#024 餅焼きやきもき
改めまして、
明けましておめでとうございます。
2018年もよろしくお願いします。
さて、何を話しましょうかね。新年1発目は。他愛もない話しかできないけれど、とりあえずこの時期にふさわしいものにしなくては。
うーん。じゃあ焼き餅の話でも。じゃあってなんだよ。
皆さんはどのように餅を焼いていますかね、と訊くと大抵はオーブントースターで焼いている、という方が多いのではなかろうか。
実際私もオーブントースター使っているしね。
今は亡き三洋電機製のオーブントースター。かれこれ10年は使っているね。写真のはSK-WA1で、本当はもうちょい出力が調整できるSK-WA2だけれど、以前使っていたものよりも庫内が広かった。パンを2枚入れてももうちょい余裕あるぐらいだからとてもいい商品。餅ならもっと焼けちゃうね。
なんだけれどさ、以前と大きく違う機能があって。今回はそこに主眼当てるのだけれど、
サーモスタット要らなくね?
いや、付ける理由は分かるよ。 1000W以上の高出力が出せるようになっているからあっという間に焼けちゃって焦げるどころか火まで付きかねないということで、熱を感知して途中で加熱を止めているというのは。
でも餅を焼くとき…に関わらず、比較的調理時間を長く要するものを焼くときにこのサーモスタットは非常に邪魔でしかない。
当然ながら普通の調理においても、加熱と余熱は別物であって。餅焼いたときにビックリした、なんで15分もかかるんだって。途中2回電熱線が付いたり消えたりしていて、無駄に時間を費やしているようにしか見えない。サーモスタットが一度機能すると解除されるまでにけっこう時間かかるからなぁ…ただ焼いた餅があまり熱を通しにくいだけだったかもしれんけどね。
これに対処する方法は一つある。
①サーモスタット機能が作動して電熱線が消えたらカバーを開ける。
②電熱線に向けて口で息を吹き、電熱線が再び付くまでこれを続ける。
なんとまぁ。こちら側がこれだけやらなければいけない必要はあるんですか。
もっとも、トースター以外にも方法はいくらかある。グリルを使うとか。ただこのやり方だと構造上、餅が今どうなっているのかガラス越しで見ても分かりづらく、これこそいつの間にか焦げちゃっていたりする。速いんだけれどね。
どうもサーモスタット機能が付いていないオーブントースターはもう生産されていないらしい。安全上仕方ないんだけどね。どうせ時間がかかるというのなら、私はこの方法をおすすめしたい。
火鉢。写真のは静岡県の古民家に置かれてる、やつなのかな。適当にgoogleから引っ張り出したからよく分からんけれど。
<画像元:http://www.kominka-shimizu.com/blog/3152.html>
七輪じゃないよ。火鉢だよ。ミニ囲炉裏…と言っていいのか。木炭に火をつけてじっくりと暖める、まぁストーブみたいなもんですね。
この火鉢の上に網を置いて、餅を幾つか置く。勿論火力は弱火の弱火なので、オーブントースターの比じゃない程焼けるまで時間はかかる。けれども火鉢のおかげで暖まりつつ、餅がぷぅと膨らむのを待っていられるのである。
問題は、あまりにも居心地がいいので途中で倒れやすいということである。
木炭を燃やしているので、そこから出てくるのは一酸化炭素。部屋を暖めるために大抵は部屋を密閉しているので、COが立ち込めるのだ。そのうち段々と頭がぼうっとしてきて、ちょっと苦しいかなと思って部屋から出てきてみると足に力が入らずがくっと床に倒れてしまう。
私もなった。いやぁ本当に力入らなくなるんだなぁって。皆さんも気を付けようね。
あーあ、新年休みももう終わり。外寒いからなぁ、あんま出たくないんだけれどなぁ。
ぐちぐちと文句を垂れながらも、まだ残っている餅を食べて今年もスタート。そうそう、焦り過ぎて「行き(息)詰まらない」ようにこの1年は心がけるようにしたい。