#057 慣れない事は為るもんじゃないね

 こんにちはでございます。
 12月ですね。冷え性のボディには辛い季節です。

 ちょっと更新が止まっていたのですが、何を書こうかずーっと考えていましたね。今回のタイトル通り「いつもやってない絵日記形式で記事つくってみようか」と慣れないことをやろうかとも思っていたのですが、そんなことをしていたら延々と更新できそうにもなかったので、普通に書きます。

 短いですが、ちょっと前の失敗談でも。

****

 何か料理でもすっか、と毎度のごとくスーパーで材料と作るものを決めに行ったのですが、ここで魔が差したのか、アヒージョにしようという流れになりました。以前食べたことあるけど、どういう味だったけなという好奇心に負けたわけです。

 んでまぁ、定番の具材、エビのアヒージョにしました。そんでもって時短のために冷凍のものを使いました。結論から言うと、これが致命的なミスだったんですね。

 エビは火の通りも早いですし、手際の悪い私でも作り始めてから完成するまでにかかる時間はそんなに長くはないだろうと思っていたのですが。
 具材を入れて、煮込み始めてから5~10分経過した後もエビに火が通ってる感じが全くしない。

 アレ? エビって普通、火が通るとプリップリの色になるよね?
 何で白くならんの? 半透明なままなの? これ火が通ってるの??

 オリーブオイルが足らなかったのか、いやでも分量は問題ないはず。
 しっかり解凍しているから、その方向の問題もない…多分。

 一緒に入れたマッシュルームはいい感じに火が通ってるわけだから、エビにだけ火が通ってないわけがないだろうと、いったん火を止めてエビが入ってた袋の原材料名を確認。

 買う前にちゃんと見ておくべきでしたね。
 「pH調整剤」が入ってやんの。

 腐敗防止、及び保湿性保持のために使われる添加物です。これのおかげで「火は通ってるけれど半透明で妙にプリプリとしている」エビが出来るわけですね。
 成程、普通の殻付きとは違ってこうなるのが普通なのね。
 独り暮らしを始めてから全然エビを加熱して食していなかった(食べるにしても生で食べてた)ので、これは気づかなかった。

 つまり、十分火が通ってコレだから、もう完成していたということ。
 …したけれど、あんまり美味しそうに見えない。
 でも、折角作ったので食す。

 ……。

 見た目以上に口に合わない…。

 まー基本、油ですからね。プリプリ感が出るとさっき書いたのですが、実際はプリプリというかグジュグジュ感の強いエビ。そこに油ですから、くどいを通り越して普通に美味しくない。完全に失敗ですね。

 食べてから昔の記憶がフラッシュバックしました。
 実家のご飯が美味しくても、アヒージョはそんなに好きじゃなかったということを。つまりアヒージョを作ろうとした時点で(自分の場合は)失敗していたという、見事なオチがつきました。だめだこりゃ。
 エスニックは自分にとって当たり外れが激しいものだと実感しました。いや、今回の場合入れた具材が拙かったというのも敗因だとは思いますが。作りやすいんだけれどね。

 写真? 撮ってませんよ。物体Xを載せても仕方ないでしょう。

 やっぱり素材が良くないと美味しいものは作れませんね。もし懲りずにまた挑戦するのであれば、今度は時間を掛けて、普通の殻付きエビを処理して作りたいと思います。

****

 で、後日。気を取り直して別の料理を作りました。こっちは写真があります。

 普通にシチューですね。チキンクリームシチュー。

 思った以上にジャガイモが煮崩れして溶けました。うーん、やっぱり実家のじゃないと難しいのかな。でもここまで来ると、単純にシチューに合わない品種だったのかもしれません。
 それでも、普通に食べられるお味にはなりました。少なくともアヒージョっぽい何かよりはずっと美味しい。


 本当は11月中にこの記事を上げるつもりだったのが、あーだこーだしている内に12月に入って、今年もいよいよ残すところ20日。
 北の方は雪が積もっていますね。今いる拠点もここ数日で急激に冷えて、エアコンが欠かせなくなりました。気を抜くとすぐに室温が10℃以上下がるもんなー…。本当に環境が良いとは言えない。

 皆様もお体には気を付けてお過ごしくださいませ。
 久しぶりにシンプルな文章になったので、キリよく今回はこの辺で。