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ビバラロック2023でロック仕様に武装したBE:FIRSTの気迫がヤバかった感想

2023.5.3と5.4. VIVA LA ROCK 2023 、さいたまスーパーアリーナ。
自分にとってビバラは去年に続き2回目、去年よりももっとよくばりにフェス自体を楽しみたくて今年は2日間参戦した。(BE:FIRSTは5/4に出演)

今年のBE:FIRSTを語る上で、前日のUVERworldことを少し書いておきたい。


ロックフェスの重みを再認識した1日目

5/3、鹿野さんの前説MCと朝トップバッターの岡崎体育から、アリーナで楽しんだ。
今年のビバラはマスク自由、声出し解禁で誰もが待ち望んだ「3年ぶりに」「本来のフェスが帰ってきた」感。開幕オープニング以降、ライブ会場全体がこのお祭り気分に満ち溢れていたのがまず印象的で。

私はその後BMSGのNovel Core や SKY-HI や去年から突然好きになったMY FIRST STORY をお目当てに、できる限りいろんなアーティストさんを見まくった。
どのアーティストからも「3年ぶり」というワードとビバラ10回目への感謝が何度も放たれる。当初うかれぽんちで参加した私は、だんだんその言葉の重みと喜びをアーティストやその場にいる全ての音楽ファンと噛み締めているのだ、という実感が湧いてきた。
これがまず1番大きくて。

あと、ビバラのステージの見え方を網羅すべく、アリーナ、スタンド席、CAVE、ガーデンといろんな場所から見える景色を体感した。
声出し、ビバラガチャ、アーティストインスパイア飯、ビバラガーデンのごはん等「本来のフェスならでは」をたくさん経験できたのもとても楽しかった!
もちろんコアくんとSKY-HIのステージはめっっっちゃ良かった!最高に熱かった!!!生のマイファスも感動した!(ここではやむなく割愛します🙏)

その中で、特に刺さったのが初日ヘッドライナーのUVERworldだ。
(そこまで大ファンというわけではないが、名前を良く知っているメジャーバンドという印象。昔「D-tecnolife」で知り、「激動」は自分的邦ロックベスト10曲内に入るほど好き)
久しぶりに見た彼らは、とにかくメッセージ性が強い。
1つ楽曲をやる前に熱く鋭いMCが入る。毎回MCをやってから楽曲。この流れの繰り返しがある種セトリ全体に「音楽を止めない」と一貫して語る1本のストーリーを生み出していてめちゃくちゃよかった!心に響いた。
もうねこれがあまりに激強で、まるでコ⚪︎ナ禍で3年間我慢してきた全ての人たちへ、音楽業界代表として思いを代弁してくれているかのような。そんなステージだった。すごいよかった!なんか明日に向かって燃えてきた!

私がTwitter感想で「ランニングの歌がよかったな…刺さったなー…『全部やって確かめりゃいいだろう』の歌」と呟いたやつ、これ後で調べたら「PRAYING RUN」でした。つまり、シュントくんが先日のLove Musicでもデビュー当時のインタビューでも答えていた自分のルーツの曲!これだったのかーーーー!と同じ曲で感動できたことが嬉しい。
(今歌詞を読むと、シュントがBE:FIRSTになった奇跡をかみしめて泣けるのでみんなぜひ聴いてくれ……いや他の6人の奇跡にも当てはまるから余計に泣ける😭)
↓ ドラマ仕立ての公式MV貼っときます。

なのでふと、「シュントはこのUVERworldのステージを無事見れたのかな?」と。
明らかに会場にいや明日以降のビバラにまで熱狂の火を点けたこのウーバーのライブを見て一般人の私でさえここまで心が燃えたのに、もしシュントがこれを見たとしたら熱くならないわけがない。(スケジュールの都合で見れていない可能性もあるけれど)

1日目の各アクトを見ただけでも、今年のビバラは言うなれば「3年目の自由を勝ち取った戦場」のようだと思う。ここで鳴らされる音楽は、すべて勝利の凱歌や雄叫びでもある。
音楽を止めないで生き延びてきた人たちの祝祭の宴なのだここは。
そんな初日のビバラ全体の熱い空気を感じて、ビーファはこんな戦場みたいな場所に再び飛び込むのか……と息を呑んだ。
やっぱりここはロックフェス、明らかにボーイズグループなんて正直ちょっと場違いだと。そう感じる人がまだまだ多いのでは。なにせ去年よりも地盤が熱い。
仮に鹿野さんはウェルカムしてくれても、ビバラはやっぱり実質アウェイなんだよ……

だからこそ、明日のBE:FIRSTが俄然楽しみになってきた!
あたたかいBESTYしかいないワンマンライブや最近のTV出演のキラキラした感覚とは違う、ロック魂で武装したビーファがきっと見れるはず。
だから、受け取る側のこっちもいつものキャッキャした夢見るふわふわだときっと吹っ飛ばされる。どんなパンチが飛んで来てもスパーリングのように受け止めてやるぜ、となんだか腹をくくった。
だって去年のROAD to VIVA LA ROCK での気合いと実際のライブもすごかったやん? 今年はあれをさらに超えてくるはずだから!!
いったい今年のBE:FIRSTは何を見せてくれるのか!?

こうして、1日目のUVERworldが明日のBE:FIRSTへ挑む私のマインドを大きく変えてくれた。

ロック魂でぶちかまされた2日目

前日にいろんな座席を体験した上で、ビーファはやっぱりアリーナで跳ねたいからあわよくば前方エリアのどこにでも入れればラッキーくらいの気持ちでいた。
せっかくの2回目参加だしほかのアクトも楽しみたいので、朝から夕方まで前の方に張り付くのは今回の選択肢にはなかった。
(Aile the Shota の風と緑を感じながらのガーデンステージは最高に心地よかった! 外から見たのでお姿は全然見えなかったけど🤣 彼にガーデンはあまりに狭すぎる)

結果、少し前のアクトからアリーナへ降りて、前方エリアの真ん中あたりに入れた。
とはいえ数十列目でやっと肉眼で見える程度、ディスタンスなしのぎゅうぎゅう詰め、この熱気がビーファへの期待値の証である。
(周りを見渡しても8〜9割がBMSG関連グッズを着てる)

(画像はビバラ公式より引用)

前日のSKY-HIの時もあったが、今回はアリーナで体調を崩す人が少なからずいた。
ビーファの直前にも、観客がスマホライトでスタッフに知らせて救出するという場面にまた遭遇した。見知らぬファン同士の連携が優しい。
しかし会場は最初から空調がガンガン効いていて、ちゃんと換気の風も対流していて、ハンズアップしていると上からヒンヤリした風が降りてくる。それなのに、ビーファが近づくにつれてジリジリと観客の熱気の方が冷房を上回るのを肌で感じた。
これはヤバい。

直前の隣のステージでは、UNISON SQUARE GARDEN(配信では見れない😭)が、ガチでMC全くなしの完全ノンストップ演奏で疾走感がえぐかった!
1曲終わって余韻もなく、すぐ次のドラムスティックの1,2,3,4,カウントがはじまる……マジですかすごい体力。
そんな盛り上がり最高潮のぎゅうぎゅう詰めのなか、隣の人ともくっつきあって汗が滲む。
私はそこそこ身長はあるけど、それでも途中で一瞬意識が飛びふらつきそうになった。天井に向けて深呼吸して、こまめに水分を摂る。ビーファを見るまでは絶対に倒れられない、と殺気立つ。
アリーナの様子はこんな感じでした。まさに戦場です楽しいけど過酷。過酷だけど楽しい!

どなたかロックファンの方のレポでも読んだけど、やはりこの日はBE:FIRSTのファン(とわかるTシャツやタオル)の数や大声援の圧が明らかに多かったらしい。
動員数で言えば一見アウェイではないけれど、あからさまに異文化が持ち込まれた感じは否めないかもしれない……などとふと心配してしまった私の杞憂は、この後すぐにぶち壊されることになる。
ついにBE:FIRSTの登場だ。

セトリ順の感想

(毎回毎回レポが長くなるので今回は短くいきます! レオくん推しかつ箱推しなのでレオくんが多めかも)(あと今回はシュントも印象的だった。流石ロックフェスの申し子)

0.BF is...
5分前のリハーサル、いきなりマナトのアカペラが響いてきて会場全体がざわめいた。今年はこの曲でリハなのか!
リハゆえに多分これで80%くらいのパワーだろうとは思う、それでもこの声量とロック魂を感じさせるアティチュード!
歌が全員上手いのは当たり前、それでいて今年のBE:FIRSTの全体的なパワーアベレージが断然上がっているのを感じた。すごいの来るぞこれは。
これがリハなのを知らない人もいるかもしれない、それくらい会場は大声援と本気のアンズアップですでにライブは始まっていた。


1. Boom Boom Back
登場曲がBF is…ではない、いきなりBBBのイントロが流れると大声援は悲鳴に変わった。そうそう、さっきはBF isを堪能するのに必死だったけどここで彼らの衣装やイメチェンにやっと目がいく。
こういう時1人ずつマイクリレーなビーファはありがたい。

★マナト、Gジャンかわいい!レザーかっこいい!オラオラで第一声ぶちかました!

★レオくん、ちょっHIPHOPみかわいいフーディ!あと細身パンツ!ついに!念願の!こういうのでいいんだよ!!!細みの長いパンツとトップスのバランスめっちゃ似合う!(細みへの異様な執念) ていうか今日もレオくん歌が絶好調ーーー!

★ソウタ、金髪!ええやん!暗い照明で目立つ!うわパンツド派手めっちゃいい!

★ジュノン、うわーータイダイと袖メッシュと編み込み!似合う!バンドマンだ!

★シュント、さすが金髪目立つ!中のTシャツまじかっこいい!ロックみな声やばい!!!

★リュウヘイ、去年に続き革ジャンめっちゃ似合うね!パンツかわいいね!キャップで妖艶てどういうこと!モデルかな!

★リョウキ!?まって誰!?!??ねえ坊主!!!!!赤坊主だーーーーー!!!!!

全 員 大 優 勝 🙌🙌🙌
やばいぞ今回のロックフェス専用スタイリング全員めっちゃいいかっこいい!!!!!これは男側から見てもかっこいいのでは?
これだけの情報量が一気に流れ込んできてブチ上がった。

そしてビジュアルだけじゃない、全員ボーカルとラップとダンスの気迫がすごくて、いつものBE:FIRSTとは違う強強バイブスをいきなりくらう。まさに「ロック魂で身も心も武装した」アーマードなBE:FIRSTのロックフェス仕様のすがたである。
ビバラへの気合いと敬意を込めて、全員が漢らしい強気な表情を更新していた。

思えば去年のビバラも「笑わないBE:FIRST」でアイドルスマイルは封印して硬派にやりきっていたが、今年もその路線でありつつまだまだぶちかます手数を隠し持っている感じ。
はあもう1曲目からこんなHIPHOPをかっこよく奏でるグループでいてくれてありがとう。こういう世界線をずっと待ってた。「イッサイto theウェッサーイ!」を叫べて超楽しかった。


2. Mlli-Billi
ビバラは音響がいい。スピーカーの近くでなくとも普通に音圧がやばい。
例えばワンマンライブ会場のバスドラが普通に内蔵にズンズン響くとするならば、ビバラの音響は頭のてっぺんから爪先まで皮膚や骨ごと共振させながら内蔵の奥までズシンズシン轟く感じ(伝われ)。さすが10回目の歴史と経験値。

なのでBBBでも感じたけど、重低音が肝のミリビリでは特にそれを感じた。
後日ビバラオンラインも見たけど、これは申し訳ないけど配信ではこの音圧までは全然伝わらなくて私は正直物足りなく感じた……いや仕方ないのはわかってますごめん。
なんという贅沢者だよすみません。それだけ現地の音圧がすごいっていうね。

7人のマイキングがすごかった。もうピッチとか度外視で全員ドスやがなりのオンパレード、最大火力のバイブスで力強いボーカルがめちゃくちゃにかっこ良かった!(これは全曲通して言えること)
ソウタとリョウキのラップがテンション爆上げでヤバいヤバいなんだこいつら。レオくんの「最近調子がいいですね」がフーディーかぶってんのHIPHOPで最高。
それでジュノンも鋭いしメインのシュントは最高だしマナトのレイドバックもヤバいしリュウヘイも声トーンがMVと違くてヤバいし。
7人全員がいつもと違うバージョンで、歌もダンスも細部でいろんなことやってて魅せてくれたミリビリ、すっごい良かった!

STOMPある! とわかった途端の会場の悲鳴すごかった。
フェスで一緒にあのクラップ音やれるの最高じゃん! あとソウタはシルバーみの金髪にして大正解だった。
屋内の暗い照明のなか、金髪にしたからこそ髪のブルブルの振動が激しくわかりやすくて、ソウタのダンスのすごさをより際立たせていた。全世界に自慢できる。


3. Move On
曲の繋ぎのSEからいって次はビトゲかScreamかなと思ったらMOだった。
このへんから謎の笑いが漏れてきた。
えっこの流れでMOやるの? すごくない?? 
重低音ゴリゴリの踊りまくるセトリの連続で休むヒマもないビーファくんすごい。それなのにまた過去イチを更新した。最近声量が増したのか、野太い声で余裕すら感じさせるMO。コレオが最高にかっこよすぎる。

あと、現地のスクリーンでは確かリョウキの「何ソレ知らねえ!」もシュントの「ゲラア」もそれぞれカメラで抜かれてたけど、配信ではゲラアは映ってなかった。映像が少し違うんだね。レオくんはスクリーンと同じのもあるから混じっているのかな。


4. Brave Generation
待って待ってここでBG、攻めるなあ!
イントロのギターのリフが響き渡ると会場全体はさらに沸いた。

バンドTシャツ風のシュントが短くMC。声出しOKになったこと、この日を待ち焦がれていたこと、制限下でつらかったこと、そんなあなたにこの曲を歌わせてください。夢はいつ見たって遅くねえからな。
だいたいそんな感じのことを言ってくれたシュントが、この曲で声出しをする意味を教えてくれた気がした。

『コロ○禍で先行きが見えない時代で、もがきながらも前に進む若い世代の背中を押し鼓舞する歌詞とメロディーを、同世代で同じ時代を生き抜いているNovel CoreとBMSG代表SKY-HIが書き下ろし』(公式概要より引用)

たまに合いの手を叫びながら、私はブレジェネ発売当初にこめられたこの一文を思い出していた。あとBE:FIRSTTV2で制限下で高校生活を過ごし廃校になる学校のこととかも。そして今やっと声出し解禁ライブのさなかにいること。
懸命に歌うメンバーやシュントの激熱な熱唱を聞いているうちに、わけもなくちょっと泣いた。
昨日のUVERworldをシュントが見たかどうかは正直わからない。
でも、今回のビバラ全体のこの勝ち取った喜びの空気感と、UVERworldが昨夜のセトリで紡いだストーリーと、シュントの熱いブレジェネ、この3つがここで重なった気がして。それがあまりにエモすぎて泣けたのかもしれない。
今回のBGめちゃくちゃ感動した!

あとでTwitterで、コアくんとショウタくんがライブを見てたことを知った。作り手の思いがリスナーに届いた瞬間を目の当たりにするって素敵だよね。
こちらも尊い😭


5.Smile Again

ジュノンくんの力強い短いMCの後、新曲紹介。
会場の熱気は凄まじい。冷房が効いているのにフロアの熱気に負けて全然届かない。前後左右から押されて汗でべとべと、それでもイントロが聞こえると一縷のオアシスに辿り着いたみたいにホッとした。

聞かせるボーカルの美しさをビバラの大音響で聴けて、「君は綺麗だ」を全身で浴びる幸せ……ととのう感覚。「僕を呼ぶから」のレオくんの残響が美しく響いて震えた。その後のマナトのロングトーンのビブラートもね(ここ大好き)

ここでも7人はただ優しく爽やかなアイドルスマイルは封印していた。
それでも一定のパワフルな気迫は保ちつつ、心からフェスを楽しんでような明るい表情が滲み出ていたのは去年からの進化ではないだろうか。その余裕。彼らが1年で積み重ねてきたものが実に尊い。(何様目線)

6. Spin !
リョウキMC「君たちの美しいところも好きだけど、人間らしいとこ見せてくれ!」
この曲がセトリにある強みは大きいなあ。
スピンがロックフェスに思いのほかハマりすぎて、観客としてはブチ上がれるBPMとテンション感。シンプルに超かっこいい!
今までこんなバチくそラップ曲をやりこなす、アンダーグラウンドでないメジャーなポーイズグループいました?
3人のラップが全く単調じゃないからそれぞれにスキルフルで全然飽きない。
特にソウタのラップがまた経験値を更新してない? リズムの使い方が巧妙で素敵。

あと、歌わないけど同じテンション感でステージで暴れまくるSoftly組4人もかっこよかった!
レオくんが合いの手を入れたりするの、隠しきれないHIPHOP好きが透けてみえて好き。

7.Scream
いやもうすごい。Spin!からのScreamってどんだけハイカロリーなのよすごすぎる。
肉の後に肉、フライの後に天ぷら。Scream大好き民としてはここははずせない。

去年の夏からフェスでぶちかます曲だけど、7人の歌唱スキルが幅広くなった分だけScream2023にバージョンアップしてる。現地では夢みたいに自分でも狂いまくって記憶がないけど、配信を見直したらやっぱりこのテンション感はヤバかった!
まさに格の違いと覚悟の違い。

あと、全レオ推しが歓喜したと思うんですけど、レオくんの「聞こえてきた野次を笑え、他人に価値を決めさせやしないぜ」が過去イチのがなりと声量で威圧感がすごかったーーーかっこよすぎ! 歌い終わりのアレンジもある!
レオくんまじホールツアー以降から覚醒してて素晴らしい。BE:FIRST の土台と柱をがっつり地盤から組み直してる感ある。これがレオさんだドヤア!

そしたら即、呼応するようにシュントがぶちかまし、ソウタもリョウキもラップでぶちかまして連鎖していく熱量。

リョウキの「ハハハハハ」がついに「ア“ーーーーー!」に進化したのはもうすごかった。すごい強敵なエイリアンになってた👽 会場爆上がり!
ラストのダンスブレイクもフェイク合戦もかつてないほどオラオラっぷりで、こちとら見てノって跳ねて叫んでもう楽しくて仕方ない。

おそらく翌日のJAPAN JAMとの違いがあるとすれば照明による光の演出だろう。光の中で暴れまくるBE:FIRSTは、それはそれは美しいビーストみたいだった。(青空の下でも見てみたい! 仕事で行けなかった……)

現地では気づかなかったけど、ラストを締めたシュントが勢いあまってマイクを落としちゃって。それすらも「あア? 落ちたか?」みたいにダルそうになんでもなく拾いあげるシュントの仕草がカッコよすぎてあまりにも漢……はわわシュント様ってなった。

8. Don’t Wake Me Up
ラストスパート、とマナトが告げる。みんなの透き通った声、特にソウタの高音が今日も素晴らしい!(この話何回もしてる)
フェスにこのEDMがあって本当によかったと思う。7人の煽りと共につくりあげる会場の一体感が楽しすぎる。
ジョナス・ブルー様ありがとう。現地は楽しすぎて無。

9. Bye-Good-Bye
いつものようにレオくんのMCから。
「改めまして、ビバラロック今日は本当にありがとうございました。鹿野さんはじめ皆さんがいてくれたから僕ら10周年というこの場所に、ビバラロックに立つことができました。本当にありがとうございます。僕たちも、その、いろんな繋いできたバトンをここで自分たちの命かけて歌って返していきます! 最後まで楽しんでいきましょう!」
今まで聞いたことないような雄叫びのような、堂々たる宣言だった。
もはやBE:FIRST部の主将だよ頼もしいなあ……エースが7人いる部活。

ラストということで、BGBではみんなの表情も幾分和らいで見えた。
シュントの「1人じゃない」でレオリョキはダンクシュートしてたしソウマナはまたわちゃわちゃしてたしジュノリュウはちゃんとしてた(ちゃんとしてた)w
リョウキ「大丈夫また帰ってくるから、ビバラ!」
うん帰ってきてね!😂

10.Shining One
もう終わりかと思っていたら突然イントロがきた。やったーまだ1曲ある!
マナっさんがついにタンクトップになった。
2年後、フェスで赤坊主やタンクトップ姿で熱いSOかましてるとは、まさかザストの頃は夢にも思わなかったよねえ……

ダンスブレイクの直前、何人かがわちゃわちゃいろんなものを上に投げまくっていた。それをソウタが受け取って金髪を振り乱してバチバチに決めてくれる。
なんか、ちっとも変わらないこのノリがいいよなあ……というか信頼がいろんな自由な方向に進化していて、本当にビーファって面白い。

レオくんのTouch Your Heart、珍しく声が掠れていた。全力を出し切ったのかな、お顔は晴れやかでいい汗かいたーーーみたいな風に見える。

ご当地リョウキは強い視線で「どんな人間でも愛し抜くよ」
これどんな意味なのかなあ……「自分たちのファンもファンじゃなくてもどんな人でも、俺たちは応援するしいつも愛し続けるよ」かな?
なんとなく、ビバラ全体への感謝とお礼でそんな言葉になったのでは、などと妄想した。本当の意味はリョウキくんにしかわからない。

歌い締めのジュノンがとても晴れやかに笑っていたのが素敵だった。サイドに編み込みを入れたふわふわ波打ちヘアが超かっこいい。こんなに暴れておいて歌もダンスもぶれないところはもっとかっこいい。すごい人だよ。

以上、すごい気迫のライブだった。
これだけ40分間激しく歌って踊る彼らの体力は底が知れない。
でもそれほどに、今年バージョンに武装した彼らの本気の気迫と熱情は、とっくに昨年を更新してた。

私が前日にUVERworldのステージを見て(追記すると、その1つ前のTHE ORAL CIGARETTES もやばすぎた!)、一瞬でも「こんな場所でビーファが演れるの?」と抱いた一抹の不安は、全く意味のないものだった。

さまざまな音楽性の違いはあれど、BE:FIRSTはロックフェスにふさわしい、その生き様ごとロックな魂(マインド)を持ったボーイズグループだと。
そう言えるだけのすごいステージだったと確信している。
きっと彼らを知らなかった初見の人にも何かが伝わっていると思う。だといいな。

赤坊主の真相

最後に余談ですが。
5/8(月)のbay fm「it!!」にリョウキがラジオ出演し、なぜ赤坊主になったのか、その理由と経緯を話していた。要約すると「BE:FIRSTとしてもう一つインパクトを、そして数年後の自分のために“今しかない“と思った」と、なんかそんなニュアンスだった。

自分自身の未来とビーファのために、と前日朝の番組zipの生放送のあと美容室に行ったとか相当な覚悟だと思う。
確かに今回リョウキの赤坊主姿があることでロックフェスのイメージになじみやすかったり、ビーファが単純によくあるボーイズグループの枠組みからはちょっと離れた個性集団である証左になったのではないだろうか?
赤坊主はメンバーにもいいねと褒められたそうで。俳優業は大丈夫? しばらくないのかな?
そこまでグループのバランスと自己表現を考えて「人生丸ごと商売道具」を地でいくリョウキが素晴らしくかっこいいと思えたのでした😭 リョウキありがとう。

今このアジア進出間近(?)なタイミングで桜木花道になったのは確かにナイスタイミングかもしれない。(アジア圏におけるスラムダンク人気は今なお健在)
ところでジュノンもショウタも同じボクシングジム通い始めたってマジ??

BE:FIRSTマジでほんと熱く優しい人間味と音楽を探求する泥臭さ、そして生き様も素敵で本当おもしろいグループだな!
夏フェスもますます楽しみになりました。

ここまでお読み下さった方ありがとうございました。フェスっていいね!
そしてあらためてビバラロック様開催ありがとうございました。


青空の下で食べる肉と酒は最高
ビバラ合宿楽しかった!みんなありがとう!


おまけ:
↑さっき上に書いた個人的邦ロックベスト10内に入る曲置いておきますね。
それでは聞いてください、UVERworldで「激動」。

(久々にSpotifyでUVERworldやらマイファス掘ってます……これもフェスならでは)

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