国立科学博物館 毒展に行ってきた
国立科学博物館 特別展 『毒』
2022年11月1日から2023年2月19日まで国立科学博物館で開催している
特別展「毒」に行ってきました。
前から興味あって行きたいと思っていたのでやっと行くことができて
嬉しい。やったー
入り口で毒展のチラシを貰っていざ入場。
ちなみに、毒展は「鷹の爪団」とコラボしていて、館内に入ってすぐ
鷹の爪団の特別映像を見ることが出来ました。
ドンッッッ!!!
入っていきなり大きいスズメバチとハブがいました。
流石毒展。初っ端から大迫力の毒生物です。
こんなサイズのスズメバチは昆虫王者ムシキングでしか見たことない。
入ってすぐのコーナーでは、毒とはどういうものかという事を説明
してくれました。
進んでいくと毒を持つ生物を紹介するコーナーへ。
植物・動物問わずに様々な毒を持った生物が紹介されています。
植物のコーナーで衝撃を受けたのは、『モロヘイヤ』
熟したモロヘイヤの種子にはストロファンチジンという毒が
含まれているそうです。
ネバネバのモロヘイヤの種がが有毒だという事実が衝撃でした。
他にも、梅やアーモンドにも毒が含まれているそう。
意外と身近にもたくさんあることが知れました。
続いては毒を持つ虫のコーナーへ
これらは毒を持つハチの仲間らしい。
『カウキラー』って明らかに毒強そうな感じがする
タランチュラホークもヤバイ。刺されたら絶対ヤバイ。
ちなみに、ここの展示にはシュミット指数というものが表示されています。
そのシュミット指数によると、タランチュラホークに
刺された際の痛みのレベルは・・・
らしいです。「そりゃそうだろ」としか言いようがない。
実際に刺されて痛みの格付けをするなんて、シュミット博士恐るべし。
もし、年始恒例の格付けチェックのお題で『痛み』があったら
シュミット博士はGACKTみたいになるのかな。
シュミット博士=痛みのGACKT
進んでいくと、爬虫類や両生類の展示へ
コモドドラゴンやヤドクガエル、ヘビのガボンアダーなどなど
知ってる生き物から知らない生き物までたくさん展示がありました。
ヤドクガエルが可愛かった
進んでいくと、キノコのコーナーへ
ベニテングダケやカエンタケといったよく知られる毒キノコから
聞いたこともない毒キノコ、毒を持ってないキノコ、毒キノコ
と見せかけて毒キノコじゃない普通のキノコまで。
様々なキノコの展示がありました。
ベニテングダケは見た目が超好き。可愛い。
最後の展示では、人間と毒の歴史が展示されていました。
生物を勉強していたら一度は聞いたことがある『ハーバー・ボッシュ法』
のフリッツ・ハーバーの紹介やゴールデンカムイを読んでいたら必ず
見覚えがある弓矢まで。
人間が毒を利用してきた歴史を学ぶことができました。
これで展示は終了です!!
いやー面白かった。毒って奥が深いです。
上手く利用すれば薬になる場合もあるけど、知らずに食べたり
すると体調不良&死が待ってるかもしれない
そんな毒を持つ生物がこんなにいて、しかもその毒の種類も様々
知れば知るほど知らないことが出てくるような世界です。
ショップで公式図録を買ったので今後じっくり読みたいと思います
毒展、とにかく楽しかった