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中世欧州的おススメ動画&ライブアーカイブ vol.6

某SNSで簡単に紹介しているめっちゃ雑な外部リンクや動画がけっこうあるんですが、こちらの方が具体的に書けるので備忘録も兼ねておいときます。今回はおススメライブ動画、久しぶりの更新です。


あの神秘的遺跡・2023年も冬至ライブやります

イギリス・イングランドにある世界遺産・ストーンヘンジ。太古の時代よりたくさんの人々に愛され、崇められてきた石造りの遺跡です。ただ、いまだに解明されていない謎も多いことから、現在でもその神秘的な存在に心に惹かれる人は少なくありません。

そのストーンヘンジですが、6月の夏至と12月の冬至は太陽の光が特殊な位置からサークル内に入り込む構造になっているようで、普段は遺跡内の立ち入りは禁じられているんですが夏至と冬至だけは立入OKという特例を設けています。
一種のパワースポット的な立ち位置でもあるので、世界中からいろーんな方がいらっしゃいます。一般の方ももちいらっしゃるんですが、恰好的に目立つのがドルイドとか魔女とか神秘学大好きな団体さんとかあんな方やそんな方とか…(以下略)。

そんなストーンヘンジですが、2020年の某流行り病の際、厳しい外出制限がかけられていたこともあり、遺跡への立ち入りはすべて禁止された代わりに、管理元の「イングリッシュヘリテージ(English Heritage/イングランドの歴史的建造物を保護する団体)が現地のライブ配信を開始しました。

2021年の冬至ライブより。この年から制限付で立入制限が解除されたのでめっちゃ人来てました(震)

今まではニュースでヒャッハーしてます的な切り取りやネット写真が主だったんですが、ライブ配信になったことでリアルタイムに冬至や夏至の日の入&日の出が世界中から見られるようになったわけです。
自分も某流行り病でしょんぼりしていた時にたまたま拝見して、それから毎年欠かさずチェック&見るようにしています。冬至の場合、日本時間ではちょうど夕方(16時ぐらい)から日の出ライブが始まるので、時間的に都合がいいんですよネ。

冬至の日は天候に左右されます

で、その冬至ですが今年2023年は12/22(金)となります。この日は日の入時間が一番短い日と思っている方が多いんですが、実はちょっと違っていまして…詳しい解説は下のリンク先をご覧頂ければ(説明難しいので毎度丸投げ)。

現地の冬至&夏至ライブはアーカイブにも残っているので、確認も兼ねて2021年と2022年の様子を再度チェックしてみました。

〇2021年

夜明け前のストーンヘンジ。マジックアワーの美しい空が広がっており、概ね晴れました。よぉーく見ないとわかんないんですが、人はけっこういます。

〇2022年

…めっちゃ霧が濃すぎる夜明け前(滝汗)
日の出時間。完全に曇ってまして太陽の光は直接見られませんでした

という感じで、けっこう天候に左右されるんです。必ずしも晴れる保証はなんですよね。あとめちゃくちゃ寒いので、防寒対策必須となっております。ドルイドのおいちゃんとかは衣装柄、けっこう薄着でしたけど(風邪ひかないでね)。

ここ数年の冬至の認知度について

ここからは個人的主観も兼ねますが、日本国内におけるこういった世界の冬至に関する知識はここ数年でけっこう向上しているんじゃないかと感じています。
ストーンヘンジのような冬至の日のライブ配信もそうですし、北欧の伝統的な冬至祭「ユール(Yule)」を紹介する機会もSNSなどを通じて多くなってきています。

日本の冬至はゆず湯(気持ちよい)とかぼちゃの煮込み(美味)といった昔ながらの風習がありますので、もちろんそれらも大事にしつつ、海外の冬至との比較なども少ししてみると、けっこうなるほどぉー、といった気づきがあるやもしれません。
冬至の時期はもっとも太陽の力が弱くなると信じられていたので、そういう意味では日本と海外では少し異なる捉え方をしていたのかなと思います。

今年のライブ配信は日本時間で「12/22(金)16:00頃」から始まります。お時間に余裕がある方はチラ見してみてください。よい天候に恵まれますように…(けっこう切実)。


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