引くことでACS負荷を溜める姿勢を取り、ACS負荷が溜まってきたら時には攻めてパイルバンカーを当てにいき、時には引きを継続して展開を維持する戦い方が主になります。

 引きをするには、相手との距離を離し、AP有利を維持しなければならないので、長射程かつ高威力な武器を選ぶ必要があります。

 また、攻めをするには、相手とのスタッガーレースに勝つ必要があるので、ACS負荷を溜めるのに適した武器を積む必要があります。

 これら2点を満たした武器と、引きが得意で攻めもできるフレームと内装を作らなければなりません。

新機体の紹介


 まず、旧機体の反省点について述べておきます。
 前回の記事の機体も、「引きも攻めもできる機体」の元に組まれています。
 しかし、普通のパイル機と同様、ある程度の硬さを持つことを目指した結果、ブースト速度が遅くなってしまい、エツジン持ちの機体を振り払うことができない機体になってしまいました。武器も近距離の敵に当たりづらいものを選んでしまっていた。

 そこで今回は、装甲を捨て、とにかく機動力を確保することで、もし近付かれても後ろに引くことができるような機体を目指しました。武器も、近距離にいる相手に対抗できるようなものを選んでいます。

 こちらが新機体になります!なんか構成がラスティのスティールヘイズみたいだ。
 武装を順に解説していきますね。

武器

① MA-J-200 RANSETSU-RF

 強い方のランセツです!
 攻撃力衝撃力が共に優秀。射程も長くて良い。
 弾速が普通のライフルよりも遅く、発射レートも低いため当てづらいですが、それでも十分な性能をしています。

 チャージ攻撃の3点バーストがパイルとの相性抜群で、3点バーストでスタッガーさせ、すぐにブレキャンを挟んでパイルをチャージすることで、簡単にパイルを当てることができます。また、遠くでスタッガーさせた時の追撃にも使える。

② MA-E-210 ETSUJIN

 近距離対策と衝撃維持にエツジンを積んでます。本当はランセツ2丁積みたいんですが、僕の技量だとランセツの弾を当て続けられない...

 射程は短いですが、ランセツよりも弾速が速く、近くにいる相手をメリメリ削っていきます。溜まるダメージやACS負荷もGOOD。

 こいつとランセツで距離を詰めてくる相手にACS負荷を与えていくのですが、これだけだと同じ引き機や重量機体などにめっぽう弱いので、次のSOUPミサイルを積んでいます。

③ WS-5001 SOUP

 この機体の要です。一部の相手にはこれを当てられるかどうかで勝敗が決まってきます。

 一度ふわっと浮き上がってから、徐々に弾速を上げて相手に突っ込んでいくミサイルです。この性質が距離を離していく相手に対してめちゃくちゃ刺さります。引き軽2や軽4、タンクと戦うのに重宝します。

 また、距離を詰めてくる相手にも、自機の動きを工夫することで、効力を発揮することができます。弾速の速くなる後半部分は、QBを使わないと避けることはできません。

 単純にばら撒いて相手の動きを抑制するのもいいですが、相手がEN切れしそうなタイミングやミサイルが相手の画面外に来るタイミングに発射して、直接当てにいくのが主な使い方となります。
 相手の回避が困難な状況で撃つことで、さらなる強みを引き出すことができます。めーっちゃ重要。

④ PB-033M ASHMEAD

 パイルバンカーです。
 基本は左肩に忍ばせておくのですが、生当てを狙うときや、交差する直前にブレキャンで距離を離すときなど、相手をスタッガーさせていない状況でもちょくちょく使います。

 先ほどパイル搭載型引き機体は、ACS負荷が溜まれば相手がどう動いてもこちらに有利な状況を作ることができると述べましたが、それはパイルを外さない前提での話。パイルの当て方を理解して、絶対に当てられるようにしましょう。

フレーム

 後述するNGIブースターの重い燃費とVP-20Cの少ないEN容量でも十分動けるように、NACHTREIHERコアを使っています。次に、地上QBと跳躍性能を上げるために、同じNACHTREIHERの脚部、そして弱い姿勢安定性能を底上げするために、KASUAR頭を選んでいます。

 BASHOはもちろん近接攻撃適正を上げるため...でもあるんですが、NACHTREIHERのコアと足を使ってるくせにSOUPとかいう激重ミサイルを載せているので、この時点で積載とEN負荷がかなりカツカツになってしまっています。なのでその帳尻合わせにEN負荷と重量がめちゃくちゃ軽いBASHOを持ってきてる感じです。

内装

 回避性能がずば抜けているNGIブースターを採用しています。ALULAもいいんですが、一発一発のQBの質に重点を置きました。

 FCSはTALBOTを載せてます。この機体は攻めに転向することもあるので、中距離でも戦えつつ近距離補正も高いFCSを選んでます。WLTは負荷が重かった...

 ジェネレータは引き軽2のオトモのVP-20Cです。EN復元性能と復元時のENが優秀。
 パイルを使うためENを回復できるタイミングを多めに確保したいので、ENを使い切る必要のあるコラジェネは採用していません。

エキスパンション

 アサルトアーマーを積んでます。ごめんなさいこれは好みというか、僕がアサルトアーマーとパイルバンカーの組み合わせに慣れてるので、こっちを使ってます。

 主に近距離でパルスアーマーを展開しようとする相手にお仕置きするために使います。スタッガーしたらそのままパイルを当てに行きます。
 相手が距離を離してからパルスアーマーを展開するのなら、こちらも距離を離して引きを継続することができます。

 噛み合えば超強いんですけど、上手くいかなかった時はめちゃくちゃ弱い... ので、本当はパルスアーマーを載せたほうがよいと思います。

新機体のざっくり動き方

 最初に頑張ってAP有利を取って、あとは引きに徹します。
 相手のFCS負荷が溜まってきた頃に、パイルを当てに行くか引きを継続するかを考えて、行動を取ります。この繰り返しが基本の動きになります。

 AP有利を逆に取られてしまった場合、僕は遠距離で撃ち合う戦いがどうしても苦手なので、エツジンランセツを頼りに完全に攻めに転じます。このとき、SOUPミサイルが当たるように動くことを意識します。

おわりに

 以上!新しくなったパイル搭載型引き機体の紹介でした。
 僕は引き機体の練度が浅いのと、まだまだミスの数が多いので、なかなか昇格戦を突破できずにいます...

 この機体で完璧にしないといけないことって
・引き撃ちの動き
・近接武器持ち特有の攻め引きの判断
・パイルバンカーの精度
...なので、引き機体を今使い始めた自分にはかなりきつい道のりになると思います...

 次に記事を書くときはSランクに上がってからになると思います。その頃にはまた機体構成も変わってるかなぁ。

 とにかく、しばらくはこの機体で頑張っていこうと思います。限界が来たら上手い人に託したい...

 そう!もしこの機体に興味を持ってくれたなら是非意見をください!!Twitterでもこの記事のコメント欄でも大丈夫です。今全部手探りでやってる状態なので、他の人の意見も聞きたい...!

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