大阪・日帰り弾丸ひとり旅~すべては氷室京介展のために~<後編>
土曜日更新の予定が間に合わず日曜になってしまいました。申し訳ありません。
さて、今回は氷室京介展の写真をたくさん上げたいと思います!
今回も長文になるので、そんなだらだらと読んでらんねーぜ!という方は「ついに氷室京介展へ入場」と「粋なスタッフさん」のカテゴリだけでも見て頂けたらと思います。
氷室京介展の魅力を一人でも多くの人へ伝えたい。氷室さんファンの方も、氷室さんをあまり知らない方も是非ご覧になって頂けたら嬉しいです。
新大阪駅到着!からの大阪会場へGO!
前回のあらすじ。
氷室京介さんのファンであるわたくし、大阪で開催されている氷室京介展にどーしても行きたいっ!という思いが抑えきれず、日帰り弾丸での大阪行きを決意。いくつかのミッションを乗り越えて、どうにか新幹線に乗り込んだのであった!
↑詳しくは前回の記事を一読いただければと思います。
新幹線に揺られること約2時間半、ついに新大阪駅に到着です。
「わーい新大阪だ~!」と駅周辺を散策したいところですが、旅行気分で感傷に浸っている暇はありません。目的はただ一つ、氷室京介展なのですから。
というわけで、新大阪から大阪へ移動。
氷室京介展の会場は、「グランフロント大阪」という大阪駅から直結したビルの中にあります。
大阪駅から建物内を5分ほど歩くと、氷室京介展のポスターが!
左下です!まだこの位置だと遠くて小さいですが、「ついにたどり着けたんだ」という歓喜のあまり即写真を撮ってしまいました。
ちなみにこの時、リアルに「ああ…!」って声が出ました(笑)
紆余曲折あったけどようやく、ついに、本当に、私は大阪で氷室京介展に行けるんだと実感できた瞬間でした。
エスカレーターで下に下って、ついに氷室さん(のポスター)とご対面!
ギャー氷室さんカッコイイ!!!
と心の中の私が絶叫しています。ちなみに、会場内でも何度も心の中でこのフレーズが絶叫されることになります(笑)
さあ中へ!と行きたいところですが、開場時間は午前10時。グランフロント大阪に到着いたのは9時すぎ。日帰りということもあり、少しでも早く大阪に到着しようと思っていたのですが、だいぶ早くついてしまいました。
スタッフさんにどこで待てばいいか尋ねると、会場の外で待機列を作るとのことだったので、トイレを済ませて再び会場入り口へ。トイレから出ると先先ほどのスタッフさんが声を掛けてくださり、「待機列はこちらになります」と案内されました。
まさかの先頭。
これまでいくつものイベントやらライブの物販で何度も待機列というものに並びましたが、先頭は人生初です。トップバッターで会場に入れるぞ、ワクワク。
並んでいる間に、徐々に後ろに並ぶ人が増えていきます。平日とはいえ、開場までの30分ほどの間に20人くらいは並んでいたと思います。男女比は6:4くらいで若干男性が多かったかな。意外と20~30代と思われる若い人も多く見られました。
複数で来ているファンの人たちの話に耳を傾けていると、どうやら何回もこの氷室京介展に足を踏み入れている様子。羨ましい…!私も大阪在住なら何回も行っただろうなあ。
なんてもしもの空想に浸っている間に、ついに開場です!
スタッフさんの誘導に従って検温、消毒を行い、私は前売りを買っていなかったので当日券を購入。
左がメモリアルチケット、右側がスタッフパスです。
チケットは週ごとにデザインが変わります。私がもらったチケットの氷室さんは、『NORTH OF EDEN』という曲のCDジャケットデザインとなっています。
ふす50代とは思えない艶やかな歌声とクールな眼差しが美しい。
スタッフパスも、平日と土日でデザインが異なります。私は木曜日に行ったので平日バージョンでした。”ALL FANS”の文字が氷室さんからファンに向けられたメッセージのようで嬉しいですね。
ついに氷室京介展へ入場。氷室さんの歴史を辿る
ついに、ついに氷室京介展を堪能する時が来ました。ここからは撮影可能な場所の写真をたくさん載せていきます!
入場してすぐに出迎えてくれるのは氷室京介展の巨大パネル。
”HELLO OSAKA"の文字が「ハロー!大阪!」と氷室さんボイスで再生されるのは私だけではないはず。
次に主催者挨拶のパネル。1か月以上の長いスパンでの開催。相当多くの関係者が携わったのではないかと思います。
ここから先は貴重資料とともに氷室さんのソロデビューから引退までの歴史を辿っていくのですが、このブースでは残念ながら撮影はできません。紹介できないのが悔しいところですが、氷室さんが使用したライブ衣装や楽器、マイク、イヤモニなど、本当に他では見られない貴重な資料を目に焼き付けることができました。
氷室さんのライブ映像や、ライブMCを聞くことができるコーナーもありました。私も含め、皆さんライブ映像のモニター前では確実に立ち止まって、映像にくぎ付けでしたね。
ラストライブまでのブースを抜けると、ここからは撮影可能エリアになります。iPhoneのカメラよ、さあ出番だぞ!と気合を入れて写真を撮りまくりました。
デビュー曲『ANGEL』からラストシングルの『ONE LIFE』まで、全シングルのジャケット写真がズラリと並んでいます。壮観!
氷室さんのライブ写真を使ったパネルが並びます。その奥には、氷室さんの記念モニュメントが。
モニュメントの真ん中には、1枚のCDが飾られています。
ラストライブのMCで、「還暦になったらアルバムでも出すかな」と話していた氷室さん。ファンは皆そのアルバムを今か今かと心待ちにしています。「今年の2月頃まで作曲に取り組んでいた」という一文がすごく嬉しかったですね。
と同時に、コロナや他の病気に罹っていないかと不安も感じました。引退以降、氷室さん本人からのメッセージが一切ないことが心配です。元気に過ごされていることを今でも心から願うばかりです。
2021年10月現在、未だに約束のアルバムは発表されていません。それでも待ってます。60代の氷室さんの歌声が聴きたい。
ちなみにモミュメントの下に置いてある「K」と書かれた台のようなものは「転がし」と言って、ライブ中に氷室さんが足を掛けてパフォーマンスするときに使います。Kは氷室京介のK。公式ロゴマークです。
転がしは近づいて裏面も覗けるようになっていました。一度リハーサルで雨に濡れた転がしに氷室さんの足が滑って負傷したことがあったため、それ以降のライブでは転がしに滑り止めを付けたとのこと。
改めてモニュメント全体をパシャリ。
複数人できたお客さんは、みんなここで記念写真を撮っていました。いいなあ、お一人様だけど私も撮りたい。でもこのご時世、「すいません、ここで氷室さんと私を撮ってください」と声を掛けてiPhoneを手渡すのは何となくはばかられました。
なので諦めてブースの外へ。ここを出ると再入場はできないと書いてありました。モニュメントに後ろ髪を引かれつつ、ブースの外にずらりと並んだスカジャンを撮りまくりました。
各ライブで限定デザインのスカジャンが製作され、氷室さんがライブの終盤になると着用しています。
粋なスタッフさん
写真も撮れるだけ撮ったし物販に行こうかな…と思いながら氷室さんのモニュメントを振り返ると、衝撃映像が飛び込んできました。一人の女性がスタッフさんにスマホを渡して、氷室さんモニュメントと並んで写真を撮ってもらっていたのです。
なに~っ、その手があったか!そっかそれはOKなのね!!
コロナ禍の昨今は感染防止対策として、撮影系のイベントでは「スタッフにカメラを渡すのはNG」というものも多いんです。知らない赤の他人の物は触らない、と。
ですが、氷室京介展のスタッフさんは快く応じていました。
ならば、私も氷室さん(のモニュメント)と一緒に写真を撮りたい!
しかし、展示ブースから一度出てしまった私。「再入場はできません」という注意書きが私の視界にヒリヒリと焼き付いています。
それでも勇気を振り絞り、ダメもとでさっきの女性に写真を撮ってあげていた男性のスタッフさんに声をかけました。
「あの…一度出てしまったんですけど、私もあそこで写真だけ撮ってもらうことはできますか?」
スタッフさんは淡々と言いました。
「再入場はお断りしております」
ガーン…ですよね…。
しかし、少しだけ間を置いて、そのスタッフさんはこう続けました。
「…が、内緒ですよ。撮るときだけ、マスク外していいですよ!」
ちょっといたずらっぽく微笑みながら、「バレないように、ささっと!」と小声で私をモニュメントの前に誘導してくれました。
そなたは神か!
本気でこう思いました。
そして氷室さんモニュメントと記念撮影。
今度からはブースを出る前にスタッフさんに声を掛けようと猛省しつつ、粋なスタッフさんの対応に感謝の気持ちを胸に秘めて物販に向かいました。
ほしいグッズを吟味しつつ袋(大サイズ)いっぱいに買い、物販を出ると最後のブースへ。
“KING SWING”というのは氷室さんの公式ファンクラブの名前かつ、年4回会員限定に送られるファンクラブの会報の名前です。ここに並んでいるのは、今までの会報の冊子の表紙。
こうして歴代の表紙を見ていると、氷室さんの様々な年代の写真やイラストアートを見る事ができ、美術館に来たような感覚です。
さて、ここでも写真を撮っているファンの方がいました。会場のQRコードを読み取り、このパネル前で撮った写真を添付してメールを送ると、次のファンクラブ会報に写真が載るかもしれない!というキャンペーンが行われていました。
会報に載るかどうかは別として、記念に私も撮りたいなあ…でもやっぱりお一人様でお客さんに声をかけてお願いする勇気がない私。しかし、ここが正真正銘最後のブース。ここを出たら展示会は本当におしまいです。
iPhone片手に、もう片方の手には物販の袋をぶら下げてウロウロしていると、神のお導きが…!
「写真、お撮りしましょうか?」
なんだか宗教っぽい言い方になってしまいましたが、神の正体は、そう、先ほど氷室さんのモニュメントで写真を撮ってくれたあのスタッフさんです!
別のスタッフさんと話しながらブースを通り過ぎようとしていたのですが、ウロウロもじもじしている私を見かけ、スタッフさんの方から声を掛けてくれたのです!
ああ、そなたは神か!(2回目)
「マスク外していいですよ」とまた優しく微笑みながらカメラを向けるスタッフさん。ちなみに持っているLXと書かれた袋は氷室京介展の物販用のものです。パネルの真ん中で、ドドンと袋を掲げて撮ってもらいました。
再びお礼を言ってiPhoneを受け取ると、「KING SWINGに載りますように」とニコッと笑ってブースの外へ去っていきました。
神もとい粋なスタッフさんのおかげで、ハッピーな気持ちいっぱいで氷室京介展を終えることができました。
余談ですが、KING SWINGの会報にもこの写真が載りました。小さい写真ですが、とても嬉しかったです。会報79号は永久保存版です(笑)
帰路へ。大阪の滞在時間はなんと…
約2時間かけて氷室京介展をじっくり堪能した後は、速やかに帰りの新幹線のチケットを取らなければなりません(時間が読めなかったので帰りも乗車券は予約していません)。
前回の記事にも書きましたが、何せ同居家族にも内緒の日帰り旅で表向きは「通常通り仕事に行った」ことになっていますから、仕事に行ったのと同じくらいの時間に帰宅しなければいけないわけです。早すぎても遅すぎてもダメ。18時前後に帰宅できるよう、スケジュールを調整します。
大阪から新大阪駅に戻り、14時台の乗車券を確保しました。13時過ぎに昼食。新大阪駅のセブンイレブンでパンを買って立ち食いしました。
大阪来たのにもったいなっ!…って思いますよね。私も同感です(汗)
今考えると1時間くらいあったんだからお店に入るなりして大阪グルメの一つでも味わっておけば良かったかなとも思うんですが…いかんせん、感染症対策として「氷室京介展以外の場所には寄らない」と心に決めていたものですから、大阪・新大阪駅構内から外に出ることなく、本当に観光にあたることは何一つしませんでした。
ちなみに、大阪の滞在時間は約4時間半。新幹線に乗った時間は約5時間。移動時間の方が長い!(苦笑)
当日券で新幹線に乗り、新幹線の中で、物販で買ったグッズたちを“LX”ロゴ入りの袋から持参したエコバッグに移し替えます。あのロゴ入りの袋ではイベント行った感満載ですからね。
先ほどのブースのアンケートに答えて、展示会の余韻に浸りながらあっという間に2時間半経ちました。品川駅まで来ると(次が東京駅)、ああ…終わらないでくれ…と現実に一気に引き戻される感覚に陥るのは、関東在住の方ならもしかするとわかってくれる方がいるかもしれません。
予定通り、18時前に帰宅。すぐにシャワーを浴びて、何事もなかったかのように家族と夕飯を食べました。氷室京介展に無事に言って帰ってこれた高揚感からか、いつもよりお酒を飲んで酔っ払ってしまった気がします。ちなみに翌日も仕事で5時起きだったのですが、何とか出勤できました(笑)
最後に
前編以上に長文になってしまいましたが、ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
短かったけど中身の濃い日帰り弾丸旅のレポ、いかがだったでしょうか。
コロナ禍で大変な中ですが、何とか自分なりに考えて氷室京介展に行ったことは後悔していません。2020年10月1日、この一日は私にとってすごく大切な思い出になりました。
結局、予定されていた東京での開催は感染者が増えてしまったため見合わせとなりました。本当は全国からもっともっと氷室さんのファンが行きたかったはずのイベント。もう少し状況が落ち着いたら、再び開催できることを願う日々です。
気兼ねなく安心して遠出できる日が一日でも早く訪れますように。
最後に、今回の物販で買ったグッズたちをご紹介。
ちなみに下の“WILD ROMANCE”と書かれた黒いステッカーは、5,000円以上購入ごとに一枚もらえます(ステッカーの文字は氷室さんの曲のタイトルになっており、週替わりで種類が変わります)。
ということはいくら使ったかというと…おっと、それ以上は皆さんの心の中に留めておいてくださいね(笑)そうそう来れる場所じゃないですから、こういう時は躊躇するべからず!(自論です。普段はもっと倹約していますよ汗)
最後の最後に、氷室さんの楽曲について語った記事のリンクです。もし今回の記事を読んで氷室京介さんに興味を持ってくださった方、もしくは長年の氷室さんのファンの方に読んで頂けたら嬉しいです。
しばらくはエッセイや短編小説を投稿するつもりですが、これからも機会があれば大好きな氷室京介さんについて書きたいと思っています。
ではまた次の記事で!
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