Azure Gold Lineが日本から消えた
かねてよりAzure Tobaccoの代理店であるTokyo Shishaが、国内においてブランド名をAzure Tobacco Gold LineからTokyo Shisha Gold Lineに変更して販売するようになった。今後、Tokyo Shishaが輸入し国内で販売されるAzureのフレーバーのパッケージからAzureのロゴは消え、Tokyo Shishaロゴのみがプリントされることとなる。
米国シーシャフレーバーメーカーAzure Tobaccoの日本の総代理店であるTokyo Shisha(https://www.tokyoshisha.com)が総代理店契約2周年を記念し、日本国内で販売する「Azure Tobacco Gold Line」を「Tokyo Shisha Gold Line」とブランド名を変更して販売することとなりました。
Tokyo Shishaは今回の変更について契約2周年を記念とし、めでたいことのようにプレスリリースを出しているが、個人的にはまったくもって歓迎できない。
私はこの変更を、代理店の認知を広げるためにAzureという看板をTokyo Shishaというブランドで上書きしたいだけと受け取った。
Azureというブランドのフレーバーを愛飲してきた私としては、Azureのもつブランド力が国内で低下していくことを非常に残念に思う。これからシーシャを親しむようになる消費者にAzureというブランドの存在は認知されなくなるかもしれない。少なくとも今までのようにはAzureというブランドは浸透しないだろう。(※玄人向けのダークリーフを使用したAzure Black Lineのほうは今まで通りAzureブランドとして販売されるのでまったく認知されなくなるということはないだろう。)
Azure TobaccoとTokyo Shishaの契約に基づく正当な変更ではあるものの、例えばAzure by Tokyo ShishaといったAzureの名称を残したAzureへのリスペクトが感じられるブランド名を選択することはできなかったのだろうか。
あなたが好きな他のブランドに置き換えて想像してみて欲しい。
メルセデス・ベンツの自動車をヤナセがヤナセオート称して販売するようになったら。(※現在はヤナセ以外にも代理店が存在する。)
ギブソンやフェンダー、リッケンバッカーのギターを山野楽器が山野ギターと称して販売するようになったら。(※山野楽器とギブソンの代理店契約はすでに終了している。)