MTV VMAJ授賞式でBE:FIRST見てきた
2022/11/2 武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ@飛田給
さる9/17.18に富士急でBMSGフェスが無事終わり『新章突入』し、BE:FIRSTは翌週から即全国ツアーへと突入した。
私はというと12月の東京公演とSKY-HIバースデーまでしばしライブの予定もなし。次に会える日までのんびり待つつもりでしたが……連日TLに流れてくる全国ツアーのレポがとにかく楽しそうで凄そうで。いいなあ〜〜〜ここ数日でも毎公演進化中の彼ら!
そんな折、11月のMTVのVMAJを知り、とにかく彼らに無性に会いたくなって申し込みました。なので今回のテーマは「新章突入して全国ツアーでどんどんパワーアップしてるらしいBE:FIRSTの近況が見たい」です。同じくSKY-HI社長も。
●誰も知らない進行
授賞式ってたいてい、名前呼ばれる→表彰→ひと言スピーチ→ライブ
という流れが普通じゃないですか。なのにVMAJは完全にランダム方式。ライブと授賞式の順番がとにかく入り乱れていて、つまり次に誰が来るのか何が起こるか、誰も全くわからない。約3時間ものイベントをある意味ダレずに常に緊張感を維持できたから、もしかしたらそういう狙いなのかな?🤣
以下、順番をメモしました。出演者がとにかく豪華だったので記録しておきたくて。
ライブの曲名はわかるところだけ書いた、全部じゃなくてごめんなさい。
【ライブ】東京スカパラダイスオーケストラ 3曲
MC3人とトロフィ 登場
【授賞式】SKY-HI
【ライブ】THE RAMPAGE 2曲
【授賞式】Da-iCE
【授賞式】あいみょん(映像)
【ライブ】櫻坂46 2曲
【授賞式】JO1
【ライブ】INI Rocketeer→自己紹介MC→ Password
【授賞式】Official髭男dism(映像)
【授賞式】Aimer(映像)
【授賞式】IVE(映像)
【授賞式】BiSH
【ライブ】マカロニえんぴつ 2曲
【授賞式】THE RAMPAGE
【ライブ】Da-iCE Promise→スターマイン
【授賞式】Ado(映像)
【ライブ】BE:FIRST Betrayal Game→Bye-Good-Bye
【授賞式】クリープハイプ
【授賞式】バルーン
【ライブ】BiSH 2曲
【授賞式】Vaundy(映像)
【ライブ】JO1 SuperCali→自己紹介MC→ With Us
【授賞式】BE:FIRST
【ライブ】SKY-HI JUST BREATHE→To The First
【授賞式】マカロニえんぴつ
【授賞式】INI
【授賞式】東京スカパラダイスオーケストラ
【授賞式】King Gnu(映像)
【ライブ】※シークレットゲスト
【授賞式】※シークレットゲストがVideo of the Year大賞を受賞
──ねえ、あまりにもランダム……!!🤣
でもこの中にBE:FIRSTが堂々いることのすごさを実感しました。
マカロニえんぴつさんが「今日はロックバンドが少ない中、こうしてロックバンドとして…」とコメントしてたけど、たしかに今日はダンス&ボーカルが多い。いやマカえんさん十分存在感ありまくりでしたよ素敵ですよロックとかアイドルとか関係ないし!と心の中で叫んだ。
で、そのダンス&ボーカルでも特にDa-iCE、ランペ、INIとはお仕事でご一緒させていただいてる方々で!こうして肩を並べて授賞式に出られるってめちゃくちゃエモい。ランペさんは12月のAAAでもご一緒だし!ハイロー効果は熱いですね。
ちなみにシークレットゲストと大賞曲は公表済みなのでネタバレ書きますけど、、、
大人の俺が言っちゃいけないこと言っちゃうアレです。
以下、社長とビーファについての感想です。登場順に。
●【授賞式】SKY-HI
JUST BREATHE feat.3RACHA of Stray Kids の映像が流れる中、堂々とレッドカーペットを歩いて登場。社長さすが貫禄があってかっこいい!hip-hop賞のトロフィをわざと重そうに持つという茶目っ気も忘れず、さくっと一言残して颯爽と去っていった。かっこいい!😊😊😊
●【ライブ】BE:FIRST
ついにスクリーンに名前が紹介された瞬間、ひときわ大きな拍手が巻き起こった。たぶん今日一番の大きな拍手だったんじゃないかな?
BESTYとしてはもちろん待ってましたのクソデカ拍手、でもそれだけじゃたぶんあんな大音量にはならない。つまり、BESTYだけでなくおそらく他界隈のファンも含め、会場全体が一緒になって拍手してくれている気がした。他界隈のペンライトを振ってくれてる人たちもいる。
もうみんなが「とりあえずBE:FIRSTを知っている」あるいは「名前だけは聞いたことある」という状態であると言ってもいい。大歓迎なホーム感が半端なかったことにまず驚いたし、嬉しかった。
暗転したステージ上で7人が歩いてきてスタンバイ。アリーナとはいえ遠いので表情はよく見えなかったけど、黒いシルエットだけでも凛としてかっこいい。この拍手喝采の大反響がきっと彼らに届いてると思うだけでグッときた。
1曲目は受賞曲のBetrayal Game、照明に照らされた7人の新衣装にまず釘付けになった。
(レオくんが!!!ネクタイ!!!!!!!)
すいません、突然のネクタイ姿が衝撃すぎて途中までほぼ記憶がないです。細身のネクタイを揺らして踊るレオくんに倒れそうになって、隣のグミちゃんにしがみついた。待って待って待ってやばい。みんなかっこいいけど、ねえ!!!推しのネクタイ!!!!!!
記憶がない。
とりあえずレオくんのジャケットプレイは見ました。ジュノンもやってたかな、あとソウタもかな?
今日の照明が妖しい卑猥な色(褒め言葉)で表情も髪色さえも判別がつかない。どうか下のライブ写真を見てほしい。こんな感じで、いやー判別はつかないんだけどとにかく世界観バチバチでカッコよかった事は間違いない。もう新人とは言わせません。
歌がとてもよかった! 自信と安定感で安心して酔いしれられるかっこよさ。
ただ、今まで夏フェス系やローリングストーンライブの大音響重低音が気持ちよすぎたせいか、VMAJの音響はやや控えめに感じました。というかBTGの音源と比較して、マイクの音量小さくない? んんん? 気のせいかな??
リュウヘイやマナトのパーンとくるいつもの響きが抑えめで、シュントの go or stay の囁きも聞こえづらかったような……これ絶対マイクの調子悪いやろ……せっかくの生ライブなのに……本人たちは最高なのにもったいない……配信では整音されてるといいな。(Twitter等でわざわざ言うほどではないけどここは私の日記なので単なる記録として残しておきます。)
それでも、彼らのパフォーマンス自体はとても素晴らしく、盛り上がりに欠けるなんてことは決してなかった。だってBTGですよ、セクシーが大爆発だよ!!!
7人のフォーメーションがめっちゃ変わるから、完全に目が足りない。とりあえず新衣装を見なきゃ!
ソウタはレザーでめっちゃクール。シュントはワイドカラーの襟がかわいい。マナトは上品できちんとした着こなし。リュウヘイがワイドパンツ履いてるーーー珍しいスタイリング!ジュノンもワイドカラーででっかいえりが爽やか。リョウキはネクタイ風の黒い柄がついててオシャレ!そしてレオくん待ってネクタイ!!!なんだろうこのときめき!!!!!やばい!!!!!!!!!
レオくんについてのその日の呟きも貼っておきます。萌えの臨場感。
追記で、『これは決してdisではなくパフォーマンス見れば洗練されてるしかっこよさは一目瞭然で!衣装も素敵で!でもレオくんが「実際に現実にいそうなかっこいいお兄さん」みのある姿でこっちの世界に寄ってくるのやばいですの意味』と必死に呟いてました。取引先のめちゃくちゃイケメンなエグゼクティブ社員、あの人誰……?みたいな妄想が捗ってしまう。職場にいそうでいない王子様です、みたいな顔してBTGやってくれました。今日ここに来られたことに感謝。
授賞式だけどセットアップほどかしこまらず、ちょっと抜け感のある7人7様の黒衣装。見てるだけで幸せすぎて。どんな環境でも彼らは魅せるプロでした。
1曲終わって、さらっとレオくんのMC。
ほぼ覚えてないので、あんまり長く語ってなかったと思う。
「(みなさんこんにちは的な直後に)次が最後の曲です。来年のVMAJまで、バイグッバイ……」
いやいや最後もなにも2曲目だし!こんにちはした後にすぐバイバイさせられる身にもなってよ!!!と笑ってしまった。
うん今回は全アーティストさん(スカパラ以外)が2曲ずつって決まってるけれども!
レオくんの語りが終わらないうちに、もうBye-Good-Byeのイントロが始まってた。
多少の名残惜しさを感じつつ、いつものレオくんの歌い出しから7人全員を全力で見届けた。あ、マイクの音量がいつものに戻ってきた! やっぱりさっきまでマイクの調子悪かったんだな。(たぶん)
照明もガラッと変わってすっかり明るくなり、今度こそビーファくんの晴れやかな顔がよく見えた。新章突入した彼らはより爽やかでかっこよくて、少し余裕さえ感じさせる。
歌のアレンジは少なめ、よそ行き向けにちゃんとしてる感じ。ちゃんとって何。
「1人じゃない」シュントパートでのレオくんとリョウキのダンスも、遊ばずにちゃんとしてた。笑
多幸感でいっぱいだったので、誰がどこで何やってたとかもうそんなのは覚えていない。何回ライブに行こうとも毎回毎回毎回目が足りない。詳細は配信で見つけよう。
そんなわけで素晴らしいBGBを、──いやいつも素晴らしいけれど──このような晴れやかな授賞式で他界隈のファンの人にもお披露目できるBGBを、会場みんなで一緒に見た。
ペンライト(他界隈)の人たちが楽しそうにノってくれてるのも嬉しかった。
最後も盛大な拍手で見送りました。やっぱりね、声を出せなくても拍手でこちらの気持ちを届けられるってすごくいい。ありがとうBE:FIRST。
●【授賞式】BE:FIRST
発表の瞬間、再びひときわ大きな拍手が起こった。BESTYの盛り上がりが熱い。
紹介映像ではBTGのラスサビ、ちょうどレオくんを中心にグルンと天地が変わるシーンあたりが流れた。
まずリョウキを先頭にレッドカーペットを歩いてくる7人がかっこいい。レッドカーペットってなんかいいよね!ファーストを掲げる彼らがサマになってる!リラックスしながらも落ち着いた様子でさりげない笑顔。
受賞の言葉はリョウキとリュウヘイ。
こういう場所でのリョウキって、すごくクレバーで空気を上質に引き締めてくれる。Screamでパーティヒーローを演じてた通り、凛とした言葉や佇まいがもうセレブリティなんですよ。素敵。
続いてリュウヘイがBTGのMVでの二面性を紹介。ゆっくりしっかりと深い声が響いて、「そんなところを見てほしい」とか言ってた気がする。願わくば、BE:FIESTを知らなかった人たちみんなにこのBetrayal GameのMVを見てほしい。
最後に再びリョウキに戻って、「僕たちは基本的にジャンルレス。概念にとらわれずにさまざまな音楽の可能性を広げたい。今回その中の1つを評価していただいたのかなと思っています。」(超うろ覚えだけどだいたいこんな感じのニュアンス)
僕たちが何者なのか、を一貫して表現する言い回しだなあと思いました。ボーイズグループとしての意思を感じる、そんな彼らだから好きです。
ここからは私見ですが……『Best R&B Video賞』ですよ😊
ぶっちゃけ日本のいわゆるアイドル(とも呼ばれる、大衆性を持つ)グループがR&Bで評価され、それを推しグルが受賞する世界線であることがとても嬉しかった。
BE:FIRSTをアイドルやアーティストなど肩書きで語ることは今の時代ナンセンスだという社長の理念に深く賛同はしているものの、やはりアイドル売りの側面もあると思ってます。しかし、それをR&Bで評価されるの嬉しいな〜〜〜〜! 来年以降ももちろんいろんな音楽へ幅を広げて、数年かけて本当のジャンルレスを証明してくれるといいな、などと思いました。彼らの芯のある骨のある音楽性が大好きです!
そんな彼らの受賞作品がこちら。あらためて Best R&B Video賞おめでとうございます!
●【ライブ】SKY-HI
BE:FIRSTが授賞式を終えてはけようとしたとき、MCのみなさんが「まだ帰らないでください! 次の人にご挨拶をして行った方がいいのでは……?」と彼らを引き止める。
ビーファくん達が「えっ誰?」「誰だろう?」と見え見えの小芝居してたのがめっちゃ可愛かったw
SKY-HIが紹介されて湧く7人。イントロが始まった時レッドカーペットの上でハンズアップしてるのが、いつもの音楽野郎な素の彼らですごくよかった! 会場も一緒になって一気にハンズアップ(これ楽しい)! ビーファと一緒にハンズアップしてる〜という謎の感動に一瞬湧いた。ライブステージに立ったSKY-HIも応えるように一気に熱いボルテージを高めていく。hiphopとR&B、それぞれで受賞した事務所の繋がりっていいね。
1曲目は受賞曲JUST BREATHE。
曲が始まってほどなくしてビーファははけていった。するとSKY-HIは一瞬でいつもの偉大なアーティストの顔になり会場を巻き込んでたたみかける。八面六臂ライブからずっといつも社長はこの曲を1人で歌う。バースを分けてるから1人でも歌えるぜっていうHIPHOPならではの構成だけど、いつか本物のスリラチャと4人でフル歌ってほしいなあ。願望。
ところでこのMVが出た時、めっちゃ興奮したのを覚えている。ゲーム画面のグラフィックがめちゃ綺麗で、そっくりのアバターがガタガタ揺れてるのが面白かった。あのゲームやりたい、難しそうだけど。
社長は受賞コメントで「もっと自分よりこの賞にふさわしいんじゃないかという友達もいるんですけど」と言ってたけど、立派にhip-hop Video賞ですよと思ってます。
2曲目はTo The First。
FLYERSやBMSGファンがイントロで指を1本突き立てるのは定番。それに倣うように、他界隈の人たちも次々に指を立てているのがちょっとエモかった。SKY-HIやBMSGを仮によく知らなくてもそのスタイルが伝播していくさまは、社長の理念がやがて時代と社会に浸透していく様子を見てるようだった。大げさかもだけど、そんな変革を私は見たくてBMSGを応援しております。
新章突入して、今SKY-HIはどんな気持ちでこの曲を歌ってるのかな。孤独だった頃とはうって変わって、今は希望と覚悟に満ちていて、でも初心忘れずという今後の原点になるんだろう。キャッチーなこの曲がもっと広く外に広がりますように。
そんなことを考えながら、エモさ全振りでハンズアップして楽しかった。社長のライブはやっぱりかっこいい!
●終わりに
客層の話。
BMSGファンがめーーーっちゃいる。もう5割くらいいませんでした?
JO1&INIさんはペンラとうちわがあるのでこちらもかなり多くいて目立っていた。そしてLDHの旗やDa-iCEさんのペンラもちらほら。櫻坂はじめガールズ系のファンはパッと見だけだと少しわかりにくいですが。
最近思うんですけど、夏のロッキンでもどこでもBESTY及びBMSGファンは一定数いて、以降ライブ会場でもっとたくさん見かけます。これって数だけで言うならばもはやアウェイとは言わない、もう実質ホームじゃん!ってくらいにかなり多くて。
そして他者を蹴落とさないのがBMSGの社訓なので、どんなアーティストさんにも元気にノって熱い拍手を送る。これって社長の理念がしっかり根付いているというか、つまりBMSGファンが多い現場はノリが良くて会場が温まりやすいってことになるのでは?といつも思います。(Da-iCEの花村さんもRSJLで言ってた)(決してよそのライブが盛り上がらないという意味ではないよ!)
少なくとも、盛り上げへの引火が早かったり一定の熱い温度を保ててるのではないでしょうか。そんなBMSGファン界隈の音楽的ムーブメントが好きです。
おかげで自分も何度か行くうちに、よく知らないアーティストさんでも楽しくノれる術を会得しました。いやあ音楽っていいね😊
ペンライトの話。
今回、イベント数日前にBMSG公式からは「ビーファのペンラ禁止」、MTV公式からは「各公式のペンライト持ち込み可」と通達がありました。これどうすれば?との声もちらほら見かけましたが、結論から言うと「この通りで何も問題ありませんでした」です。
ビーファの時は、BESTYは拍手とハンズアップ、他界隈のペンライトが光で応援してくれて。これらが会場に満遍なく散らばっていて、音と光の両方の恩恵が受けられるこのごちゃまぜスタイル、なかなかいいなと思いました。音楽を楽しむのに各々がとても自由で自然な姿だったからです。
手だけでいい、いやペンラの光で埋め尽くすのがいい、いろんな意見がありますが、私は両方あればおいしいじゃん!派です。(だからこそブレスレットかリング希望だったんですがーーーまあ没になった🤣)
「でもせっかくビーファのペンラが出たんだから使いたい」という人もいるでしょう。例えばこんな屋内ライブで、ビーファのペンラでINIを応援することもできるわけで。そこは今後事務所が検討する事項であり、今は色々試してる期間なのではないでしょうか。
野外フェスではナシ、屋内で暗い会場ではアリとか……ロックではナシ、POPではアリとか……でもジャンルで線引きとかするのは、そんな境界線自体が音楽的におかしくない?
つまり、アイドルとかアーティストとかロックとかPOPとかいろんな境界線を超え、BE:FIRSTが本当の意味でジャンルレスに成熟した時にこそ、なんらかの新しい回答が出るかもしれませんね??……とかふと思いました。知らんけど。
2022、たぶん今は絶賛過渡期なんだと思ってます。
ここまでお読みくださりありがとうございました!
MTV VMAJの配信は11/19(土)20:00〜
MTVとHuluです。
レッドカーペットの彼らと素敵なパフォーマンスをぜひぜひ。