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#095 晴れた日のおでかけ ふたたび(上)

 昨年もこの時期辺りに投稿していた紀行シリーズ。続きはしばらく未定としていましたが、無事続きました。よかった。ホントは9月に投稿する予定だったんだけれど。
 よく晴れた日としては「ふたたび」ですが、シリーズとしては3本目なので「みたび」の方が正確かもしれません。2旅(ふたたび)、3旅(みたび)?

 で、今回はどこか。私行って参りました、

 黒部峡谷。

 前回の『それほど晴れてもない日のおでかけ』では日本三大渓谷のひとつ、新潟県十日町市の清津峡(きよつきょう)におでかけしていました。
 そのお隣である富山県に位置する黒部峡谷もまた、日本三大渓谷のひとつに挙げられているのです(別にそれを意識して行き先を決めたつもりはない)。お目当ては何といってもトロッコ電車。ガタンゴトンと揺られながら絶景を眺める…いいですねぇ。

 ということで、写真成分増し増しでお届けします。今回は全てフランチェスカ(XPERIA XZ3)で撮影していますが、まぁ例によって技術の方は期待しないでお楽しみくださいませ。

 それではスタート。

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 朝早く出掛けて、黒部峡谷鉄道の宇奈月(うなづき)駅に到着。ここがトロッコ電車のスタート地点です。
 宇奈月~欅平(けやきだいら)間の20kmを、1時間20分かけて走ります。運賃は大人1人で1,980円。利用可能な時間であれば、ここに料金をプラスしてリラックス客車・特別客車に乗ることもできます。

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 切符を購入して、少し時間があるので、ちょっと散策。宇奈月と言えば温泉がひとえに有名ですね。
 宇奈月温泉駅(富山地方鉄道)の方へ向かう途中には足湯コーナーが。

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 宇奈月温泉駅には噴水があります。勿論(?)温泉を使っているので温かいですよ。

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 さて、そろそろ出発の時間になったのでトロッコ電車に乗りましょう。今回は特別追加料金は払っていないので普通客車に乗車。
 オープンなので開放感があります。隣のホームにも留まっていたのでパシャリと、客車はこんな感じ。

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 乗っていると係員のおばちゃんが写真を撮ってくれます。後で写真を購入することもできますが、1枚1,300円。…まぁ、旅の思い出に買うのもいいかもね。買わんかったが。

 いよいよ出発。富山県出身の女優である室井滋さんによるナレーションが入ります。スピードがつくと、風が入ってきて気持ちいい。涼しくて何よりです。ただ、季節的には秋なので、長袖の羽織るものを1枚着ることをお勧めしておきます。
 トロッコは秘境に向かって進んでいきます。結構ガタンゴトン言うので、この状態でトンネルに入ると割とやかましい。随所で室井さんが各スポットを紹介してくれるのですが、他の音でかき消されて聞こえないことも。

 何はともあれ、アトラクション気分で楽しい。それでは写真をバシャバシャと撮っていきましょう。行きと帰りで撮った写真が混在しているのは気にしない。


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 結構ファイルが大きくなっちゃって、圧縮しないとアップロードできない画像が多いです。

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 黒部川の水面は本当に綺麗だった(語彙力消失)。しっかり見たい人は行きは右側、帰りは左側に座ること。

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 チェスの駒(ルーク)みたいなフォルムの新柳河原発電所。湖上に浮かぶ城をイメージしたので西洋風なんだとか。

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 赤頭巾を被っているのは仏石。仏様のような形なので仏石。そのまんま。

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 ちょっと細くて視にくいですが、写真中央に川を跨いで掛かっている吊り橋がありますね。これは猿専用の吊り橋で、運がいいと橋を渡っている猿を観ることができます。私は行き帰り共に見れなかった。残念。

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 黒薙(くろなぎ)駅に到着。ここには電車でしか行くことのできない黒薙温泉があります。降りて徒歩20分。そういや、結局どこにも温泉入らなかったんだよねぇ。チャンスはいくらでもあったのに。

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 先には線路の切り替えポイントが。この先は二見取水堰堤へと続く関西電力黒部専用鉄道の黒薙支線です。

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 黒部川水系では一番新しい、出し平ダム。ちなみに黒薙駅の次は鐘釣(かねつり)駅に停まりますが、ここでは珍しい(らしい)スイッチバックを体験することができます。

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 この日は天気が良かった。写真撮影も捗ります。あとは技術の向上っすね…。

 で、なんやかんやで終点の欅平駅に到着。

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 トロッコを引っ張る電気機関車。もうちょっと引き寄せてから撮りたかったと思うよね。

 お休みの日に行ってきたので、行きはともかく帰りの電車はどこもパンパンになってて。さすが人気のある観光スポットだなぁ。
 欅平駅からの光景を1枚。気持ちいい空間です。

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 さて、ここからは自分の足でより奥へと進んでいきます。スクロールバーも小さくなったので、続きは後半で。戦利品の紹介もあるよ。