サマソニ2024〜マウンテンの締めくくりBE:FIRST
2024.8.18 SUMMER SONIC 2024 TOKYO DAY2 〜ZOZOマリンスタジアム/幕張メッセ
先日のロッキンに続き通算3回目のサマソニ東京へ行きました!
BE:FIRSTがマウンテンステージのトリを務める20:00からの夜のアクト。
去年はここはYOASOBIでした。約20000人が入るサマソニ屋内最大のステージをパンパンぎゅうぎゅうにしたYOASOBIさんを3曲ほど聞いて、やむなく早めに離脱した思い出。それでもすごい盛り上がりで楽しかった。
今年はここでどんな景色を見せてくれるのかとワクワクしながら早朝からイン。
なお猛暑対策のためシャトルバスとラウンジ利用がしたくて今回もプラチナチケットです。
なのでプラチナレポも兼ねます。
会場の様子
ビーファが新グッズをまた投入というので、プラチナ物販特典を利用すべく早起きしました。
8:00 グッズ整理券先着配布(LINEからの現地申込みで奇跡的に16番ゲット🤯)
8:40 グッズ購入
私は見送ったんですが、友達が買ってた新作の黒Tシャツは素材がエアリズムみたいにサラサラ軽量でした。めっちゃいいじゃん! これなら真夏でも黒が着れそう!
綿のゴワゴワじゃないって商品ページにちゃんと書いた方がきっと売れるんじゃないかな。
(夏フェスで黒Tってただでさえ熱中症対策で敬遠しがちだからね)
9:00 入場開始
……のはずなんだけどメッセ側はひたすら長蛇の列で並び続けて謎の待機。やっとゲートオープンしたのは、ゆうに9:30過ぎてからでした。
去年の入場のことでたぶん苦情が殺到したせいか(並んでる時周りから去年のひどさをずっと愚痴ってるのが各所から聞こえた)、今年は入口のリスバン対応はきちんと整然としていた。
それでも待機列は一般とプラチナが完全に一緒くたで、入場口の手前数10mあたりでやっと一般とプラチナレーンが分かれるのは意味がわからない。そもそも列の最後尾がどこかわからないという。
サマソニスタッフの列整理があまりに後手すぎて、周りの人はみんな文句言いつつ良案をたくさん言ってました。観客の経験値の方が役に立つ説。
サマソニさん去年よりがんばってるのはわかるから、たのむから列のさばき方はコミケとロッキンのスタッフとJRの駅員さんを見習ってくれ。
サマソニが改善されてる!
去年深刻な熱中症問題が出てしまったサマソニゆえに、今年はいろんなところが改善されててよかったです。
まずマリン側にテントつきの休憩所がすごいいっぱい増えてた! すてき!
今まではオシャレ優先なのか座って休む場所が壊滅的になかったのがサマソニがロッキンよりもしんどい理由でネックだったんですが、実用的なテーブルと椅子の数がめっちゃ増えててよかった。
プラチナラウンジも実用的なレイアウト変更により椅子と机が爆増してて、そもそもの入れない問題が解消されていた。冷房が効いてる中クールダウンして命が救われた……
オフィシャルバー(冷たい飲み物を買えるとこ)も増えて、大きくて目立ってた。
マリンスタジアム内が今年からスポドリ持ち込みOKになって、無駄な取り締まりもなかった◎
メッセは人多すぎてしぬ
しかし一方、メッセ側は午後のピーク時には通路が埋まって動けないほど人人人で溢れてて、飲食エリアでもそれ以外でも地べたに座らなければいけない人が多すぎた。
一体あの時間帯に何万人いたんだろう?
トイレも然り、どのトイレも全部長蛇の列です。メッセのプラチナ専用トイレはベビモン前に並んだけど45分くらいかかりました。ロッキンはトイレに並んでもすぐ行けるんだけどなあ…圧倒的に足りてない。
それほどに人が集まるところには集まるので、サマソニは屋内でも過酷です。
私はぶっちゃけ風と空と開放感のあるマリンスタジアム側が好きです……ごはんとトイレするならマリン側がおすすめ。
11:00 メインアクトスタート
マリンステージのWEST.から見ました。ほんとは余裕があったら「出れんのサマソニ」の方々とかもいつか見てみたいな! てかヘッドライナーのBMTHも見てみたかった!
以下タイテ貼っときます。
いろんなアクトについては後述しますが、先にBE:FIRSTレポから。
BE:FIRSTレポ
これまで過去に一般前方とプラチナ前方は経験したので、今回は試しにプラチナデッキから見てみることにしました。
ベビモン終わってプラチナデッキの2列目にいたら、最前列にいためっちゃ綺麗でカッコイイお姉さん2人組が「BE:FIRST(のファン)ですよね? 私たちTYLAが終わったら抜けるんでこの場所いいですよ」とおゆずりの声をかけてくれてびっくりした。「びっBE:FIRSTもTYLAも好きです……ッ!」と変な答え方をしちゃったけど、せっかくなのでありがたくご好意に甘えさせていただくことにした。
本当は「BE:FIRSTもめっちゃいいんでむしろソコで見てってください!」と言いたかったけど、この後の予定もあるだろうし黙ってました。あの時のTYLAファンのめっちゃ美人でカッコイイ系のお姉さんたち本当にありがとう! 譲り合うフェス文化だ〜〜〜。
そんなわけで、今回はせっかくチャンスをいただいたプラチナデッキ最前列からどセンで俯瞰して、客観的にビーファのライブ全景をみることに徹すると心に誓う。
いうなれば、ビーファを知らない人が眺める時の気持ちになって見てみようかと。
いわゆるアリーナ最前列の臨場感ある近さとは違う。
「この遠く離れた関係者席(違)のような場所へ今日の彼らは何を届けてくれるんだ?」
と腕組み仁王立ちで迎えた本日のラストライブの開幕。
結論からいうと、ありえないほどふわふわに包まれた多幸感と音楽への感謝で最高の感動をいただき、帰りの駅まで元気いっぱいドーパミン大放出で友達と「楽しかった!」「しあわせ!」「最高!」と言い合いながら全身が感動でぐるぐるしてました。
こないだのロッキンでも「感動した」とレポ書いたんですが、あれは野外ステージならではの風と太陽による夏の熱量の眩しさ。
対して今回のサマソニは、屋内で全観客を揺るがすパワーのボルテージと人波の揺れにとにかく感動しました。
2万人の一斉ハンズアップを背後の高台から見渡せる場所。腕が揺れるたびに人のエネルギーが1つの塊か生き物かのように、波のごとくうねるのは壮観でした……!
(ちな8/3のロッキンの感想はこちら↓)
セトリ
リハ BF is…
1.Mainstream
2.Masterplan
3.Milli-Billi
4.Brave Generation
5.Scream
6.Set Sail
7.Boom Boom Back
(イントロ止まって一旦中止、乾杯)
8.Spin!
9.Salvia
10.SOS (←東京のみ追加)
11.Grow Up
12.Softly
13.Don’t Wake Me Up
14.Shining One
(レオくんMC)
15.Great Mistake
16.Bye-Good-Bye
17.Blissful
70分で17曲、驚異のステージ。
細かいことは近くで見ていた方の感想がTLで大量に流れていたのでそちらをぜひ!
なんとなく残しておきたいことや印象だけをざっくり羅列します。
大前提として、歌やダンスがめちゃくちゃ上手い!!!パフォーマンスのクオリティが素晴らしく高い!!!!!わあああすごい!!!!!!上限知らずで成長し続けてる!!!!!なにこの人たち!!!!!というのが鉄板ですが。
●バンドリハ
バンドだけのリハの時、割とガチめに演ってた曲がなんだかとてもいい曲で!
これ誰の何だろう〜?と思っていたら、後になってHoobastankの曲だったことがバンドの方のXで判明。そして「届いただろうか」とエールじみた言葉も添えられてて。
つまり、ビーファの裏かぶりでこれからビーチステージに立つバンドHoobastankへのリスペクトってことですよね! バンドマンかっこいい…!
そしてまた気になるバンドが増えてしまった。こういう形で知らなかったことを知っていくのは楽しいね😊
この曲です↓
●リハ
姿はまだ見せないけど「Show’s just getting started , カミナッ」といつものマナトの歌から始まりみんないい声で歌ってくれる中、
レオくんだけ「指先が語る評価じゃ踊れな〜…もっと音量上げてください(ボソッ笑)」と歌いながら突然マイクチェックしててツボりました。少し笑ってそうな声だったので会場にふふっと笑いが広がる。
いい意味で会場の前のめりの緊張がゆるく解けた気がします。
●Mainsteam→Masterplan
どセンターで見渡す超難易度コレオと照明の演出。これたぶんKアリのLevel3とかから見てる感じかな?たまアリのスタンド席よりは近いかな?そんなことを思いつつ、遠いのに東京ドームが狭いと感じたあの日の感覚を思い出した。
こんなに離れていても、パフォーマンスがちゃんと届く。彼らがどんだけ繊細な動きを身体で刻んでいるのか、遠いのに見えました。綺麗かつ圧倒的な歌声を音圧で浴びる。
地蔵になりたくないのに、しっかり見たくてうっかり地蔵になりかける。この2曲はとにかく息をするのも忘れるほど圧倒的でした。もうこれだけで大満足。
えっまだ始まったばかりなんですけど!!
●Scream
ヒップホップ定番3曲からの、ロック3曲の流れへ。
何回も言ってますがライブのScream大好き芸人としてはもうねお待ちかねです!
ドセンで見るScreamのダンスとフォーメーション、見応えありすぎてマジでかっこ良すぎたーーー! この迫力と抜きの余裕よね!
ダンス&ボーカルグループがロックで踊るってあんまりない気がするけどこのコレオは大優勝! 2年くらい経つけど色褪せない、Screamにしかないクレイジーセクシークールなかっこよさがある。
●中盤のエモ〜R&Bなど多彩な曲ジャンル
ビーファの曲って似たり寄ったりがないしどれも良曲揃いですよね。ジャンルレスでセトリに抑揚があるから単調にならない。
実は知らないアーティストを見る時ってたまに退屈になったりするけど、そういう時って概して曲やセトリが単調だったりする。
今日の私は「ビーファを知らない人がプラチナから眺めてる設定」なので……と思い直しても、SOS→Grow Up →Softlyの流れでこられたら、問答無用で完璧に堕ちます。こんな曲を演ってくれる日本のボイグルがついに生まれたなんて!
数10年前の私に自慢したい!
ところでXにも書いたけど、7人ともまたしても最近歌が上手くなり続けていて天井知らずですね!
この3曲はさらにしっとりと深みが出て、高音も低音も本当に美しくて酔いしれた。脱帽です。歌が極上に上手いプロダンサーが7人いる、そんなことある?あるんです。
●Blissful
わちゃわちゃ楽しげなBGBのラスト、バンドメンバーとビーファが声とタイミングを合わせて「ジャーーン!」といわゆるロックバンドっぽい終わり方をした。これだけ見るとハイ綺麗に終わり!なんですよね。
するとアリーナ後方では、もう終わりか〜と見極めて帰宅時間のためだんだん足早に会場を出ようとする人たちが動き出した。ゾロゾロと大きめな列になりかけた頃、不意に音が鳴りBlissfulのイントロが流れはじめた。すると、帰ろうとする人たちの足がピタッと止まったのがすごい説得力。笑
誰もが思ったよね、「もう1曲あるの??」と。
ホールを出ていきかけた人達の中には慌てて走って戻ってくる人たちもいた。これは目に見えてわかるビーファの音楽の力、とても嬉しかったです。
ついに生Blidssful!
約20000人の観客と共に踊るサビのゆるいダンスがかわいい。
約20000人の観客と共に叫ぶ「What’s poppin?」
7人が円になって踊るとこが幸せそうでもう泣けてくる。
あの7人の笑顔見た???
楽 し す ぎ る !!! なんだろうこの言いようのない幸せ!!!!!
今の彼らだからできる今こそのパーティーチューン。この曲を狙って作ってくれて本当にありがとうの気持ちです。
ビーファのアクト全体を通して思ったこと。
フェスなのに時間と曲数多めなせいか、ワンマンライブかと錯覚するような暖かい空気感で観客を引きこんで、かつ彼ら自身も伸び伸びと音楽を心から楽しんで魅せてくれたのがとてもよかったです。その在り方に感動したし、そこにいられて幸せ。
wowwow配信もあったし、そのバイブスはきっと画面越しにも伝わってると思います。
Blissfulのお披露目を多くのBESTYと同時間で共有できたことも素敵です。
「俺らの好きな音楽をお前らにも好きになってほしい」、ビーファからのそんなバイブスを受け止めて「次はこれだね!これいいね!」と楽しむBESTYとの関係は、すっかり親友同士というかなんか信頼関係が出来上がってるなーと最近とみに感じます。
BE:FIRSTを好きでいて本当によかった。
素敵でかっこいい音楽を作ってくれてありがとう。作品すべてが誇りです。
あっHush-Hushはなかったですね。こっそり期待してたけど、きっといろいろと日韓の間で契約上の取り決めとかあるのでしょう。
あれを生でATEEZと披露するなら、もう次のDUNKしかないと思う。
DUNK繋がりで生まれたコラボだもの、次こそはきっとDUNKでお披露目よろしくお願いします!
メンバー7人のひとこと感想
1️⃣ソウタ
ダンサーsouchinとしてのすごさはそのままに、あえて印象に残ったといえばもう歌!MsやMpやSpin!の重めの太いラップをする一方で、Grow UpやDWMUで澄んだ高い声が本当にうっとりするほど綺麗! 体を使うのと同じく声帯まで使いこなす最近のソウタくん尊敬します。
2️⃣シュント
彼の歌い方は語尾の処理にロック調のバイブスがかかるのがもうもう超かっこいい。そのアレンジが毎回新しかったりするからすごい。あと、今回DWMUのSomebody〜で歌詞を飛ばしちゃったとき慌てて歌い直しながらもその歌声に『だって楽しくてうっかり忘れちゃったんだよ〜ごめんって!』と心の声が聞こえてきそうな表情がのってて、めっちゃかわいかった!
あれほんとに楽しかったんだろうなあ……よかったねえうふふ。
(その後SOのイントロでソウタがこづいてたのもめっちゃかわいかった)
3️⃣マナト
アレンジが自由自在で神。マナトくんの歌声はまろやかでほんと心地よいグルーヴだよね。ビーファを知らない人たちみんなびっくりしろー! といつも心で思ってます。
BGBのとき歌いながらドラムスティック1本でシンバル叩いてたの、なんかたどたどしくてめっちゃ笑った。あんなにかっこいいのに面白いまである、ずるい🤣
4️⃣リュウヘイ
要所要所で深い声の艶が響き渡るこの天才……オペラ歌手みたいな響きを持って肝の座った落ち着いた歌声はとてもベテラン感がある。今回は遅どり多めだったけど色々試していろんな表現が増えるのが楽しみです。手足が長くてダンスについ目がいく。
あとGrow Upのくるくるターンがしっかり正面から見れましためちゃ綺麗だった(ソウタも!)
5️⃣ジュノン
正直いうと7月ごろのライブはジュノンくんちょっと調子悪い?というかノドがしんどそうに聞こえたこともあった(実際は違ってたらごめんやけど)
それでもすごく上手いんですけどね! しかしサマソニは絶好調だったんじゃないかな! 歌声がどこまでもクリアで力みがないというか自由に乗りこなしてると感じた。信じられなトリッキーなフェイクをたくさんかましてて思わず拳を握った。中音域はザ・男みが増して野太い歌声になっていらっしゃる。
6️⃣リョウキ
鋭い輝くような強い歌声で、たまにすごい濁音入れたり潰したり、リョウキくんあれでノド悪くしたりしないのかな?と思うけど、崩れたことがないのでマジでノドも強いんだろうなあ。素晴らしい。ScreamやBGBでかますとこブチ上がった!
リョウキの滑舌のいい鮮明なフローのラップに慣れてしまうと、他のアーティストでたまに何言ってるかよく聞き取れない日本語ラップが物足りなく感じます。
あと歌ってない時もほんとずっとなにかしら踊ってて、体力どうなってるんだ。(これは全員)。
7️⃣レオ
レオくんの歌がめちゃくちゃよかったー! 最近どんどん輝きが増してる安定感!
そもそも出力全開で迫力がすごかったし、ただ音圧デカいとかじゃなくてストレートにリリックが響きまくってた。フォギーでマットな声の響きにビブラートやがなりが入っててかっこいい。極端なアレンジをしすぎない、自然体のままがレオくんのいいところ。
あと、Xでも話題のSalviaのレオくんの素晴らしく情熱的な鋭い眼光(片目)のアップ、カメラさんありがとうございました。物語のヒーローが憑依してた。
レオくんのMCは、2021年スパソニに出てこの3回目でマウンテンを締めくくる使命をいただいたという感謝の言葉だった。
「僕らは好きになった年(年数)なんて関係ないアーティストです! 安心してください!」
この安心してくださいって、すごく安心するよね😭
そうそう古参も新参も関係ないのがBESTYのいいところ!
「不器用な僕らが命懸けで音楽を通してあなたを肯定してみせます」
だったかな。こんなにバチバチにかましといて、どこが不器用だよ……でも自分たちを不器用って言い切るところが人間臭くてとてもいいなとほっこりしました。
他のアクト感想
いろんなアクトを見て回った中で、特に印象的だったアーティストさんを一部抜粋。
また言うけど、ビーチステージのSTUTSが見たかった……次こそは!
●ちゃんみな
ラストで美人を歌いながら花道をゆっくりと歩くお姿はまるでランウェイだった。ヒラヒラと布が舞う赤いドレスでくっきりと丸く出た妊娠中のお腹を惜しげもなく晒して「これが私だ」と提示する強さ。胸がときめいてしまった。
女として生き様がかっこいい。無事ご出産してぜひ戻ってきてね。
●ATEEZ
前回のDUNKぶり。迫力ある圧巻のパフォーマンスを見ながら「これがコーチェラに出た人たちか…」「これが北米ツアーしてる人たちか…」と命を削るようなパフォーマンスの精度にうなってしまう。いやもう何してもすごいです。
彼らが持っていて今のビーファにないものといえば圧倒的大人の男の洗練された色気……(※作品におけるアート的な意味で)
水球部みたいな肉体美がすごい……(※誰も脱いでない)
確かに、こんなすごい人たちがまだ日本であまり知られていないのがもったいないです。これからですこれから。
●BMSG POSSE
ATEEZが終わってすぐマリンスタジアムからプラチナシャトルバスで幕張メッセへ即移動。しかしバスを降りたら地獄だった。
午後のピークなのかとにかくメッセ内が歩けず進めず満員電車並みに人人人で埋まっていて、パシフィックステージへただ行くだけなのステージ移動に40分位かかった。おかげでラスト3曲しか間に合わなかったです。ボスごめんなさい😭
●BABY MONSTERS
ブラピンの妹分で生歌とダンスがすごいと噂なので、私はALPHAZ(XGのファン)目線としても見ておきたかった。たしかに新人離れしたパワフルで魂のこもったかっこいいパフォーマンスで美しくてよかった! さすがピッチも正確で声量もすごい。
しかし忖度なくザスト風に感想を言うならば、ずっと肉料理をお出しされていた感じ。今後フルコースも見てみたいです。(えらそうでごめん異論は認める😂)
●TYLA
実は今回めっちゃ楽しみにしてました! Waterしか知らないけど!
初来日ということで、実物はとてもかわいくてかっこよくてに見惚れてしまった。
巨大なトラを従えて登場する彼女はまるで百獣の歌姫のようで。
あと曲が全部好みだったー! もし自分がバーやクラブの経営者ならずっとBGMで流していたい。これは掘りたい。
TYLAや男女ダンサーさんたちのダンスがすごくかっこよかった。なんというかちゃんと振付を踊ってるんだろうけど、アフリカンなダンスって体が遺伝子レベルで自然に動いてしまう「原初のおどり」のようなものを感じる。バキバキに踊ってるわけじゃないのにナチュラルに揺れてるだけでキマってるというか。
そしてパワフルなサウンドなのに清涼感ある可愛らしい声もいい。
本当に歌が上手いって、ただ単にピッチが合ってるとかやたらデカい声量があるとかそういうことじゃないと思ってて。
たとえばTYLAやBE:FIRSTはフェス仕様のバックサウンドのビートがデカすぎても、綺麗な声がよく通るし歌詞の意味もよく伝わる。何を言ってどんな言葉で歌ってるのかがちゃんと聞こえる。
肉料理だけじゃなくて、曲に合わせて幾つもの引き出して表現して魅せる、ラストの2組はそれを体現していてすごい域に到達してるんだなあと客観的にみてそう感じました。
とはいえ、もちろんライブは熱情(パッション)さえあれば不正解なんてない、オールオッケーですけどもね!
全てのアーティストさんへ愛と感謝とリスペクト。たくさんの音楽をありがとう。
スマホ撮影について真面目に考えてみた
今年のサマソニは明らかに去年よりスマホを掲げている人が爆発的に増えた印象。
特にTYLAやATEEZなど海外勢は当たり前のように8割くらいの人がみんな撮ってるし、むしろスマホを掲げた観客の笑顔が大スクリーンに映し出されたりもした。
おそらく他の洋楽勢もたぶんそうじゃないかな。
そしてサマソニの観客は外国人も多い。彼らにとっては撮るのが当たり前の文化であり、サマソニの撮影禁止ルールとかもはやぜんぜん関係なさそうです。
誰々の時はOK、誰々の時はダメ。その違いって何?
(正直、真面目に我慢した自分がアホらしいとちょっと思っ……私だってかっこいいTYLAちゃんやかわいいビーファを撮りたかったよ!笑)
なので、ここからは私個人のいち感想ですが、、、
ここまできたら、もう誰もこの現象は止められない。
「撮影禁止のルールを守ろう」とか、もはやそんなことを論ずる次元ではない。
「撮影OK、しかしこんなルールがあります」にシフトした方が現実的では?と思いました。
サマソニは、建前のルールが形骸化している現実をそろそろ真っ向から見直す時期が来たのではないだろうか?と思うのです。2024夏。
しかもサマソニは今年からバンコクを皮切りに世界進出がはじまった。なら、なおさらもう無視はできないですよね。
日本はこの件では世界に遅れをとっている。しかし後発ということは、海外での利点と弊害、成功と失敗などそういうノウハウを活用できるのではないかなあ。
と私が個人的にそう思い始めたのも、
7月にビーファがATEEZのLA公演のオープニングアクトをした際、現地のファンカム動画にずいぶん助けられたからです。
素直に自分が見たいと思う欲求、プラス口コミとして国際交流が広がる糸口にもなっていた。世界中にいい音楽を届けるきっかけとして、このネット社会においてファンカムが果たす"拡散"の役割ってもう無視できない現実があるよなあと。
権利関係については賢い専門家や偉い大人達がルールを決めたらいいです。
要するに時代に合わせてルールも変えてったらよいのではないでしょうか? という主旨です。(今年からマリンでスポドリもOKになったしね!)
ついでに。
自分のXでも呟いたけど、ビーファのアクトの時、最初はスマホ撮影する人がめっちゃたくさんいて正直びっくりしました。5〜6割かな、あれ背後のプラチナデッキからめちゃくちゃよーく見えるんですよ、スマホの四角形が。
(私べつにスマホ警察じゃないし皆好きにすればいい、でもその時ちょっと心が痛んだ)
でもそれははじめの2曲くらいで、曲が進むにつれていつしか数が減っていき、中盤ではみんなハンズアップやクラップでほぼ誰も撮らなくなっていて。みんな楽しそうに跳ねて踊って最高だった!
北風と太陽のように、彼らが音楽で観客を引き込んだならそういうことです。
さすが音楽ファーストのBE:FIRSTの圧倒的ライブ力ですね!(褒める)
以前DUNKの時SKY-HIが「この曲はスマホ出していいぜ! その代わり踊りながら撮れよ!」と言ってたことがあったけどまさにそれいいなって。笑
なんだそれ〜と笑いながら真面目に跳びながら撮ったあの日、バカみたいにめちゃくちゃ楽しかった!
いつかこう、いい意味でスマホ撮影と共存できる時代が来るといいですね。
以上。
ここまで長文をお読みくださった方々ありがとうございました!
またTシャツが全身びっちょりになり、2枚め投入。ひと夏分の汗をかいた気がします。
今年も猛暑の夏を乗り越えられてよかった。ライブ仲間のおともだちみんなありがとう!
ビーファは次ワイバン、ラヴィットロック(レオくん)、ワンチャンフェス、音髭。
残りの夏フェスを楽しんでがんばってくださいね!
私は9/14ドリフェス幕張→9/15ロッキンひたちなかです! 楽しみ!