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憩うということ。(便り#1)

ニューカレドニは、日本の南東約7,000km、
オーストラリアの東にあります。
南半球にあるため、季節は日本と逆です。
そう、年末年始は夏真っ只中!
そしてここはフランス領、
バカンスの季節でもあります。
子ども達の学校もクリスマス前の12月14日から
2ヶ月間のバカンスに突入。
我が家は、私も夫も在宅で仕事をしているので
子どもが休みで家にいても何とかなるのですが、
逆に、家族4人が2ヶ月間24時間を共にするという
カオス感漂う日々となります。
バカンスの期間には、
市などが運営するアクティビティも沢山あり
手頃な値段で参加できるので、
2週間ほどウィンドサーフィンに挑戦。
1週間は家族旅行、あとは何とかなるはず・・・

なんて、バカンスにストレスを感じていたら
ふと11歳の息子が一言。
「一生懸命働いたんだから、リラックスさせてよ」
(フランス語では何かに取り組むことをTravail(働く)という言い方をします)
確かに・・・バカンスとは、

フランス人にとっては「人間が元気に生きていくため必要なもの」となっている

Wikipedia

憩うこと(体や心をゆっくり休めること)は、
健康な体、豊な心をつくるために必要なもの。
肥沃な土地をつくるには、
土壌を休ませるのが必要なように。
バカンスの本質を知った気がします。

リラックスとは思いっきりキックボードをすることだそう

力を抜くということ

なぜでしょう、
何かをしていなければならない気がするのは。
常に生産していなければいけないような、
自分だけ休んではいけないような、
そんな呪縛。
ここ、ニューカレドニアにいると
そんな呪縛から解放される自分に気がつきます。
広い海を見ていると、そんなことはどうでも良いことだと
思えるし、そもそも皆そんなこと気にしていない。
結局、他人との比較や、自分の属する社会の中で
人にどう思われるかということで
自分の脳が作り出すマインドセット。
重要なのは、自分を軸とすること、
他人の軸を尊重すること。
余計な力を抜いて、体も心もしなやかに。

皆さんもこの年末年始
余計な力を抜いて、
自分軸で憩いの時間が持てますように。

なにもかも いろんな事を
お日様のせいにして
僕はボーッとしてる

休日 by THE BLUE HEARTS

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