#149 IT'S NOT UNUSUAL
ここ最近は大変なこと続きですね。
毎回毎回、年の瀬に「来年は良いことあるといいなぁ」とか「来年から右肩上がりになっていけば」とか、希望を込めてはいるのですが、蓋を開けてみればこの顛末、もうそろそろ逆神様と呼ばれてしまいそうです。
で、そういう気分が落ち込むニュースが流れるたびに「いつも通りでいよう」という呼びかけが流れてくるのが常ではありますが、難しい話です。確かにこんなことで屈してはいけないし、「いつも通り」であり続けることが最大の反抗…なのかもしれませんけどね。一方で目を向けなくてはならないものが、見えているのであり。スパーっと切り分けられるほど、簡単なことじゃあないのだ。
それでも、どうこうしたって時間もとい人生は流れていくものですから。どうにかして気分を転換するといたしましょう。まーた暑くなってきた本日、Surface君がオーバーヒートを起こさないようにエアコンを掛けているので、この機会にnoteも更新します。
本マガジンで「よくあることサ」となる話題と言えば"食べ物"ですね。困った時の食い物頼り、いたって平和なもんです。
寿司屋でビール…?
先月のおとり広告からまーたしでかしたスシローくんのフライング広告事件。の話題で、真っ先に出た感想が上の見出しです。
食の好みは人それぞれ、ケチを付けるのは野暮だというのは大前提なんですけれど、「寿司でビール呑むの? 刺身だって合わせないのに…」という気持ちはどーしても抑えきれない。
刺身とビールは合わないと思うし、酢飯とビールにベストマッチのイメージは無い。とすれば、マイナス×マイナスの寿司だったらプラスに転じる…なんてこともない、と思ってしまったのでした。
いやね、寿司だけじゃないからね。豊富なサイドメニューの品揃え、むしろサイドメニューこそがメインだと主張する人もいる回転ずし屋。私だって初めての牛丼チェーン店で食したのはカレーですもの。
揚げ物とかだったらビール、よーく分かります。それでも寿司屋来たら日本酒とかハイボールじゃねぇの、ってやっぱり思う。ハイボールだったらジャンキーなヤツにもピッタリだし。
そんな個々人の嗜好はさておき、ここ最近の不祥事コンボで流石にスシローも体制を見直すんじゃあないかとは思います。
「最初っから開始日書いとけばいいじゃん」ということであっても、開始時期前から張り出して結果的にリアル「それ明日からなんですよ」状況を作り出した件のフライング広告にしても、いざ始まってみたら開店して間もなくして(また)完売騒ぎだの、各店舗に委ねているテリトリーがデカすぎるきらいがあります。ろくすっぽ連携が取れていないクセには。
反面、今回の件で懲りなかったとしても客が入って来るのがスシローのような大手チェーン店…なんだろなと。
だってビールだもの。私のように寿司屋でビールを頼まない、そもそも酒を呑まない、もっと言えばドリンク系には手を出さずにお茶で済ませる客はごまんといるから、そういう人たち相手だけでもやっていけるんでしょう。あるいはビールが完売したとしても「タイミングが悪かったか、仕方ない」で流せる人もいる。こないだの寿司完売であっても同じ具合で。
ギャンつく野郎は少数か、そもそもスシローのユーザーですらない外野共か…ま、その内ほとぼりも冷めて話題にしなくなるわな、と踏んで今の体たらくがずっと続いたとしても、それはそれで興味深いです。どこまで消費者をバカにできるんだろうっていう悪趣味な方向で。
と、首を突っ込んでみましたが、個人的にはぶっちゃけどっちに転んでも割とどうでもいい。スシロー、少し前に知り合いと使ったことはありますが、選んだ理由は「(集合場所から)近かった」だけなので。
でもその近さが強い支持の理由のひとつではあるんだろうなぁ。だから通常運転でCMもバンバン打てるんだろうなぁ。
どうせならそのツラの厚さを寿司ネタにも反映していただきたい。変わりネタやサイドメニューに興味がない身としては、同じ100円寿司でもはま寿司とかに行った方が満足度が高くってよ。
あ、誰かと行った時には、たまーにその場のノリで〆のうどんを頼んだりすることはある。そして微妙な後味を残して店舗から去る。それもまた一興です。寿司のテーマパーク、品質は回らない寿司屋に到底及ばないと分かっていても、せめてそこにいる間ぐらい楽しめるようにはあって欲しいものです。
料理に果物を使おう
折角購入したのに何を作ろうか考えあぐねて放置気味になっていた我が拠点の圧力鍋ですが、こないだようやっと作るモノを決めて決行しました。
そうして出来上がったものが、
スペアリブです。別に安く売っていたからとかではない。ただ食べたかったので作った、それだけの理由です。でも豚肉ですからね。夏バテ対策にはピッタリの食材です。
で、今回作るにあたってパイナップルジュースを使用しています。といってもスペアリブのパイナップルジュース煮は極めてスタンダード。今回は圧力鍋に付いてきたレシピ本を参考に「バーベキュー煮」なるものを作ったのですが、そこで指示されていたりんご酢の代わりにパイナップルジュースを…。本当はこういうことはしちゃダメですよ。基本がなってないのに応用をしたがる、メシマズ人間のチャートそのものですのでね。
先の話題であれこれほざいた口で言うのも何なんですが、私は酢豚パイナップルは全然許せる人間です。許せない派閥がいると知ったときは驚いた。
勿論マズかったら私とてキレ散らかします。結局は乗ってるパイナップルが美味しいかどうかだと思うんですよね。初期の記事「孤高のグルメ」で取り上げた、給食のみかんサラダに殺意を覚えたのは合う合わない以前のレベルだったからというのが大きくて。サラダに乗っかってなくてもこれは子供に食わせるものじゃねーだろという意味で。
でも本当に簡単にできた。下ごしらえはそれなりに時間を掛けてやったし、圧力鍋もやや加圧と減圧に時間が取られたものの、無水調理と煮込みで20分足らず。ホロホロでお肉が骨から難なく外れるぐらい柔らか~くなりました。スペアリブにも玉ねぎにもバーベキューソースの味がしみこんでいて、これはこれで。
パイナップルジュースメインで煮たい時にはどう設定すればいいんだろう。今度調べてまた作ってみよか。
枝豆に振り塩…?
ここに来て書こうとしたネタを思い出したので、書き留めておきたい。
そろそろ枝豆やだだちゃ豆が出回り始めてきて、バァーっと茹でて一杯お酒呑みたいな~という気分でいっぱいなのですが、どうしても許せないのが「振り塩しただけの枝豆」。居酒屋とかで出てくるやつ。
またしても食の好みに引っ掛かる内容で恐縮なのですが、どうやっても好きになれません。いや多分、うぶ毛が抜けてるつーことは塩もみは多少なりともしたのでしょうが、すごく塩をケチってるのだろうか、豆の方に塩味が全然行ってない。
そのための鞘に付いた塩分だとしても、もうね、そういうんじゃなくていいからと。鞘を食べるんじゃないんだからその塩分は豆に寄越せやと。ちゃんと塩もみせーや、あるいは茹でる際に塩をケチんなやと。
「味のしない豆と鞘から舐るようにして口の中に広がる塩気が合わさって美味しい」…私には分かりかねます。スパゲティを食べる際に、ソースの方で塩気があるからってただのお湯でパスタを湯がくか? と。
もっとも、塩もみ or 塩水茹でをした後に「もうちょい塩加減が欲しい」と、塩を掛けることはあります。でもあくまでもそういうアドであって、デフォにすなやと。唐揚げにレモンが掛かるのがギルティなのに、何故枝豆の振り塩には声が上がらないのかが不思議でなりません。なんだったら何らかの法整備してもらってもいいレベル。
やっぱちゃんと声を上げることって大事ですね。ということで、スシローくんは反省した方がいいと思います。あとはま寿司もそろそろ炭治郎アナウンスから変えていいと思う。
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そんなこんなで今回はこの辺で。久々にギリギリじゃないタイミングで更新出来たので、今月もう1本ぐらい上げられるかもな~という感じでまた別個の記事を書いております。
いやネタはあるんだよ。それを書き上げてnoteに上げるというアクションを起こせるかどうかの問題であって…。