#171 何か見た

 こんばんは。暖かくなってきた。なってきたのはいいんですけど、寒暖差が激しいっすね。ちょっと前まで朝方「寒い…」と身震いしながら已む無く起きていたのがまるで嘘だったような感覚です。

 あしたから4月。新年度ですね。色々と目まぐるしかった2024年も25%にそろそろ到達しそうな季節。こういう状況でも、このブログ(?)は相変わらずです。でも『FOAMSTARS』の記事は当初の予告通りに出したから。偉い私。

 開発元のトイロジック様に目を付けられました。恐悦至極。
 ハマってると書いた手前、恐悦至極っつーかマジで恐縮なんですが、今はかくいう私も星の危機を救っている真っ最中。もう1ヶ月経つわけなんですが、今ようやくゴンガガ辺りっすよ。レポート埋めの真っ最中。
 いやー終わらない。ハワイから抜け出して手早く戻って来るつもりが終われそうにもない。程よい探索要素のボリュームが絶妙なこともあって、ついつい寄り道してしまう。『FF15』でも道草喰い放題だった人間なので。プレイ時間はまだ45時間なんだけど、この様子だと余裕で『FF16』のクリア時間を大幅に超える。流石に『FF15』みたく100時間超えするつもりはないけれど、この先どうなるか。エーンやりたいゲームいっぱいあるのに。

 『FOAMSTARS』の一番のミステイクは面白い上に時間喰い虫のゲームが勢揃いしてる中突っ込んできたこと、これに尽きます。バッティングしちゃってんのよ。楽しいゲームであることに違いない。それゆえに遊びたいって意欲はガンガンあるけど、他のゲームにも集中したいし、それとは別にやることもあるしで可処分時間の奪い合いが止まらない。エーンエーン。

 ま、今月分この記事で書こうと思ってるのは『FOAMSTARS』ではないし、『塊魂』のサウンドトラックが配信されて毎日聴いてるって話でもない

 何か今月、Twitter辺りでにわかに騒がれていたトピックについて、自分なりの生産的でも建設的でもない、他愛のないことを書き留めておこうかってだけですね。それなりにセンシティブな話題だとは思うけどね。元が何なのかってのははまぁ、察してほしい。
 でもこうして、何か書いておくことで後々「こういうことあったね」って見返した時に思い出せるようにするのが「うわそら」の意義だと思ってるので。何かすんげー思い違いしてるようであればコメントください。自分なりにではあるとは分かっていますが、真摯に受け止めたいと思います。




 タンって50人前も頼んだら流石に飽きると思うんすよ

 個人的に食べ放題とか飲み放題って、そこまで魅かれないシステム。友人とか会社付き合いで設定されることがあるので、別に嫌いではないんですけれどね。周りに合わせてるってだけで、自分自身で積極的には選ばないってだけで。

 限りある時間の中で元を取ろうという、そういうフードファイト的要素を楽しむ人もいるんでしょう。私も食べ放題という概念に触れた当初は、そんな意識で注文していたことはあります。流石にタン50人前も頼みはしないけどね。
 でも、ちょっと空しくなった。折角の…普段そこまで近い距離でそれなりの時間を過ごさない皆と同じ空間にいるってーのに、やることが食べて飲んで元を取るっていう方に意識が向くのは。

 それだったら、自分のペースで頼んで、飲み食いしながら駄弁る時間を過ごす、その方が余程有意義なんじゃないかなって思うようになりまして。食べ放題・飲み放題で取り扱ってるモノがそれほどでもないっていう経験則もあるにはありますが、そう気付いてからはもう殆ど「○○放題」形式で頼もうってことは無くなったな。
 せいぜい普通のコース。予算を伝えといてそこでお任せで出してくれるタイプのね。勘で選ぶのも悪くはないけれど、やっぱ大将におまかせしてもらうのが間違いないしね。


 今月、まあちょっと先月にお金をいつも以上に使ったこともあって、割と節制月間だったんですけれども、4月はまたなんか新しいお店を開拓できるといいな。タンだけじゃなくて、どうやら詰まらない嘘も盛った震源地に影響されたわけではないですが、焼肉食べたくなってきたな。
 でもまあ、独り焼肉は何度か苦戦を強いられているんで…1/2人前とか欲しいっすね。色んなものが食べたい。けど皿1枚あたりの分量がそれを許さない。誰かと行けば…でもそう都合よく予定が合うわけでもない。どういう口かというのはかなり気まぐれなもんで。難しい性分です。



 こないだ映画観ました。1ヶ月も前の話ですけどね。『起動戦士ガンダムSEED FREEDOM』観てきましたわ。当時リアルタイムでは全く見ておらず。後々になって追っかけた人間です。
 色んな意味で面白かった。『ゲゲゲの謎』と同じく、タイトル逆じゃない? 『FREEDOM 機動戦士ガンダムSEED』じゃなくて?? いっそ『FREEDOM』だけでも成立するんじゃね??? とか思ったけれど、色々ぶん投げた代償として、心置きなく爽快感とエンタテイメントに振った作品で楽しめましたね。ルルーシュだってあんぐらい思考を巡らせていたというのに…。

 結果、これまでにない大ヒットになったわけですが、続編は…いらない、というか作れないんじゃないかなぁ。せいぜい前日譚ぐらいでは? 別に18年置いたから作れた話って程ではないとが、18年置いただけの変化というものは──如何にこのシリーズに肯定的でも否定的な立場であったとしても、感じ取れるとは思うので。『FREEDOM』だけでも成立するじゃん、と言ったのはそういう意味合いもあって。

 で、ちょーど仕事がオフの日に映画を観に行くことができまして。席もいいところを確保して、すごく観やすいところで楽しい2時間を過ごせました。
 「ありがたい」というのはこういうことですよね。漢字にして「有難い」、よくできていると思います。「有る」ことが「難い」、いつでも当たり前のようにしてある状況ではない、そういうことを無意識下でも理解しているからこそ出せる言葉であって。


 この3ヶ月間で、色んなものを目の当たりにしてきました。これからも当然続いていくものだと思っていたことが、日を跨いで、あるいは突然にして終わってしまうこと。止まってしまうこと。無くなってしまうこと。1月の出来事でもあるし、2月や3月の出来事でもある。何か特定の事柄だけを指しているわけじゃない。

 私もね。明日どうなるかなんて分からないわけですね。特に外出する予定は…あるとしても買い物ぐらいなんですけれども、出た途端に、それが例えば軽トラに撥ねられるとか。それで半身不随になったりするとか。何かを茶化すつもりは毛頭なくって、事故でも事件でも、どんな形かはともかく誰にでも起こり得るもの。

 そういう不確かな世界に生きていて、それもたった独りで生きているわけじゃないのだから、「ありがたい」って気持ちはどんなになっても、どれだけ時が経っていても忘れないでいたいなと思います。少なからず誰かに「迷惑」を掛けながら人生を送る中で、「迷惑」だと思わないで接してくれる人がいる。尽くしてくれる人がいる。親しい家族や友人らというのは、そんな存在なんでしょう。

 そのことを当たり前だと思って振る舞っていれば、自分なんか多分今こうやって立っていられないだろうなって確信はあります。別に親しくもなんともない赤の他人相手なら猶更。スーパーとかコンビニで、レジ打ちの人には必ず挨拶してますよ。伝わってるかどうかはわからんけれど。声はともかく会釈だけでも通じてるとは思いたい。


 今月も雑多な感じで終了。さて2024年度、月曜日からの憂鬱なスタートですね。月曜日じゃなければいいのかと訊かれると返す言葉も濁る。まぁとにかく頑張っていきましょう。それぞれの無理のない範疇で。

 おしまい。