もやブロ #21 GW湯沢雑記①
平成最後の夜は特番でバブルのネタが出ると、スキーブームに苗場…みたいな話題がちょくちょく出てましたね。令和の湯沢を、日本を盛り上げたい。地方暮らしを楽しむ人が増えれば、もっと生きやすい日本になる。都市の課題先進国である日本の好事例が増えれば、世界のためにもなる。そんなことを信じてやまない、もやです。
今日のエントリは、GW特集・・・ということで、この時期の地域情報をお伝えします。ぜひ、魚沼の魅力の一部を感じ取ってもらえると嬉しいです。
雪解けの恵み、山菜
春の宝物といえば、山菜!町の面積の9割が山・・・という湯沢では、山菜もたくさん採れますよ。
道端には、山菜採りをしているじいちゃんばあちゃんの車がチラホラ・・・。地元じゃない人が「山に勝手に入って荒らす」ことに困っている人がいるのが今の現状です。たくさんあるとはいえ私有地での山菜摘みはいけないので、ガイドさんと山菜取りに行くことをオススメします。取っちゃいけないものとか、食べられるものとか、色々と教えてもらえますし、採れたてを天ぷらにしてソバと食べるツアーが付いていたりもしますから。
我が家の近く、岩原スキー場でも山菜採りツアーがあります。
あとは、地元のロッジやペンションでもオーナーさんが直々にいろんな体験をやってくれるケースもあります。これは宿泊者限定のお値打ち価格なので、泊まりがてら体験するというのも手ですね。川沿いの気持ちのいいヒュッテで、登山なんかもできちゃいます。
さて、写真は「コゴメ」と「山ウド」、「根曲りタケノコ」を色々と調理したものです。山菜というと、おひたしや胡麻和えなど、レパートリーに困ったりしませんか?あとはアク抜きが大変とか、手間がかかってめんどくさいイメージも。
これは湯沢の隣町、十日町市のJAで地元のばあちゃん達に習ってきたもの。
・こごみのオリーブマリネ
・山ウドの米粉グラタン
・山ウド皮のきんぴら
・山ウド皮の酢の物
・雪下人参と根曲りタケノコの肉巻き
・根曲りタケノコと鯖缶の味噌汁
・山ウドの塩炊き込みご飯
皮まで無駄にしない、ばあちゃんたちの時短料理テクニック。雪下人参(新潟では野菜などを長期保存するために、雪の中で保存する知恵があります。津南や十日町では雪下人参がブランドになっている)の彩りがまたいいんです。こごみは、正直食べ方がワンパターン化していたので、マリネにして食べる(茹でてオリーブドレッシングで混ぜるだけ)のが新鮮で、可能性を感じました。
雪解けの山の恵みは、スーパーなどでも手軽に手に入ります。ふきのとうやタラの芽が出始めた2月くらいから、春のいぶきのウキウキした季節がスタート。
山ウドなんかはとても香りがよく、歯ざわりの良い根曲り竹や、味わい深いこごみ、希少なアケビの新芽である「木の芽」など是非食べていただきたい宝物ばかりです。せっかく地方暮らしをしたのであれば、伝統的な食べ方だけでなく、グラタンやマリネなど洋風の食べ方や新しい食べ方を見つけて季節を楽しんでいきましょう!
関東から1ヶ月遅い桜と、中央公園
湯沢の桜の開花は、関東よりも約1ヶ月ほどゆっくりです。GW前に満開になるくらいで、期間中も八重桜やしだれ桜を中心にまだまだ楽しんでいただけます。
写真は、湯沢中央公園。ここはソメイヨシノからしだれ桜まで色々と咲いていて、毎年4/29には「花まつり」が開催されます。
中央公園はめちゃくちゃ広くて、野球場、フットサル場、テニスコートにレジャープール、最近はスケボーパークができて雪がとけたらずっと楽しめる場所です。
近くには魚野川が流れていて、その河岸である穴沢河岸公園ではキャンプが無料で楽しめちゃいます。
湯沢町内には他にもキャンプ場があり、大源太のキャンプサイトやルーデンスのリバーサイドキャンプもかなりおすすめスポットです!!こちらは有料ですが、BBQセットやテントなども全て借りることもできますし、何よりキャンプ場としてのクオリティがかなり高いです。町民なので10分で自宅に帰れますが、わざわざ泊まりたくなってしまうロケーション。
GWからオープンする、奥湯沢の隠れ家
湯沢の基礎知識ほぼゼロで移住してきたうちの夫が、最もテンションが上がっていたのがこの大源太。「川と森がこんなに手軽に得られるなんて、なんで早く教えてくれなかったんだ!」と。いやいや、ここは雪が深くてGW前はそもそも通行止めなんです。GW〜雪が積もる11月頃までの、手軽に楽しめる隠れ家スポット。
湯沢パークスキー場をさらに奥へ、旭原という集落のちょっと先にあるダム湖・大源太湖を中心としたエリアです。湖の周りは遊歩道で30分ほどで一周できて、ちょっとしたハイキングと森林浴をしたいときに最適。
昨日は雨が降っており少し水が濁っておりましたが、晴れが続くと透明度が高くカヤック体験しているときに「ボートが空に浮かんでる?!」かのような体験ができちゃいます。
カヌーやカヤック・川下りはお隣、水上が有名すぎるほど有名でありますが、湯沢でも楽しめる場所があるのでいずれ別エントリでお知らせできればと思います。
ここでは私の大好きなイタリア料理屋、ピットーレの姉妹店でタヴェルナ・ヴィチーニという店が営業しています。営業時間は16時とランチタイムまでなのでご注意を。湖の周りを散策して、絶品ピザを食べた後、キャンプして翌朝はここのパンを調達してキャンプサイトでマターリなんていかがでしょう。
GWは観光シーズンで県外ナンバーがたくさん溢れている湯沢。ついつい観光寄りの記事になってしまいましたが、期間中にもう少し別の角度でも記事を書きたいので続きをお楽しみに!
今から東京から、お客さまが来てご案内する予定なので、、今日はここまで!
「魅力的なまちで溢れかえっている世界を」作り「地方で暮らす人を増やし消滅可能性都市をなくす」ことをミッションに動くまちづくり会社社長。湯沢町で暮らす2児の母でもある。