NVC(非暴力コミュニケーション)
NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)と出会ったのは2014年、職場の先輩にお誘いいただいたワークショップでした。
NVCトレーナーのジム&ジョリ夫妻がハワイから札幌に来たときです。
慈愛に満ちた、心が温かくなる場でした。
私は頭を殴られたような気持ちになりました。
私がやってきたコミュニケーション、特に家族に対しては、全然NVCじゃなかなった。
「いつも○○だよね。」
「そんなこと、絶対無理に決まってる。」
会話の始まりは、いつも私の評価、ジャッジでした。
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NVCはアメリカの心理学者 マーシャル・B・ローゼンバーク氏が提唱し、体系化したコミュニケーション手法です。
マーシャルの著書の中では、NVCを実践することで
評価をまじえずに
具体的な行動を「観察」し、
自分が抱いている「感情」と
その感情の大元にある
自分が「本当に必要としていること」を明らかにする。
それを相手に
「要求」として伝えることで、
より人生を豊かにすることができる。
としています。
「まず観察する。相手を評価しない。」
これは、とても難しい。
「自分の本当に大事にしている価値(ニーズ)とつながる」
これも、日々、いつもやっていないと難しい。自分とつながれないと、相手のニーズを慮ることもできない。というか、普段のコミュニケーションでここまでやらない。反射的にジャッジして、すぐことばにしてしまう。
自分のニーズを相手に伝える、リクエストすることも苦手だ。
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サイボウズ「PICスクール」のプリセプターである私は、PICフォーラムという場で、NVCについてお話する機会をいただきました!感謝。
私の中では、NVCというのは、氷山の下までつながるイメージなのです。近い人ほど、わかるよね、わかって当然だよね。と反射的にやりとりしがちなのですが、近い人ほど、正直にニーズを伝えあった方が平和だなと思います。難しいけど(;'∀')
反射的なコミュニケーションのイメージ
氷山の下に抱えてるニーズに気づかないまま、会話。
「どうして、わかってくれないの!」となる場合もある。
NVCのイメージ
氷山の下に抱える自分のニーズとつながる。
相手のニーズにも耳を傾けて共感的なやり取り。
今回、下記2冊も読みました。
NVCは、本を読んで「理解する」というより、誰かに伝えたり、自分自身が実践して練習していくことで、少しずつ身についていくのかなと思っています。50年以上のコミュニケーションの癖がしみついている。まだまだ、全然、できてませんが少しずつ、、。
以前のnote「肯定ファーストと共感的コミュニケーション、そしてきりん」でもNVCについて触れました。コミュニケーションの本質はそう変わらない。