ロッキン2022でBE:FIRST見たレポ
2022.8.12 昨年BE:FIRSTに出会ってから音楽的経験値をたくさん引き上げてもらってる感がありますが、春のビバラに続きロッキン(いわゆる夏フェス☀️)に初参加しました。もうサイッコーーーーーーーーでしたーーーーーーーー!!!!!ビーファが最高という意味とロッキン最高という2重の意味です。
今回たまたま第3次抽選で当たり、前方エリアも当選しました。ありがたくも4列目ほぼセンター寄り、自分的ビーファで過去最高の神席です。これは彼らの夏の挑戦をしっかりと見届けなければならない…!という謎の使命感でマナト推しのリンちゃんと参戦。
BE:FIRSTが出演するのはGLASS STAGE。LOTUS STAGE(ワンオク、hydeさん等)と向かい合って並ぶ2大メインステージです。後から知ったんですが、この2大ステージは4万人が自由に行き来できる広さだそうで、あれそんなに入る場所だったんだ!??いきなりそんな場所でやる新人すごい。SKY-HIが出るPARK STAGEもHILLSIDE STAGEと並ぶ丘のある場所、こっちは両方で3万人が行き来できる広さらしい。伝統あるロッキンでよく新人のビーファくんがこんなすごい場所をいただけたよなという重み、期待、試み…全てに感謝しなければならない。
4列目からみた景色は、まずステージまでは2〜3mほど間隔があって、ステージは身長ほどの高さがあった。やや見上げる感じ。天井のトラスなんてもっと高くバカでかい。でも見上げるから空も少し見えるしやや強めの風が気持ちいい。野外ライブって心地いいなーーーー!
以下、大まかにいって内容は3つ。
【① セトリ順の感想】
【② ロッキン全体の感想】
【③ ロッキンにBE:FIRSTが出るという重み】
長いうえに完全に個人の主観なのでその点はご容赦ください。私はこう思ったよーというだけの記録。箱推しを心がけつつレオ推しなのでレオくん多めです。
では、
【① セトリ順の感想】
0. リハ
開始時間約5〜6分前にゆるっとステージに登場し、ゆるく歌いながらマイクチェックや立ち位置の確認をするメンバー。登場した瞬間から(ぎゃーーー実物!ほんものがいる!)(フジロックの夏服ーーー!)と無言で息が詰まりました。とりあえず衣装が半袖で涼しげでまず安心した!彼らかなぜか厚着させられがち!
耳慣れた彼らの元祖テーマソングTo The Firstを、多分60%くらいの力でゆるっと歌う。なのにマイクには深く鮮明な声がガッツリ入る。おっ今日は声の調子がいいんじゃない?観客はみんな声は出さないけど「ヒッ」と声にならない声をあげて期待感が一気に高揚してひとつになった気がした。いよいよビーファのロッキンが始まる…!
1. BFis…
夜中に“噂のカミナ“が配信されてもう期待はしてた(リピしすぎて不眠)!けど!時間になっていきなりマナトのアカペラが聞こえてきて歌いながら全員がゾロゾロ登場してきた時は、もう声を抑えるのが大変だった。やってくれる!ビバラでも聴いたけど、あらためて生で聴く生カミナ!めちゃくちゃかっこいい!格闘技の登場曲みたい!それかハイ&ローのチーム登場曲みたい!初めましての自己紹介曲、強そうだけどどこか品のあるボースティング、これがここからBE:FIRSTのアンセムになるんだなーーー!って。
ていうかロッキンの重低音、大音響、音質がすごい良くてめちゃくちゃ気持ちいいな!ビバラの時も思ったけど、ここは笑顔を封印して完璧に全員がクールモードで決意じみたイカチイ表情でロックフェス仕様でした。レオくんは髪を上げ気味で後ろ髪も流して立てていたので猟犬のようだった。オラオラでイカチイ。好き。そしてこの「踊らない楽曲」を縦横無尽に歌いこなし自由に音楽を投げまくる全員が大優勝だった。声がめっちゃ飛んでる!BESTYとして誇らしい気持ちになる。
そういえばラストのフェイク合戦を誰がどこ歌ってるか見届けようと思っていたのにすっかり忘れていました。ただただ冒頭からフルスロットルでバカみたいにハンズアップして魅了されてたので仕方ない。
2. Betrayal Game
Screamかと思いきや、BTGきた!まってまって超COOOOOOOL!!!
ロッキン会場に響き渡るベースのイントロが最高すぎた。すっかり定着したあのセクシーな振付は、夏服でやると悪い男感がマシマシですごくいいね!今回の衣装、特にリュウちゃんのヒラヒラ上着が風によくなびいてて、細い腰が強調されてスタイルの良さを際立たせていた。ソウタも上着が半脱げで白いノースリがよくみえ隠れした。いや決して性的な変な意味ではなく、「風をまとう布のひらみ」が2次元のようにサマになっててかっこいいという意味で。全員のサビの振り、ビーファは風に映えるなあ!!シュントのgo or stay?の低音がいつもより囁きのようで凄まじく色気でかっこいい。からの4:3のあのオラオラフォーメーションに卒倒しそうになった。間近で見るとしぬ。しんだ。すごい。あそこあとせめて2小節くらい追加してほしい。漢なビーファまじ好き。
3. Bye-Good-Bye
ここから7人の表情が一転、少し和らいで楽曲にふさわしい優しさと笑顔がプラスされてた。でもキラキラ全開ではなくクールさを保ちながらもふっと笑顔、みたいな。
ここまでずっと笑わなかったレオくんがいつもの配置にスタンバイする時、会場を見て少しだけふッと笑って背を向けてた。いつものイントロ前の「…バイグッバイ」の囁きはなしで始まる。やっぱりBGBのレオくんの歌い出しは映えるなあ〜しかも青空の下で声が伸びやか!全員が前2曲とは違う空気感を作って、明るい色が足される。リョウキのプリフック、ジュノンのフックがめっちゃ鮮やかで心地いいなーどこまでも声が飛ぶ!センターで踊るジュノンの青い柄シャツの着こなしがなんか素敵に爽やかで、あれ?フジロックの時はもっとヤバいギャルみなかった?ボタンとかしめてる?とか謎に思った。どうだったっけな、どっちも素敵でーす!リョウキの“ウィガナゲッハーイ“で一緒にハーイするのがライブの醍醐味。めっちゃ楽しかった!
あとレオくんのラスサビ“君を歌うよ”でスクリーンがいつものどアップになるんだけど、額からあごまで大粒の汗がタラッとひと筋したたり落ちる(そしてポタッと床に落ちた)のが爽やかでセクシーでめっちゃ美しかったので!もし配信があったら見てほしいオタク。
MC
ここでたぶんMCだった気がする。すでに記憶が曖昧です。BGBで大汗かいたレオくんが真っ先に赤黒のロッキンタオルで汗ふいてたり皆でお水飲んだり。その間ステージがしばし無言になるんだけど、会場の聴衆全体が「うんうんお水ゆっくり飲んでね!」みたいなあったかい空気を感じた。
ソウタのMCは主にロッキンに立たせてもらってる貴重な機会みたいな話だったかな…みんなのわちゃわちゃも見たくてすでに目と耳の記憶内容が曖昧です。ただビバラの時の決意表明みたいなあの強さではなく、堂々としながらも「青空の下で一緒に楽しみましょう」的なリラックス感がやや足されていたように思う。ロッキンの方が緊張するのではと思ってたけど、うわずる事なく落ち着いてたように見えました。レオくんが「皆さんもお水飲んでくださいね」的なこと言ってたのはここか後半かな…それも曖昧だなもう忘れてる。
「せっかくなので夏にぴったりの曲をもってきました」と紹介したのはレオくんかマナトだったかな。この時点で期待値MAX、ついにアレが来るぞ。
4. Don’t Wake Me Up
待ってました!!!!!この曲のために来ました!!と言っても過言ではない、めちゃくちゃ楽しみにしてました!だってもうこれフェス曲やん。フジロックを配信で見れたのもありがたかったけど、やっぱり青空の下で風に吹かれながら彼らのパフォとサウンドを生で共有できる幸せってのは特別なもので。
フジロックの時は踊るスペースが狭かった?のか1列になってたイメージがやたら強いんですが、今回は2列になってみたり?なんかダンスの構成が少し変わった??気のせいかな??まあいいや。
サビはジャンプの煽りがあったので、今までで一番飛び跳ねました。コアくんのDOG(飛び跳ねろ曲)並みに跳び跳ねた。せっかくいただいた神席、こうして観客も楽しんでるバイブスをここで見せなきゃ嘘だろって。ていうか最高。7人も横に広がって最高に盛り上がった。最後のマナトのfinaly found you〜の美しい歌い締めの時、ちょうど風がふわっと吹いて最高に気持ちよかった。
フェス曲について余談。今回いくつか別のアクトを外から拝見して、特にきゃりーぱみゅぱみゅ氏の楽曲はフェス向きだなと改めて思いました。人気すぎてお姿は後方でもほぼ見えなかったんだけど、どの曲が漏れ聞こえてきても自然と体がダンサブルなビートに本能で踊らされるというか。欧米のEDM系のフェスってきっとこんな感じなのかなーって。ステージ脇をただ歩いてるだけの聴衆さえ踊らせるみたいなパワーと、それが許される空気感がめっちゃ夏フェスでいいなって思いました。そんなパワーのある曲をビーファに提供してくれたジョナスブルーさんありがとう。野 外 で 聴 く の マ ジ で 最 高 !
5. Be Free
イントロで縦1列に並ぶ時、また風が吹いて爽やかすぎて…!ふと今までの過去のザスト擬似プロ審査やスパソニやBE:FIRSTTVやらいろんなビフリが走馬灯のように甦ってきて感動した。better daysのレオくんの進化した歌い方をはじめ全員に言えることだけど、1年でこれだけまだ最高を重ねてゆくんですね。
ソウタのラップの下でレオくんとリュウちゃんは今日もジャンケンしてた。グーとチョキだったかな(知らんけど)…かわいい。湘南のピーターパンのネッバーランでもう天国でした。無心で浴びすぎてもう記憶がない。
6. Move On
記憶がないその2。照明が赤くないし暗くない!太陽の下で明るい!ので激しいダンスをひたすら堪能した。あ、ここら辺で特に確信したのですが今日のレオくんは全編通して舌ペロがいつもの1.5倍くらいあった。ていうかこのMOでは7割くらい舌ペロしっぱなしだった気がする。いや盛ったかな6割くらい。しかも天使の悪戯っぽい感じではなく悪魔の舌なめずりに近い感じの悪い男のあざとさ…?それほどまでに楽曲に入り込んでたのかな!舌が気になりすぎたけしからんMO(ありがとうございます)NoNoNoNoの遅どりが一段とねちっこくオシャレでレオくんやってんな!これやっちゃってます!
ロックオンから汚れたキックスからリョウキのシラネエ!とシュントのゲラーまでの流れが最高に好きなんで、ここはもうお約束だけど迫力で崩れそうになった。初見の人の感想が知りたい。ジュノンの過去も未来もすべて今の残像〜からの高音パート連弾がめっちゃ美しくて素敵だった…MOは高音も低音も重低音もダンスも見どころいっぱいでてんこ盛り贅沢。誰が見ても「こいつらスゲエ」と思わせる攻撃曲だよね。
7. Brave Generation
歪んだギターのリフから始まる開幕感!はいロックフェスで聴きたい曲きたーーー!シュントが水を得た魚のようにイントロかましてた気がする。ジュノンの退廃的〜〜がめちゃくちゃ広がって聞こえて、ドラムの重低音の圧に痺れる。私いまロックフェスに来てるんだという謎の感動。THE FIRST FINALでのブラックスーツでのBGがやっぱり元祖で刷り込まれているんだけど、夏服で自由に踊ったりオラついてるのはまた風景が違って見えた。青空の下のBE:FIRSTはとにかくいい!!!!!
今回はBFよりこのBGでメンバーが横に広がっての客煽り(ファンサというより客煽り)が激しかった。会場沸きまくり!今日はメンバーみんながみんな、サビで近くにも遠くにも目線をくれていた。ひとつ嬉しかったのは、今までいくつかライブに参加してレオくんと初めて目が合いましたーーー!!!泣泣泣泣泣 いや私だけではなくそこら辺一帯みんなそうだと思う!笑笑笑
いやあのこれは推しに認知されたとかそんな話ではなくてね、そもそも私はファンサいらん派なのでこっちを見てハートとか別にくれなくていいんですよ、いいんだけども!ライブにいくつか参加して、レオくんはいつも遠くを見てくれるけど近くはほぼ見ない印象があって、それがちょっとだけ寂しくはあった。でもどこ見ようが彼の自由だし、遠くをくまなく見るってそれだけで尊敬するし素敵なことだし。それを、今回目が合ったことで「フェスという場で上も下もなく音楽を一緒に共有してる感」がブワッときたというか。「演者が煽って観客がノる」コール&レスポンスを大好きな推しとやれたことでライブを一緒に作れた瞬間っていうか。この感覚ってビバラでソウタやレオくんがMCしてくれた「音楽を楽しむのに上も下もない」そのものだなって。うちらフェスの観客は盛り上げるのも役目だと私は思っているので、一緒にライブを作れてよかったなーーーって心から嬉しかったです。これは私だけじゃなく、同じ関係性が同時多発で各メンバー全員の間でいくつも起こっていて。結果たくさんの人達が彼らの煽りにノっていて素敵な盛り上がりを担っていた!BG最高によかったよーーーー!
8. Scream
BGに感動しすぎてボーッとしてたらダダダダダダッて重低音のイントロが聞こえてハッとした。そうだまだこれを聴いていない!自分にとっての初・生Screamが!!!いまもう何曲目かなめちゃくちゃ濃い豪華なフルコース味わってる気分!ここまで来るともうダンスは素晴らしいし歌声も素晴らしく伸びててほんと絶好コンディションなBE:FIRSTだった。後でレポで見かけたけど次の向かいのLOTUS STAGEでワンオクさんの時間が近づいているため離れようとしたお客さんが Screamが流れてきて足を止めたとか何とか?後方エリアは自由だからそんな動きも何でもありだけど、たとえ場所を離れても通りすがりの流し聴きでも、ビーファの音楽が耳に届いてくれたなら幸いです。フェスならではだね!
歌い出しのシュントとマナトの声、どっちも足を止めたくなるよねこれは。
はるか遠く〜の腰の低さが本物すぎてエイリアンたち実在した…てなった。レオくんの「侮りな!」はやや横から見えたんだけど今日の2段キックは高さ控えめでした。笑 もう感想とかほぼいうことがない。Scはコレオが好きすぎてとにかく生でダンスを目に焼き付けたくて堪能しました。そしてノリノリで踊りたかったんだけどみんな割と忘れて凝視してる観客も多かった気がする。リュウちゃんのドデカソロパートでまたシャツがヒラヒラと靡いて…美の極み。いや全員かっこいい。
リョウキのHaHaHaが「ヒャッハハハ」か「ギャハハハ」に近い感じでいつもよりテンションマシマシで狂気の沙汰だったのでそこで我に返った。リョウキ最高すぎる。その時のメンバーのヘドバンもイカれてて最高。そこからのラスサビは全員ギア上げまくってて歌もダンスの気迫がすごかった。なんかものすごいものを見た(語彙力)。あかんもうラストのフェイク合戦ここも覚えてない。いつも思うけど初見曲は浴びるだけで「見れた…(恍惚)」で終わってしまう。
MC
ラストに向けてお水タイム。レオくんが立ったまま話し始める横でシュントがちょこんと膝ついて水を飲んでて、なんか早く飲まなきゃアセアセ、みたいな姿がかわいかった。リュウヘイが酸素吸入してたのはここかな前半かな、忘れた。目が足りないよごめんみんな。いつもジュノンが遠い。ソウタ何してたかな。リョウキは汗どうしたんだっけ。マナトは今日も水飲んでなかったってリンちゃんが言ってたけどマジか。汗拭いたり水飲んだりほんと気兼ねなくやってくれ。
レオくんはビバラの時と似たような内容を、こちらも宣誓のような強さではなくてとても真面目に語りかけてた。「僕たちのことを好きな人も初めましての人もそんな好きじゃない人も音楽を通じて今日知り合えたので、この瞬間は…」みたいな(ウロ覚え)。もしかしたらよく知るBESTYの中ではMCでまた同じこと言ってると思われるかもしれないが、そう決めつけるのは早計だろう。ここはロッキンで初めての人もたくさんいるわけで、これはその人たちへ向けたメッセージ。これはレオくん及びビーファの揺るぎないブレない信念なんだと思ってる。いろんなかっこいい「刺すMC」論はたくさんあるけれど、あのゴリゴリ歴史のあるロッキンの会場で新人の自分たちが何者であるかを示すには、今は素直にこの信念を貫いていい時だと思いました。BE:FIRSTが大切にしているものがなんなのか、いつも思い知らされます。その代弁者として、おそらくメンバー全員と社長との話し合いの結果レオくんが選ばれている意味も。きっとすべてに意味があるはずなんだよね。
「僕たちに応援させてください」という言葉が好きです。いやこっちが応援するんじゃん、なんでこっちの生活にまで…と恐縮するけれど、これって「僕たちの音楽を日常の傍に」の体現なんですよね。そっかあ〜応援されてるのか私たち…うん確かにされてるな。頑張ってチケ取って初ロッキンに来る勇気とかな。うんすげーわ。泣
9. Shining One
ビーファが応援してくれるといえばSO。一気に去年のステラシアターやスパソニの映像を思い出した。心なしかゆったりしたリズムにも聞こえて、とても丁寧な歌とダンスだった。もはや必死に覚えて完璧に歌い慣れたあの頃のSOではなくて、会場全体を見渡して丁寧に届けるみたいな落ち着きと余裕さえ感じるSOに進化してた。もうピッチがどうとか位置のズレがどうとかいうレベルではないよね。登場時にはゴリゴリだった彼らが、最後には一番根っこにあるキラキラを振り撒きながら楽しそうにビザワンしてるのが嬉しかった。
何度も言うけど、ステージを見上げると同時に少し空も見える。午後15:00からのステージはやや曇りで炎天下からは解放されて涼しい風が吹きつける絶好の時間帯。風を受けてみんなの服や髪がなびいているのは、ダンスの躍動感に華を添えていた。夏っていいな。
イエイイエイイエ〜イcatch tour heart の時レオくんの左手側でシャツが腕に引っかかって、あっ意外と硬めの生地なんだなあ。heartでさらっと直してた。リョウキは「ロッキン、Can you feel it?」まっすぐで眩しかった。ラストの盛り上がりのラスサビは7人全員がキラキラと楽しそうで、初めのクール仕様のお顔はすっかりほどけていつもの彼ららしい表情を見届けた。なんだろう、本当に嬉しさがふつふつとこみ上げた。この曲からメンバー発表が始まってここまで来たんだなあ…みたいなひとつの達成感。まだまだ彼らの歴史は始まったばかりで、この先の方がずっと長く続くのにね。本当に素敵に進化なさってくれてありがとう。
アウトロ。去年のスパソニ(初の有観客ライブ)の映像をさ、あれを当時死ぬほど何回も見てたんですよ。レインコートを着た観客が雨の中彼らと一緒に手振りで踊ってて、あれがとても羨ましくて。なので、最後にあのシーンを自分も踊って再現できたのがこっそり満足でした。1年前の自分に自慢したい。
以上、セトリ順の感想でした。
【② ロッキン全体の感想】
ここからはつらつらと備忘録的に。
●暑さ
ツイートもしたんだけど、夏の暑さは思ってたより大丈夫でした!たぶん気温が30〜32℃くらいだったんじゃないかな。流石に35℃以上だとまた別ですが。ヒヤロンと保冷剤は結局使わなかった。ハンディファンも持ってたけど、適度に強い風がずっと吹いててうだる感じはなかったのでよかった。
これならまた行きたい!夏の野外フェスで見る推しはあまりに格別だと思い知った。
●持ち物
ツイッタやyoutubeで夏フェスの服装や持ち物などめっちゃ調べました。1番良かったライフハックは「朝にアミノバイタル(ゼリー)、夜にキレートレモン」です。ふだんから栄養ドリンクジャンキーですが、この2点だけで栄養ドリンクなしで翌日ほんとに疲れが残らなかった!すごい!あと塩分タブレットは必須。ちょっとした頭痛や気分の悪さがすぐ解消されてめちゃくちゃ良かった。
●運営がすごい
過去いろんな大規模イベントの経験があるけど、ロッキンの運営様はすごい。対応力が神でした。初日はいろんな問題があったそうだけど翌日にすぐ緩和解消されていて、演者や参加者のことを、そして音楽業界全体のことを第一に考えていらっしゃる。つまりこれも音楽FIRST。設備やごはんも充実していて快適だし、情報発信もマメで初めてでも不安なく参加できました。ありがとうございました。
●docomoは死ぬ
そうだマジで繋がりませんdocomo。受信もまちまちだし、メールやLINEやツイッターは一切送信ができなかった。死ぬ。できても1時間遅れとか飛び飛びとか。一方、他社キャリアは使えるところもあったとか?これはアンケートにがっつり書いたので来年は解消されますように!!!
【③ ロッキンにBE:FIRSTが出るという重み】
これはぜひ残しておかなければならない気がする。
先述したとおり、伝統あるロッキンでよく新人のビーファくんがこんなすごい場所をいただけたよなという重み。それを背負って、彼らは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたし、今できる最高のMCをしてくれたし、そこには惜しみない賞賛を送りたい。だけど、現地で感じたロッキンは想像以上にもっとはるか大きな場所(=大きな存在)でした、という件について。
今回、他のアクトもいくつか見ました。われらがBMSG社長のSKY-HIはもちろん(最高でした!文字数やむなく割愛するけどさすが貫禄とロッキンへの敬意に溢れていた!)、hydeさん(ここも割愛するけど道ばたからラスト2曲を見れた感動)、名の知れたバンド、初めて耳にするバンド等々。会場が野外空間で繋がっているので、どこにいても常に誰かの音楽が勝手に耳に聞こえてくる環境なわけです。別にステージ前に陣取っていなくても、なんとなくそばの道を歩きながらでも立ち止まっても聴ける。(実際ワンオクは最大のLOTUS会場内にさえ人が収まりきれず道ばたにもたくさん人が溢れて聴いていた。私らw)こういうのいいな!
その中で、やはり演者全員が口にしていたのは「3年ぶりのロッキン開催ありがとう」「ここに立たせてくれてありがとう」でした。コロ…禍での音楽活動の停止、特に去年のロッキンは開催直前になって開催県の医師会からの物言いがつき中止に追い込まれたことはニュースで知っていた。それだけに、みんなが開催を待ち望んでいた大切な場所。そして誰もがそう簡単に立てるような場所でもないことを。
今回、BE:FIRSTの開始時間のために向かう移動中、隣の大きなLOTUS STAGEで大勢の観客が群がり最高に盛り上がってるバンドを見た。HipHop?? Rock?? メタル?? よくわからないけどスッゲーーーかっこいいサウンドで、スクリーンを見たらゴリゴリにすごいイカチイ兄さん達だった。でもめちゃくちゃかっこよくて気になった。後で調べたらそれがCrossfaith、実は数日前に陽性でキャンセルとなったcoldrainの代打で参加が決まったバンドだった。それでもメインステージはどうやら初らしい。
MCで「ロッキンは日本最大のフェス、このステージに憧れてるバンドは腐るほどたくさんいる。今日予定だった仲間のcoldrainだってずっと長くやってきていろいろあってやっと勝ち取ったこのステージだ。だから今日はここに来れなかったcoldrainの代わりにオレたちが思いを伝えたい、聞いてくれ」(めっちゃ曖昧だけど大体そんな感じの主旨)(ファンの方のレポも参考にさせていただいた)……といって、crの曲をイントロから途中まで演奏して「こっから先はcoldrainが演るのを聴いてくれ」で終わり、みたいな。ちょおおおお何それめちゃくちゃかっこいいいいいいいい!!!
正直、彼らが終わるまで最後まで聴いていたかった。ビーファの時間が迫っていたのでやむなくそこで離れたけども。イカチイ見た目とは裏腹に(失礼ごめんやで)、とても真摯なメッセージ。特に「このステージに憧れてるバンドは腐るほどたくさんいる」が心に刺さった。そうなんですよ、本来そうやって音楽をやり続けてやっと呼んでもらえる場所のはず。そしてそれを望み楽しみに参加する観客たち。約20年ものロッキンの歴史の中で変遷を繰り返すミュージシャン達の膨大な思いの層みたいなものが、今回いくつかのバンドに少し触れただけでも垣間見れた気がした。
話が戻るが、いったん視点を変えてそんな音楽界隈の歴史の大枠から見れば、BE:FIRSTというボーイバンドの“デビュー1年目“での“ロッキン初参加“というのはやっぱり異質だしとんでもない幸運(SKY-HIの長年に渡る尽力や当7人の努力や運営側の理解含めた全ての作用)だなとあらためて思ったわけです。あの広い野外空間で音楽を一緒に楽しもうと言った彼らは決して間違いではないし現行申し分のないメッセージだし、今できる過去最高のものを見せてもらえた。だけど、だけども、あの会場はさらにもっと強烈なメッセージを抱くお歴々が群雄割拠している凄まじい場所なんだという音楽への敬意を忘れてはならない、そう思った。
今回のロッキンでBE:FIRSTの音楽が果たしてどれだけの人の心に届いたのか、その正確なところは誰にもわからない。誰もがレポやツイするわけでもないし、黙っているけど後日サブスクでふと聴きたくなる人もいるかもしれない。ただイチBESTYとしては彼らの努力の素晴らしさを称えつつ労いつつ、また明日以降の展開を楽しみにしているのみです。
今年のロッキンのBE:FIRSTへの総合的客観的評価は、ひょっとしたら来年もまた呼ばれるか否かにかかっているかもしれない。わからない。わからないがゆえに正直ちょっと怖い。でも怖くても進めだよ。成長がとどまることを知らない彼らを信じて、ぜひまたあの会場で見届けられるよう心から祈っています。
ここまでお読みくださりありがとうございました、
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022 最高でした!