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エンジニアの幸せ

私は某IT系会社のスタフです。システムエンジニアの皆さんを尊敬しています。目に見える道具はパソコンだけで、何もないところから動くものが作れる。私にはできない事なので、すごいなーと思っています。幸せにお仕事して欲しい。どんな業界でもそうだけれど、良いものを作ってお客様から感謝されて幸せに働くのがいい。「幸せ」というのは仕事する上で大事な要素。

そんなときに、「エンジニア」「幸せ」がキーワードのイベントがあり参加しました。
最幸のチームをつくる~100万人のエンジニアのために「その方法と成功の秘密」
https://best-team.peatix.com/
登壇者
 青野慶久さん(サイボウズ株式会社
 田中邦裕さん(さくらインターネット株式会社
 後藤正樹さん(株式会社コードタクト
ファシリテーター
 山崎雅人さん(株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ
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エンジニアのみならず、人が組織で幸せに働くためのヒントがありました。
そのことを書きます。

理念とエピソードがセットになっている

会社の理念(社是)を社員全員が言えるとことは、まず、大切なこと。そして、納得して働くためには、その理念を守っているよね。というエピソードが大事なんだと思った。エピソードのパワーはすごい!
例えば、「公明正大」(アホはいいけどウソは駄目)を掲げるのであれば、前日飲み過ぎて寝坊で遅刻しても、電車が遅れたなどウソをつかなかった正直さを評価する。理念に共感してその会社を選んだ人は、そのエピソードが「理念を守っている証」となり、幸福度は上がっていく。
逆に、その証がない、つまり経営者や上の人のやることが、理念と違うとみんな冷めるでしょう。理念らしきものか壁に貼ってあるけど、何でしたっけ?となってしまう。

目的と状況に応じてルールを変えていける

組織のルールは「絶対に守らなければならない」という思い込みがある。でも、そもそも何のためにこのルールがあるのかと考ええてみる。よくわからないけど、前からそうだからという事が多々ある。でも、ルール(法律もそう)は人が困らないためにあるはず。ある意味、人が幸せに働けるように、暮らせるようにあるもの。もし、違うなら、変えたらよい。
目的がよくわからないのに守るべきという思い込みに気付いたら、議論して、ルールを無くしたり、変えたりできる。そんな風通しの良い関係性が組織の中でできていたら、これも幸せにつながる。

組織の外でマネし合える(パクりあってる!)

今回登壇した社長さん、お互いの企業理念に影響を受けて、良いと思ったらそれをマネしている。驚いた。私の中の今までの常識では、同じ業界は「競合他社」として警戒して接する。でも、ここのみなさんは情報交換もして、理念などをパクりあっているのです。IT業界全体(というより社会全体)を幸せにしたいという想いを持ってるんだろうな。カッコいい!経営者がこうした姿勢だと、社員は、外のコミュニティに出かけやすくなり、オープンで学ぶマインドが育ち、成長して実力をつけ、幸せなエンジニアに育つ。

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結局、「自立」が幸せにつながっていく と思った。

自分の意見を言える。好きなことを仕事にしていく。組織に問題があると思ったら自分でなんとかする。そして、周りの人のマインドも大切。チャレンジすることを応援する人が周りにいること、弱さを見せあえること、相互に楽しく学び、成長できること。自立は孤立ではない。
エンジニアというとひとりパソコンに向かってカシャカシャキーボードをたたく人を思い浮かべる人いるかもしれない。私も昔はそう思っていた。でも違います。たいていはチームで仕事をするので、悪いことは早くオープンにして、助け合い、よいノウハウはシェアして効率よく開発していく。そんなチームワークあふれる幸せなエンジニアのイメージが見えました。

このイベントはエッセンシャルマネジメントスクール(EMS)主催でした。今回の登壇者、ファシリテーターは、全員EMS修了生。私も修了生です。こうした社長さんたちと同じ学校に、ごく普通の会社員の私がいて大丈夫なのかと最初は戸惑いましたが、大丈夫どころかとても幸せな場でした。実際、周りの人は本当にすごい人ばかりで、私は長年いったい何をやってきたんだろうという反省があったけれど、そんな駄目な自分も肯定できた。みんな学びたい気持ちでフラットに集まっています。

このイベント企画もEMS修了生です。登壇者含め、主催関係者のみなさんに感謝しています。

※この記事はEMSのアドベントカレンダーにリンクしています。


  


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