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"人生のビジョン"がないと悩む人へ。ー私がSHEで見つけた等身大のキャリアのかたちー

はじめまして。
SHE株式会社の佐藤萌野(さとうもや)と申します!
新卒から約4年半お世話になった大手総合飲料メーカーを退職し、SHEに入社して早1年。
現在は、SHEcreators事業部にて、SHEメイトさんへのお仕事紹介や法人企業様とのお取り組みを担当しています。

SHEで日々出会うのは、夢やビジョンに向かって、時にもがきながら、それでも前に進もうとする人たち。
それは、SHEで働くメンバーでもSHEメイトさんでも同じ。

実は、そんな”夢やビジョンで溢れるSHE”にいる私ですが、自分ではキャリアで叶えたい夢や人生をかけて成し遂げたいビジョンというものがありません。
「ビジョンを持て」という風潮が強い社会のなかで、それが「よくないこと」なのか悩み、ビジョンを見つけなきゃと焦った時期もありました。
でも今日は、そんな私がSHEという場所でありのままの自分らしい姿で働くようになった経緯について書きたいと思います。​

これまでの経歴

自ら発信することが苦手なのもあり、私のことを知らない方がほとんどだと思うので、これまでの経歴を書きますと、

中学生。間違ってスパルタの強豪チームに入ってしまい、年間363日練習する部活漬けの生活を送る。

JKライフ。中学時代の反動からか青春への憧れが強く、校則が超ゆるく県内一文化祭が有名な高校で充実の毎日。

大学受験が思い通りにうまくいく。勢いあまって記念受験した早稲田に合格し、そのまま入学。
アルバイトと遊びに励む一方で、カナダへの交換留学を経験。(適当に出願したら、思い描いていた都会ではなく、極寒のちょっと田舎にある大学だった。笑)
就活の時期がとっくに過ぎた頃に帰国し、2週間の短期就活を経て、キリン株式会社(現キリンホールディングス)の一期生として内定。

新卒でキリン株式会社に入社。
入社理由は、「一期生」という響きが良かったから。
関西配属になり、ビール工場での総務広報を経て、飲料の量販企業営業本部担当としてキャリアを積む。
社会人3年目あるあるの漠然としたキャリアの不安に襲われ、転職エージェントに登録しまくる。
特に行きたい会社も見つけられず、本格的に転職活動を始める前に終了。

2019年11月、SHEに入社し、今にいたる。

こうやって見ると、28年という人生においてはそこそこ重要な決断だった受験や就活のタイミングでも、何か自分が叶えたい夢や目標があってそれに向かって努力したというより、とりあえずやってみて良さげなものを適当に選ぶ、そんな感じの人生でした。

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レールが敷かれている人生の方が楽だった

会社に入るまでの22年間は、自分で道を切り開かずとも、目の前に敷かれているレールの上には受験や就活というマイルストンがあり、一般的に「いい」と言われる方向にとりあえず進めばそれだけでよかった。
そんなレールの存在に、うんざりしたり、外れることができない苦しみを感じることは全くなく、むしろ敷かれたレールの上を歩く人生が私にとっては楽でした。

それが会社に入った途端、レールの先が突然なくなり、自分で自分のレールを敷いていくことが求められるようになった。

「夢やビジョンがない」なんて言えば、ハングリー精神がない、諦めていると言われる。
キャリアを通して実現したい夢、やりたい仕事について当たり前のように語れる同期や先輩、周りの友人を見て、「私も何か見つけなくちゃ」と義務感にかられたことも。

決して諦めているとか無気力なのではなく、「自分はどんな状況でも、小さな楽しみや幸せ、やりがいを見つけることができる」という自信ゆえか、その時の流れに身をまかせて生きてきた私にとっては、ビジョンや夢を持ち、先を見据えて生きるということがとても難しかったのです。

SHEというスタートアップとの出会い

社会人3年目になる頃、周りの友人の転職や同期の異動などをきっかけに、なんとなくキャリアについて不安を抱くようになり、とにかく転職エージェントに登録しまくりました。
しかし、登録はしたものの、やりたい仕事もない、行きたい会社があるわけでもない。
結局、安定していて福利厚生も手厚い、大好きな同期や先輩がいる大手企業をわざわざ離れる理由が見つかるはずもなく転職活動終了。

そんな中、初めて「ここだったら私働きたいな」唯一そう思ったのがSHEでした。

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SHEに惹かれた理由はたくさんあった。

・とにかく、大好きなビジョン。
・新しいことに出会い、学び、自分らしさを見つけることで、人生の選択肢が増え、立てる土俵が変わる。そんな武器を何歳になっても手にすることができるサービス。
・社会や周りの環境に悲観して何もしないのではなく、自分のできることを自分のために自分の力でやり遂げる、そんな人が集まる魅力的なコミュニティ。

一方で、スタートアップやSHEに対するイメージが自分からはかけ離れていることによる不安が全くなかったわけではないです。

・スタートアップ=熱いビジョンを持った人たちの集まりというイメージ。自分とは人種が違いそう
・SHEは魅力的だけど、ちょっとキラキラすぎてついていけないかも...

「SHEで超働きたいです!」と散々面接で言っておきながら、内定後「やっぱり迷ってます。」と、自分の決断に迷いが生じたのは、人生で初めてでした。

その時に言われた、

「今じゃなくてももちろん待つし、今の会社でしかできない経験もあるはず。でも、スタートアップは日々見える景色が変わる。SHEは今が色々な景色が見れる一番面白いフェーズだから、ぜひその景色をみんなと一緒に見てほしい。」

さらに代表(@eri_razapi)のnoteにあった最後の一文

「新時代のヒーロー達、絶対一緒に絶景を見ような!」

これらの言葉で、私の中にあったスタートアップやSHEと自分のギャップに対する迷いや不安がさっと消え、ああこの人たちの夢を一緒に叶えたい、SHEという船に乗っているみんなと絶景を一緒に見たい、そう思ったのです。
見損ねた景色を一生後悔するかもしれない、その後悔に自分が耐えられないと思ったときにSHEへのジョインを決めました。

自分の夢やビジョンは、今は種だけまいて、芽が出るのをそっと待てばいい。
今はただ自分の半径5m以内にいる大切な人の夢を一緒に叶える、そんな選択があってもいいんじゃないかと思えたのです。

夢を叶える第一歩が生まれる場所 "SHEcreators"

現在SHEでは、SHElikesで学ぶSHEメイトさんや一部卒業生がクリエイティブパートナーとして、デザイン、ライティングなどを中心としたクライアントワークを行うSHEcreatorsで働いています。

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スキルを身につけても実際に仕事を自分で獲得してくるのは大変なこと。
学んでもこの先どうしたらいいの?という不安はつきない。
SHEcreatorsの存在意義は、その不安を払拭し、SHElikesで真摯に学ぶSHEメイトさんに、独り立ちへの第一歩を提供することです。

しかし、creators事業部が現在の方針で再始動が決まった3月は、ゼロから事業の基盤をつくるところからのスタートで、営業経験しかないかつクリエイティブも未経験の私にとっては全てが手探り。
大量のアポに備えてスケジュールを空けまくったのに、アポ撃沈で1件しか商談が入らない、なんてことも。

それでも、今の自分にできる目の前のことを一生懸命やっていたら、周囲の協力もあり、SHEのビジョンやSHEcreatorsの提供価値に共感していただく企業様と少しずつお取り組みをさせていただけるようになりました。

まだまだ十分なサービスが提供できているとは言えませんが、この半年ちょっとSHEcreatorsで、多くのSHEメイトさんが夢への第一歩を踏み出す瞬間をSHEの中でも一番近くで見てきました


夢や目標は本当に人それぞれ。
将来やりたいことは見つかっていなかったけど、学びながらチャレンジし続け、獲得した案件を通して新たな夢ができた、そんなSHEメイトさんも。


常に熱意と圧倒的な努力量でクライアント様の期待を超えるSHEメイトさんの姿にいつも私が励まされています。
SHEcreatorsは今までほぼ私1人の事業部だったこともあり、SHEメイトさんの期待に応えられず、力不足を感じることが多々ありました。
そんな中、いつもSHEcreatorsを支えてくださるSHEメイトのみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

SHEcreatorsで提供しているのは、「小さな一歩」にしか過ぎないけれど、その一歩を歩むSHEメイトさんを一人でも多く増やせるよう、これからもパワーアップできるように頑張りたいと思います!(最近新たにSHEcreatorsに心強いメンバーが2名加わったので、今後の躍進を見ていてください🔥)
そして一緒にSHEcreatorsをパワーアップさせたい!そんな方もいつでもお待ちしております。

最後に

SHEという会社が掲げるひとつのビジョンに向かって、SHEのみんながそれぞれの持ち場で日々奮闘して生きている。

SHEで働くというのは、決して楽しいことばかりではないけれど、共通しているのは「みんな前だけを見続けてとにかくやり切る」ということ。
涙あり笑いあり(もちろん時には衝突もあり)の青春のような毎日を、尊敬するみんなと過ごせることが奇跡だと思っています。

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そして、これからSHEという船に乗って、そんな毎日を一緒に過ごす仲間が増えるのを楽しみにしています。


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