風が吹き、落ち葉かと思えば雀飛ぶ
コーヒー出店以後、合間があると
何かしよう、と思ってしまうのか
蜂仕事のお手伝いをしたり、また
スズメバチに果敢に挑んだりして
蜂さんのようすを伺うがいたって
元気。洗濯機をまわしたり、あと
床掃除をしたりと日常の造作など
かけがえないものと感じる。その
蜂仕事も、蜂さんのようすを見守り
段を継いだり、天敵から防いだり
巣切りをして、採蜜をして糖度上げ
を経過としてみつめることがひとつ
いとなみであるのか。それを趣味に
感じられる年間の時の流れが、また
気持ちいい。クリシュナムルティの
最後の日記、を読んでいて、樹の
考察が冒頭に記してあるけど、
この全体性とのつながりを想うと
余計に木々に感覚を馳せるように
なってくる。蜂さんの樹との親和も
とても密である。こういう諦観に
到ったかたの本を読んでいると、
一気にその視点になって、彼の視界
が広がるのだから、たまに読書を
して、一冊を紐解くのは大事だ。
繊維は風を受けて乾き、また潤う
お茶と書と、拭き掃除と服飾もまた