ペンネーム変えた&漫画賞もらった
タイトルの通り、お知らせ二つです。
ペンネーム変えた
変えました。今後は「もずももこ」として活動していきます。覚えてね。
なんで変えたの?
既に「もず」という同名の漫画家さんがいらしたからです。
元々軽い気持ちで付けたペンネーム。どなたかとかぶっているとかも全く調べずに付けてしまったのですが、昨年読者の方から同じペンネームの漫画家さんがいることを聞き、調べてみたらwikipediaに単独ページもあるようなお方だったのでした……。不勉強で申し訳ない。
それでも私のようなTwitterの隅でコチョコチョ漫画を描いているような人間とかぶっていたところで大した問題じゃなかろうと踏んで放置していたのですが、私の方もコミティアに出たり電子書籍を出版したりして「もずです」と名乗ることも多くなり、こりゃそろそろ変えどきだなと観念したのでした。あと後述の漫画賞受賞の件も最後の後押しになりました。
ちなみに先日のコミティアで漫画家のお友達から「YouTube始めました?」と聞かれて「いやいや、始めてないです」とお答えしたのですが、そちらも調べてみたところ、モズさんという漫画家志望の方がYouTube活動しておりました。なんて競争率の高い名前なんだ。人気のある良い名前ってこと?なお、このモズさんは前述の漫画家のもず先生ともまた別人のようです。
なんで「もずももこ」なの?
理由は2つ。
①周りの人からの呼ばれ方を変えたくなかったから
ペンネームを変更するにあたって、Xでこんなアンケートを取っていました↓
そこで漫画家のお友達のヤチナツさんから「どう呼ばれたいかが大事」「呼び方を変えるのはハードルが高い」というようなリプライをいただき↓、たしかにそれもそうだなと思った次第です。
(しかしヤチナツっていいペンネーム!)
よくよく考えてみれば「もず」を名乗るようになってから4年も経過していたんですね。あっさり明日から全く別の名前を名乗った上に「今後は〇〇と呼んでください」というのは、そりゃ周りも戸惑うことでしょう。
「苗字+もず」でも「もず」と呼んでもらえばいいとも考えたのですが、既に「もず」として面識がある方ならともかく、これから出会う方に初っ端から下の名前で読んでもらうのはちょっと厳しかろうと。カレー沢薫先生のことを薫先生とは誰も呼んでなさそうだし。やはり苗字の力は強い。そこで苗字を「もず」にしようと決めました。今更「佐藤さん」とか呼ばれても振り向けなさそうですしね。
ちなみに上記のアンケート結果では「苗字+もず」が44%と圧倒的でした。たしかに字面的にもおさまりがいいもんね。そんでもって「もず+名前」は21%……。
……まあ1位のものを採用しますとは言ってないから……(ズル!)
アンケートご協力いただいた方、ありがとうございました。とても参考にはなったし、悩んだ末の結論なのです。お許しください。
②エッセイ漫画を描きやすいから
エッセイ漫画におけるペンネームって難しいもので、たとえばペンネームが「ラザニア山チーズ子」だった場合、どんなにマジメな話でも
医師「ラザニア山さん、これは命に関わることです」
とか
親友「チーズ子に救われたんだよ、ありがとう」
とか
私「ラザニア山チーズ子と申します。誰かを感動させる人間になりたいです」
とか描かなきゃいけないわけです。ノイズすぎる。これをマジメなトーンで押し切るにはかなりの漫画力が必要で、少なくとも私には無理。
その点、ペンネームを普通の苗字+名前っぽくしておくと、読んでて無駄に引っかかることはありません。
そこで苗字が「もず」であるのは決めとして(あんまり苗字っぽさはないけど)、下の名前を「ももこ」としました。普通に本名。そもそもなんで「もず」だったのかというと、本名が「ももこ」だったからなんですね。「も」の複数形で「もず」。(時々聞かれるけど鳥由来ではない)
本名にしておけばエッセイ漫画で「ももちゃん」とか「ももこ」とか呼ばれてる様を描いても違和感なし。名前にちなんだエピソードも描けるし、一石二鳥じゃあないですか。
というわけで今日から「もずももこ」です。よろしくお願いします。
性別がまるわかりなのはどうかなーとか、下の名前だけとはいえ本名だけど大丈夫かなーとか考えたのですが、まあもういいや。そんな大物作家じゃあるまいし、問題があったらまた変えます。とりあえず誰ともかぶってないことだけは確認した。
(余談)ChatGPTにも相談してたので決まったことを報告したらすごく気の利いた回答をくれた。ええ子や……↓
続いてお知らせ二つ目。
漫画賞もらった
『マンガBANG』というアプリを運営している株式会社Amazia主催の「アメイジングマンガコンテスト」なる新しい漫画賞(なんと今回が第1回)で、奨励賞をいただきました!(このページではもう「もずももこ」にしていただきました)
昨年12月にコミティアの出張漫画編集部に行ったご縁でこちらの漫画賞に出してみませんかとお声がけいただき、担当編集さんとどんなお話を描きましょうか等打ち合わせしながら漫画を作っていって、なんやかやあってこの度受賞に至ったという経緯です。色々教えてくださった担当編集さんには感謝。
これからすぐマンガBANGで連載を始めるとか、読み切りを載せてもらうとかそういうことはないのですが、なにはともあれ嬉しい話です。やったね3万円!
そして今回賞をいただいた『ゴブリンと聖女』という漫画は先日のコミティア148で頒布したものです。受賞したこともあり、もう本として出すことはないのですが、個人で電子書籍として配信できないかとAmazia様側と相談中。少なくともどこかしらでは読めるようにしようとは考えているので、そのときはよろしくお願いします(7月頃を予定)。
以上、お知らせ2点でした。6月には過去作について順次電子書籍配信予定なので、よかったら読んでください。配信日等は決まり次第Xでお知らせしますので、気になる方はそちらのフォローもぜひお願いします〜(^o^)/