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ケース問題の考え方(応用編)
問題解決に於ける普遍的な流れ(再掲)
前回の記事からの再掲になるが、ケース問題では、下図のBとCに当たる部分を解きに行くことになる。コンサル転職を目指す人は、ここで躓いて戦略ファームレベルに到達できないでいることが多い。僕も習得するのにかなり苦労したので、とても気持ちはよくわかる。あまり真実を教えてくれる人は多くないが、慣れた人がケース問題を解く際の思考プロセスと説明プロセスは異なることが、「ケース問題」を難しくしている。説明順としては下記の通りA→B→Cとなるが、実際の慣れてきた後の思考としてはCを常に考えながら(もしくはCで仮説を出してから)Bを紐解いていく、という方が近い。今回はあくまで解説なので、セオリー通りに記載する。
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ケースの考え方
考え方として、「売上を伸ばす」「利用者数を増やす」「利益を向上させる」等の目標に対してのHowを論理的に考え、答えを出すという認識を持っていただくとわかりやすい。順番としては、1. 問題の定義→2. 課題と優先順位の特定→3. ターゲットセグメントの設定→4. 行動・ニーズの分析→5. 施策という流れだ。少し説明の抽象度が高いので、具体的な例を出して順を追って考えたい。今回はとあるビジネス街に於けるスターバックスの売上向上を目指したケースの解き方を例として説明する。(なお、問題の定義は出題者との間で合意形成する意が強いので今回は割愛するが、年5~10%の成長率をベースとして考えて3年で20%の向上としておけばよい)
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