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back number × BE:FIRST 沖縄対バンを最前列で見てきた

2024.11.30-12.01 back number anti sleeps tour 2024  @沖縄アリーナ

最高のライブでした!!!!!!!!!まさかの最前列でした!!!!!!!!!
沖縄ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!
──と、ひとことで言えば感想はこれに尽きるんですが
これの1億倍くらいの喜びと感謝を発信するにはどういう日本語を駆使すればいいんですかね………このレポ書くのに結局1週間くらいかかったのに何もまとまらない。

まえがきは飛ばしてもらっても問題ないです。


まえがき

そんなわけで、楽しみしていたバクナン様との対バン、12/1(日)の2日目のみ参戦してきました!
私はザストからのBESTYで、この約3年間ありがたいことにビーファと共にわりとたくさんライブやフェスに参加させてもらってます。
これまでのライブレポでも書いてきたように、お席は近い時もあれば遠い時もある。まあライブってそういうもんですよね。
2022年の初ロッキン蘇我の4列目がビーファでの過去最高、いつかは夢の最前列が自分にも回ってくる……そう信じて夢見ていたら、、、ついに自分の番がきたようです。
この度いつものライブ仲間のリンちゃんがついに最前列の超神席を引き当ててくれました! 全ては彼女のおかげです!!!ありがとう!!!!!
今年ロッキンひたちなかまで一緒に冒険した仲です、いつもありがとう!
(これを機にせっかくなのでお蔵入りしていたひたちなかのミニレポも同時公開しました)
よろしければ↓

で、
実は最前列自体はこれまで他界隈やBMSGソロアーティストではちょくちょくありまして、、、ありがたいことです。音楽って楽しいね!ライブハウスイエエエエエイ!(コアくんのNo Way BackのMVのすみっこにいたりします……ほぼわからんけど笑)
しかし最推しBE:FIRSTとなるとちょっと勝手がわからないというか一体どう受け止めればいいのかマジで直前まで分からず、開演直前まで緊張で胃が出そうで楽しみすぎて吐きそうでした。
しかも今回のお相手はあの大御所バンド・神曲しかないback number様。普通にたまにSpotifyで聴いてきた好きなバンドです。
最高が約束されたこの対戦カードでライブの最前列の民としてふさわしいやるべきこととは。
とにかくどっちもサイッコーに盛り上げるしかないじゃん!??
と、頭ぐるぐるしながら変なスイッチ入りました。

座席表にしぬ

本当に最前列だーーーまってまって😭

今回は会場内はいかなる場合も写真撮影NGのため、客席は撮ってません。
座席はすり鉢状で近いと聞いてたけれど、実際に足を踏み入れてすぐ本当に全体的にコンパクトに感じた。
スタンド席が2階に浮いてるのではなく、1階からの地続きになっている。
ぴあアリにKアリ並の傾斜をつけた感じ……いやいや立川をギュッと正方形にしてスタンド1階の柵をなくして階段状にしたくらいの近さでは?という錯覚すらある。

最前列からステージまでは2〜3mゆったりスペースにカメラのレールが敷かれて、メインカメラ1台が左右に動き回っていた。その他このエリアだけでもカメラ5台はある。
ステージの高さも2〜3mあるだろうか、例えばロッキンやサマソニの最前列に近い雰囲気でアーティストを見上げる感じ。薄暗いステージ上には斜めに交錯するトラス群が複雑に配置され、かっこいいオブジェのようだった。

さすがにステージまで50cmみたいなZepp最前列ほどの近さではないけれど、前に誰もいない席というのは自分が丸見えのようで妙に落ち着かない。ここで己の欲望にまかせて下品な醜態を晒すわけにはいかない。。。と逆に気が引き締まる思いがした。(※誰も見てないよ!)

ビーファのメンプロTシャツにanti sleeps tourのカッコいい黒いロゴタオルだけを装備し、これなら両陣営に失礼はないだろうか。とか。
ソウマナ推しのリンちゃんはその上からSMSのカーデを羽織っていた。
把握できる限り左右両隣は向こう5〜6人くらいはずらっとBESTYだった気がします。バクナンと兼任ですという言葉も何度かきいた。
謎に最前列がんばろうね(?)的な横の絆が自然と生まれていた。


BE:FIRST感想

セトリ
1. Mainstream
2. Masterplan
3. Milli-Billi
4. Brave Generation
5. Set Sail
6. Don't Wake Me Up
7. Grow Up
8. Boom Boom Back
(MC)
9. 瞬き(cover曲)
10. Great Mistakes
11. Bye-Good-Bye (TFTver.)
12. Blissful

まずBE:FIRSTが出てきた瞬間、感情のボルテージが一気にゼロから100以上に振り切れて最高に感動した。
全部よく見える!!こんなに近くで!!いいんですか!!!まってみんな発光してる!!無加工なのに!!!みんなめちゃくちゃキラキラして美しい…!!!!!!!!

いやまって、ライブ初めてとかじゃないよ私。この夏もたくさん夏フェスに行きました。ライブの彼らをたくさん見ました。
何度もたくさん見てきたはずなのに、こんなに近くで見られるお姿はやっぱり新鮮で感動するものなんだなあああああ。
近くで見るビーファくんは無加工なのに驚異の高画質でした。映画、動画、SNS、各種撮影、あらゆる媒体の彼らはいつも素敵だけれど、動く実物は何倍も秀でて美しくかっこよかった。

という一瞬の大歓喜も束の間、Mainstreamのイントロで静寂が広がっていく。
そこで一気に私は彼らの歌とラップとダンスに引き込まれた。
もはやスキルが日本最高峰に上手いなんてあたりまえ、今や研ぎ澄まされた精度と練度がすごい。

ソウタの髪を揺らすヒットはもちろん、他6人のヒットや指先の細かい動きまでもよく見えて。こんなとこでこーんなに細かいヒットをバコンとかましてたんですね!
自在に変わるフォーメーションの移動も軽やかで。
そう彼らのダンスの美しさって圧倒的迫力なのに決してドタバタしないところ。
静と動の微細なニュアンスの連続、そう質感……これが質感だ。

サビのリョウキの From the bottom to the top, We go zoom zoom zoomで横一列でステップを踏むところ、あれがずっと宙に浮いてるみたいに実に軽やかでふわっふわっっと音も出さずに7人ともステップが揃ってるのにめちゃくちゃびっくりしました。
まじで無重力でダンシングしてる。宇宙だった。
初期のMsはもっと力強くドッカンドッカンしてませんでしたっけ? 忘れてるだけ?
上からの照明に7人全員が発光してて、神々しかったです。ダンスチームのショーかなってくらい飽きさせない目が釘付けになる素晴らしいパフォーマンス。

あと、彼らって本当に楽しそうで、ダンス中も笑顔だったり真顔だったり意外なところでのメンバー同士のアイコンタクトがとても多い。
正直こんなに近いわけだから誰と誰がこんなわちゃわちゃしてたってレポしようと思ってた。でも無理です。どの曲もいろんなところでいろんな絡みが同時多発していて、とても覚えられる量ではない。それが自然な姿ってとてもよいことで!

そしてグルーヴ感バッチバチにブレずに歌う声…! 周知の事実だけど彼らは全員生歌がうまい。だけじゃない、声 量 が す ご い !!!
マイクのボリュームがでかいんじゃなくて、まじでビーファはライブでの声量の音圧がボイグルにしては破格のデカさで、かといってうるさいわけではなく7色の感情を乗せた美声。
自分が好きだから褒めてるわけじゃない、今の彼らはどこに出したって誰が聞いたってマジでやばいぞ。
よくぞこんなすごいグループが実在したなって感動を通り越して俯瞰で感じていた。

2024年、BE:FIRSTは大きな転機とともに明らかにフェーズが変わったと思う。
3月に初の東京ドーム&京セラドーム公演があり、Masterplanという難易度高い楽曲を披露。
7月のATEEZさんのOAとしてのLA公演。
夏のロッキンのレポにも書いたけど、LA帰りのビーファはすごく自信と実力が一段とパワーアップした感じがあった。本当に真のライブ強さをまとったというか。
その上で真夏に新しいBlissfullというフレンドリーな魅力の武器さえも生まれて。
そして11月にはデビュー3周年をお祝いしつつ2025ワールドツアーの発表。
これがもはやビッグマウスとは感じられず、ああこれから世界に出て行く人たちを今沖縄で見てるんだなあと、ライブに熱狂しながらも心のどこかでしみじみ感動して全曲を見届けた。

沖縄でのビーファは、ギラギラした夏フェスでの気合いとは少し違って、聴衆をしっかり巻き込むフレンドリーなバイブスを感じた。
例えば夏フェスでは笑顔を振りまくお手振りは封印して、一貫して輩のようなたくましさで会場を煽る。逆にワンマンでは時に甘く親密な笑顔をBESTYへ360°たくさん届けてくれたりもする。
沖縄はそのどちらでもない、その中間みたいだった。
彼らは会場を前から後ろまで隅々までじーーーっと聴衆をよく見ていた。本当にガチで見てる。
ファンサの話ですが、今回は正直全員と目が合いました。でも私だけじゃなく会場の人たちみんな7人と目が合ってたと思う。笑
ブレジェネSSDWMUでのハンズアップ、過去イチのコーレスができたような気がします。音楽を通しての一体感が泣きそうにしあわせで嬉しい。
なので、歌っていない時は誰かが通りすがるたび逆にこっちから確定ファンサをいっぱい送りました。7人全員へ。最推しレオくんにも。いつもありがとう。 
別に私という個体に構ってくれなくていい、でも彼らの音楽でこんなにノってアホみたいに楽しんだり泣いたりしてる音楽ファンの”リアルな熱狂の姿”を知ってほしい、とはめっちゃ思う。
君たちの音楽が大好きなんだーーーって伝わってるといいな。

先にBE:FIRSTのパートが終わってすぐポストした呟き
「終わりました…すっっっっごかった……放心……」
マジで私もリンちゃんも過去イチ全身全霊でノッたし盛り上げたし泣いたり笑ったり感情が忙しかった。そして素晴らしすぎるパーフォーマンスにただ放心するしかなかった。

Xでもポストしたんですが、DAY1で大きく話題となっていたビーファによる「瞬き」のカバー。
今日初めて見た私はレオくんの入りのMCからくらってすでにボロ泣きで。
そのMC(ざっくりうろ覚え)↓
「2年目のホールツアーでプライベートで依与吏さんと会うことがあって『(ツアーが)わからなくてこわい』と話したら『最初は誰だってこわいよ 最初からわかってたら困るよ』と言ってくれてあぁわからないことがあっていいんだと知った」
とだいたいこんな趣旨の話だったと思う。
MCを覚えられない私が号泣しながら聞いたレオくんの言葉はとにかく優しくて『わからないことがあってもいいんだ』ということだけを心に刻みました…

そんな想いをもつ彼もビーファもあぁ人間だなあと感じられるこの瞬間がやっぱり好きで刺さる。
なんとなく、バラードだからレオくんのしっとり優しい歌い出しなんだろうなとばかり思っていた。

そしたらレオくんよ、ステージ中央で両足をいつものようにでっかく開いて仁王立ち、両手でマイクを握って力一杯息を大きく吸って。
「しあわーーせーーとーーはーーーーー!」
アカペラで、まさかの目を閉じての大熱唱。英雄みたいでかっこよすぎた。
ただでさえ最近声量がやばすぎるレオくんの最大MAXで会場中に響き渡るでっかい歌声に、全身がビリビリしてブワッと涙が溢れた。もったいないことに途中から視界が滲んでなにも見えなくなって。それほどに、レオくんの壮絶な熱量に魂もってかれた……なんというか、人間の咆哮ってすごい。
その声が切なくもあり、でもどこか気持ちよさそうでもあり。バクナンさんへの思いと夢をまたひとつ叶えたレオくんの精一杯の敬意や愛情みたいなものを感じた。
そして歌い繋ぐ6人もまた、彼らなりの咀嚼で大切に歌っているのがめちゃくちゃ伝わってきて心が震えた。
しかもこの歌詞は「今のビーファ」にとても似合うしふさわしい。
聴けてよかったです。本当にありがとう。
この「瞬き」はずっと忘れない。

最近のライブを締めるBlissful、もう終わってしまう寂しさはわかっているけどそれよりもこの曲を聴ける喜びの方がいつも勝る!
もう本当に1日をやりきって楽しさ全開でわちゃわちゃと歌うビーファと、観客のoh-ohohoh-oh-のセッション。この曲は現時点でのBE:FIRSTと観客を繋ぐゴスペルのようなものだと私は勝手に思っています。
たぶん曲を知らなくてもみんな一緒に手を叩いて歌えば幸せになれる。バクナンファンの方もきっと楽しんでくれてるかな。
抱えきれないほどのありがとうの気持ちいっぱいに満たされて、幸せのうちに彼らは消えていった。


back number 感想

セトリ調べました多分これだと思う。

1. 高嶺の花子さん
2. 大不正解
3. アイラブユー
4. 光の街
5. HAPPY BIRTHDAY
6. 楽園の地図(新曲)
7. 水平線
8. 最深部
9. ロンリネス
10. 花束
11. ハッピーエンド
12. 新しい恋人達に
13. 怪盗
14. スーパースターになったら
15. バンド

数分間の暗転と転換ののち、ついにback numberがはじまる。
聞き覚えのあるイントロに最高潮で盛り上がりながらめちゃくちゃドキドキした。
Spotifyでは聴くけどライブは初めてです!

バクナンさんは入ってきた瞬間から笑顔ニッコニコで、依与吏さんも小島さんも栗原さんもサポメンの方々も全員がすごかった。
なんというか、バンドマンてそんなに笑う??ってほどめっちゃニコニコ笑顔で。高嶺の花子さんを歌う皆様が、BESTYを歓迎してくださってるようでとても嬉しかった。

あれ実際、高嶺の花子さんっていつもそんなに笑顔全開で歌う曲なんですかね?
もしいつもじゃないなら、こんなに嬉しいことはないです。

バクナンさんの曲はどれも、小説やドラマのように登場人物やシチュエーションが瞬時に思い浮かぶものが多い。
音源だと映像が見えてくるような聴き方をしてきたけど、生のバンドの迫力はやはり伝わり方が違う。
なにせ依与吏さんの歌い方が語り部でありつつ主人公の心情そのもので、とにかく盛り上がり曲でもしっとり曲でも心にダイレクトに沁みて酔いしれる。
そう、いい意味で酔った。

バクナンさんの曲で大好きなものはたくさんあって、超有名な水平線やノリのいい最深部怪盗が特に好きです。しかしなぜか今日は特にハッピーエンドがぶっ刺さりました。
「青いまま枯れてゆく あなたを好きなままで消えてゆく」
「大丈夫 大丈夫」
メロディラインが好きすぎてすっっっごいよかった。生で聴けたのが嬉しくて沁みて泣いた。

音源とは違うバクナンさんの生歌を初めてぶっ食らい、感動以上のなにかの状態になりました。
主人公が憑依して擦り切れるような声も、熱い魂の咆哮も共感でしかない。

曲の合間に時々はさむMCでは、大先輩がビーファのことたくさん褒めてくださった。
依与吏さんがビーファのライブの熱に当てられたのか、うんうんよくやったと言わんばかりにうなずきながら
「これが見せたかったBE:FIRSTです!」
と紹介してくださったのが心から嬉しかった。
このanti sleeps tour2024はバクナンさんが対バンを申し込んだ豪華16組のゲストアーティスト様がたで成り立っている。
その中のひとつに若いBE:FIRSTを選んで「見せたい」と思ってくださった、その懐の深さと思いがありがたすぎる。
もちろん呼ばれるに値する地道な努力をひたすら続けてきたBE:FIRSTもすごい。

依与吏さんのMCは1回ではなく数回に散りばめられ、そのたびにビーファの話もたくさんしてくれたと思います。
まるで若い世代の活躍を喜ぶかのような、音楽界での世代の継承というか。バクナンさんが対バンで各地を回っている意味なども含めて、なんかこう世代を超えて音楽で認め合うって素晴らしいことだなと大きな感動に包まれました。
バクナンさん、やってることがめちゃくちゃかっけー!
いいなあ、こんな渋い大人になりたいなぁ。

ライブの最後の方で、ビーファ全員がステージに呼ばれた。
昨日はレオくんが依与吏さんに大型犬のように2度抱きついたと話題になっていたけれど、2日目は全員お行儀良く順番に丁寧に先輩方とハグを交わしていた。
ツアーTを着た彼らはソウタから1人1人コメントを語ってくれたけど、その即興の感想がとても素敵で。1人のバクナンファンとして語ってくれたビーファの言葉は、観客みんなの心の代弁者だった。それです同じ気持ち〜!

あとおまけで、ラストのバクナンさんと並んでのMCでレオくんが『僕もヒロイン(を歌ったの)を日高さんに聞かせたことがあって…』と過去話をしてくれて皆がざわついたのを『あっこれ初出し情報です😂』と照れくさそうにバクナン大好きエピを披露してくれたの嬉しかった。レア情報ありがとう。

ライブのラストで、ステージ中央にどかーっと仰向けに倒れ込んだ依与吏さん。
いわゆるバンドマンやミュージシャンあるあるで、いつもそういうワイルドなスタイルなのかなーと微笑ましく見てました。
そしたら後から「あんなの初めて!」とone roomの方々がびっくりしてたことをTLで知り逆にびっくりした。
ビーファの熱に当てられてそこまで依与吏さんの熱情が振り切ったんだとしたら……そして会場全体の聴衆のボルテージもその後押しができたなら……こんなに光栄なことはない。音楽人生の大先輩に本気になってもらえたんだ。
こんなのめちゃくちゃ少年漫画だよ!!

back number様本当にありがとうございました!!
この対バンツアーもまもなく12月いっぱいでオーラスも近いけれど、最後まで大成功で完走されることをお祈りしています。
そして素晴らしいパフォーマンスでまたひとつ夢の景色を見せてくれたBE:FIRSTもありがとう!
こんなに貴重な機会をめぐり合わせてくれて、私の音楽人生幸せです。
沖縄ありがとう!!




追記
沖縄まで遠征に行こう!と思わせてくれたのは友達みんなのおかげです。いつもライブに行ってくれる仲間、約束してなくてもなぜか絶対会える現場友達、偶然何度も出会った湘南BESTYの仲間、出会ってくれたみなさんいつもありがとう!🫶

沖縄アリーナ
観光〜A&Wのバーガーも美味しかった
DAY1組!また行こうね

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