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ラーメン屋への道のり

平日の夜、
仕事から帰る時間が微妙に遅くなる日がある。

2人の息子も10代後半ともなれば、
部活だなんだとまぁまぁ帰りは遅い。

家庭内業務連絡ツールと化している家族LINEで、帰る時間の報告を互いにするが、全員の帰宅時間が同じくらいのときに、自宅から徒歩圏内のラーメン屋さんに行くことがある。
月に1回あるかないか程度のお楽しみでもある。

そして、私の夕飯の支度の手間を省く=手抜き
と言われてもその通りなので否定はしない。


あとは、家族全員、毎日昼は私が作るお弁当なので、たまには外食も味わいたいよねというものだ。
みんなラーメンも餃子も好きだしね。


自宅で合流し、それぞれ重い荷物は置いて身軽な状態で、てくてく歩いてラーメン屋さんに向かう。

注文したものが提供されると、空腹と麺が伸びないようにという思いで黙々と食べる3人だが
提供前や自宅とラーメン屋さんの往復は、
今日の出来事の話だったり、おふざけな会話のやり取りが発生する。


身長差がほとんどなくなった息子2人が
ふざけながら走って行ったり、並んで歩いている姿を後ろから見ていると、

「これが幸せの一コマなのかな」

とほっこりした気持ちになる。


もしかしたら帰り道は、
空腹が満たされたことによる、
充足感と履き違えているだけかもしれないけれど。


ラーメン屋さんになるための道のり
ではなく
ラーメン屋さんに行く道のりの話。


少々無理があったかもしれないが
嘘はついていないのでご容赦を。

★1/26 13:26追記
息子達に「ラーメン屋への道のり」と聞いて思い付くことは何か、この記事のことは言わずに、それぞれに尋ねたら、2人とも「◯◯◯(いつものラーメン屋の名前)じゃない?」と言われ「ラーメン屋さんになるための道のり」とは思い付かないとご指摘いただきました😂

少しはうまいこと言えたかも?!と思ったのに…。
普通に「道のり」をイメージされた方、申し訳ありません_(._.)_

精進いたします。


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moyamoya
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