#129 Oneday02「選択肢のない選択肢」
「シャットダウンを選んだのにシャットダウン後に再起動する」というWindowsのトラブルは前々から他のユーザーの方で発生しているみたい(高速スタートアップの設定とかで解決したりしなかったりするらしい)ですが、今回は違います。
シャットダウンを選んだのに"再起動しています"という表示が出てきたんですよね。ちゃんと「更新してシャットダウン」を選択したにも拘わらず。今までこんな現象に遭遇したことはなかったと記憶していますが…ファームウェア更新特有のやつなんでしょうか。あるいはシャットダウンは再起動なのだと、いつの間にアメリカ語もといマイクロソフト語の定義が変わったのかもしれませんが。
この後どうなったかと言えば、結局(再起動を繰返した後に)シャットダウンしたっぽいです。「っぽいです」と書くのは、良く分からんまま更新完了したからなのです。
画面暗転後、"Surface"の字の下に現れるプログレスバー。更新プログラムを適用するために何度か再起動、その度にSurfaceの字が現れ、そして再び画面暗転。
……。
ん? これはシャットダウンされたの?
再起動なら、いつも通りであればSurfaceの文字が現れた後にいつものロック画面が現れるはずなのですが、今回は画面が真っ暗のまんま特に何もなし。
「更新途中にフリーズか何かした?」と思って電源ボタンを押したところ、再度Surfaceの文字が現れてそのままロック画面に移行。どうやら無事にファームウェア更新が完了してシャットダウンした模様。
この不親切さよ。
確かに、元々はシャットダウンを選択していたんだからお望み通りの流れではあるんだけれどさ。"再起動しています"って出したんなら再起動してくれよ。せめて"シャットダウンしています"とかの予告をしろよ。何かトラブルでも発生したかと思ったじゃないの。ユーザー側に余計な手間を取らせるなよ。
ラッキーなことに、これまでWindowsのアップデートでデータが吹っ飛んだりといった不具合に遭遇したことはなかったのですが、今回の一件で「あぁそうだ、これだからWindowsは油断ならないんだった」ということを思い知らされましたね。今回はSurfaceのファームウェア案件でしたが…同じマイクロソフトだし同カウントでいいよね。
まぁでも、ホントにSurface君はよく頑張っていると思うよ。最近はバッテリーにまだ余裕があると思いきや、何の予兆をも見せることなくブツッと切れたりするけれど、先代のごとく妊娠しないだけ御の字です。本体に余計な負荷が掛かっていることには変わりないけどな!