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なんで信濃町が好きなのか。


わたしは、地元信濃町が大好きです。
なんでなんだろ。
それを深掘りしたくて書いてみました。

まず前提として、私の生まれは信濃町ではありません。兵庫です。
そして高校から家出てるので実質信濃町にいたのは9年くらい。
意外といなかった笑
当時は地元に対する思い入れはなかったです。
夏に顔周りに集まってくる蚊でもない丸い虫が本当にうざすぎて、その記憶しかないです。
当たり前の世界って感じでした。

高校入学と同時に寮生活が始まってから、信濃町への気持ちが変わった気がします。
まずうちの家は木が多すぎてテレビがつかないんだけど、その話すると必ず良い反応をいただくから有難くそのネタを喋りまくって田舎ブランディング?に忙しくしてました。なんだそれ。
そして長期休みに友達が遊びに来てくれたことが何回かあって、喜んでる皆を見てるうちに「もしかして地元って良いところなんじゃない?」との考えに至りました。
そしてありがたい事に、計5人の友達がはるばる足を運んでくれました。
中にはリピートしてくれた子もいて、それがほんっとに嬉しかった!
だって正直めんどくささもあるだろうに。
それを凌駕する何かがここにあるのかな?と思った高校時代。
今でも遊びに来てくれる子もいて、なんと嬉しいことでしょうか。

大学に入ると、今度はまず男友達2人が来ました。
長野から黒姫までの電車でも「木がいっぱいだー!!」と喜んでくれてたみたいで、終始楽しんでくれて田んぼでドジョウ捕まえて食してお腹壊してました。
色んな角度から楽しんでくれるのがとにかく嬉しくて、それが自分の楽しいにも繋がっていった気がします。
そしてなんと2回もリピートしてくれて。
そのうち1回なんてわたし不在でした。
意味わかんない最高ありがとう。
またいつでも来てよね!(読んでることを願う)

女友達もたくさん来てくれて、父ちゃんの張り切りご飯に感動してくれたり、湖でサップしてカヌーして冬には露天風呂で雪だるま作ったり。
部活の先輩が歌合宿として来てくれたりもして、需要は色々あるんだなと感動🥺
そんな感じで様々な目的で信濃町に来てくれて、勝手にわたしは鼻高々になってました。

そんでここには何があるんだろ?って考てみました。
自然豊かで水と野菜が美味しくて空気が綺麗で湖まである。これは間違いない。
でもでも、ここにはなんにもないも“ある”んじゃない?って思ったんです。
人には余白が必要で、その余白をここでは肌で感じられるんじゃあないだろうか。
「ここでは時間がゆっくりに感じるね〜」って何人か言っていたけれど、ほんとそんな気がする。
毎日慌ただしくバタバタ生きてる皆には信濃町の摂取が必要なんだと思う。
これは外から来てくれた人を観察しての感想。

自分自身を振り返ってのもうひとつは、人だなと思います。
家を出てた高校大学時代、地元に帰るとまずは家族があったかく迎えてくれて、美味しいご飯を食べさせてくれました。
そしてそんな風に歓迎してくれる居場所が家族以外にもあることがすっごく大きいと思ってます。
家族には言いたくないことを相談に乗ってもらったり、面白い話聞いてあーだこーだ言い合ったり、その家でしか味わえないご馳走食べさせてもらったり。
友達が開催するフェスを手伝ったりお店に遊びに行ったり。
愛情と刺激とアイデアをくれる人が周りにたくさんいてくれてるからだなって思いました。
地元に帰ってくるたびに、「うわぁめちゃ面白そうなことしてるじゃんわたしも混ざりたい!やりたい!」ってメラメラしちゃう感じ。
何をするにも1人じゃ限界あるからね。
結局は人ですよ(誰かからの受け売り)

まあだから私は信濃町が好きなのかな、と今は思ってます。
この考えはきっと今後変わることもあるだろうからその都度更新していきたいな。

皆様いつでもいらしてくださいね。

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