#168 総括2023
さてさて、これを書き始めた時点で残り20分切ってます。簡単に済ませましょうか。
皆さんにとっての今年1年はどのようなものだったでしょうか。
私はですね。ある意味では、これまで以上に「なんともない1年」だったなと思うんですよ。漢字1文字にするなら「無」としてもいいぐらい。「税」はあんましピンと来てないんだよな…いやアレって投票で多いのが選ばれてるらしいんだけども。
勿論何にも無かった1年ではありませんでした。出逢いあり、別れあり。
でもそういう、良くも悪くも当たり前のことを享受しているのだと淡々と受け止めることのできた年、という意味合いで「なんともない1年」だとしています。
先程の「とはずがたりの夜」では書いてなかったのですが、観に行ったのがもう1本ありまして。今年「よもやま」の方で記事にした『青春ブタ野郎』シリーズの、今年2本目の映画作品『ランドセルガールの夢を見ない』。事案じゃないです。趣味でもないよ。多分。
高校生編完結、ということで主人公である咲太と、このシリーズの特徴である「思春期症候群」をきっかけに離れ離れになっていた家族が、再び一つになっていくまでの過程が咲太の視点から描かれています。
鑑賞していて思ったことはですね。生きていくことは本当に大変で、それでもこの世界でなければ窺い知ることのできないものを知っていくために頑張っているんだろうなってことです。
「生きていればいいことがある」というのは「いいことがあるから生きている」こととイコールでは結びつかない。同時に「いいことがないから、悪いことばっかりだから生きるのをやめる」ということとも直接的には結びつかない。
思いがけないことの連続なんですよね。それはいいことも悪いこともどちらもある。できれば悪いことは起こらず、いいことが続いてほしいとは願うけれど、何がどうなるか分からなくても、その先を知りたいと思うから明日も生きようって思える。2024年を迎えたいと思える。
ま、この作品見て一番思うことは「お前も歌えよ石川プロ」なんですけどね。先程までのいいこと言ってるようで中身のない内容が台無しです。それでも大学生編のアニメ化はめでたい。ここまで息の長いシリーズになるとは思いもしませんでしたね。
こんな具合で、来年は良い方向での思いがけないことにたくさん出逢えるといいなと思います。主に「うわそら」のネタに使える方向で。こんな年の暮れのごり押しに頼らずに。
まぁ短めですが、2023年はこんな具合で。
今年もありがとうございました。