モヤ指数6/10:偏食3歳児との戦い
わたくしの娘は大変な偏食少食ガールです。まあ3歳児なものですから、ほぼ全員偏食少食じゃん、と思われるかもしれませんが、わたくしの娘の偏食少食は結構筋金入りなのです。
1歳頃はスプーン片手に娘を追いかけ回しても一口も夕食を食べないことが何度もありました。風邪を引いて更に食欲がなくなると、元々小柄で痩せ型の娘の頬はこけ、笑うと脂肪のない顔にシワができるほどでした。もちろん、いわゆる健康とされる体重を下回ったことはありませんでしたが、親としては心配しておりました。
一度仲良しのママ友に、偏食少食の子供って、親がきちんと作らないからだと思っていましたが、あなたとお子さんを見ていて、違うんだと気づきました、と言われたことがあります。本当に一生懸命いろいろな料理を娘のために作っていましたので、そう言われて若干嬉しいと思ったのですが、やはり娘の偏食少食はモノホンなのか、とひざがガクガクなりました。
そんな娘の偏食少食、だんだんとマシになってきています。初めて見た食べ物でも、少しだけ味を想像して食べてみようという気持ちになるのか、全く同じ料理を数種類リピートし続けるルティーンから少し抜け出せるような希望の光が見えるような気がしています。
例えば先日、前述のママ友のおたくで、今まで食べたことがなかったチャーハンを完食しました。これには大変驚きました。早速作ってみたいと思っていますが、ママ友のチャーハンはあんなに食べたのに、わたくしの作ったチャーハンは全然食べないという事態になったらシャクに触りますのでまだ試しておりません。
わたくしは先週いっぱい、インフルエンザのようなひどい風邪にかかり、死んでおりました。その間、Waitroseのデリバリーを注文したのですが熱でようわからなくなっていたわたくしはなぜかホットクロスバンズを2種類注文しておりました。自分でもそこまで好きかどうかもわからないほど、食べたことがあまりありません。一つはフルーツ味、もう一つはチョコレート。おそらくチョコレートを娘の朝ごはんにでもしようと思ったのでしょう。なぜなら最近、朝起きた瞬間に、「ママ、クロワッサン焼いて」と言うものですから、冷凍クロワッサンを焼くわけですが、4日くらい連続で一口も食わねーのです。許しがたいクエルクエル詐欺です。ピカールというフランスの冷凍食品ブランドの大変美味しい、なんちゃらバター使用のクロワッサン、焼きたてが一番美味しいのにもかかわらず、一口も食べないのです。クロワッサンはわたくしが最も好きな食べ物の一つなのです。娘がちょいといじくり回して一口も食べなかった今朝のクロワッサンは、まだ残っております。
しかし、偏食少食の子供を持つ親というのは、ついつい準備してしまうのです。たべたいと言われたら喜んでいそいそと準備をするのです。「ダイスキ、たべたい」と言われると。そして、出した瞬間「ダイキライ」と言われるのです。なんというツンデレ独裁者。そしてなんと健気なわたくし。そんなご奉仕を誰も褒めてくれません。
そこで明日朝は、イギリス伝統ホットクロスバンズと娘の対決を計画しております。
マジでくえよオメー。
我が家はわたくしと娘の2人暮らしですので、娘が喰わないとなると自動的にわたくしが肥えるわけです。誰も褒めてくれません。開封した食べ物はいくら清潔でもホームレスの方は絶対に受け付けません。
この対決の結果は、明日この記事を編集して更新いたします。
娘の偏食はチョコレートに完敗。チョコレート味のホットクロスバンズ平らげました。Waitrose No.1ブランドのダブルチョコレート味ホットクロスバンズ、少し味見しましたが美味しかったです。ホットクロスバンズ特有のスパイス感は一切ありませんがチョコたっぷりの菓子パンです。