『おちびさんじゃないよ』
すらぷりさんのテンプレートを使用して、読書感想文を書いてみました。
※使用漢字は配当漢字を考慮していません。
わたしは、本を読むことがにがてです。だから、学校からのしゅくだいで読書かんそう文が出たときに少しいやだなと思いました。でもせっかくなので、あまり読んだことがない本を読みたいと思い、としょかんへ行きました。すると『おちびさんじゃないよ』という本がありました。読むのを楽しみにしながら家に帰って、すぐに読みはじめました。
『おちびさんじゃないよ』の主人公は、テンちゃんといいます。テンちゃんは体が小さいのですが、気にせず色んなことにチャレンジできます。ある日テンちゃんよりも小さいマルくんが転校してきます。マルくんは体が小さいのでいじめられそうになりますが、テンちゃんがゆうきを出して助けてあげます。そして、テンちゃんとマルくんはなかよしになるというお話です。
この本でいちばん気に入ったところは、テンちゃんが体が小さいことを気にしていないというところです。テンちゃんがいじめっこにむかって、「わたしはちびじゃないっ!」とおおきな声で言うところで、かっこういいし、わたしも思ったことはおおきな声で言えるようになりたいと思いました。
ほかにも、いろいろな大人がテンちゃんが小さい見た目をしているというだけで、テンちゃんがようちえん生なんじゃないかと決めつけたり、できないんじゃないかと決めつけたりするところが気になりました。本当はテンちゃんはひとりで何でもできるからです。わたしがテンちゃんだったら、かなしくなったり、やるのがいやになってしまったりすると思います。だから、気にしないテンちゃんは心がつよいのだと思いました。
この本を読みおわって、わたしは、じぶんの気もちをはっきりことばにして伝えることが大切なんだと思いました。そうするとわたしのことをもっとよく知ってもらえて、お友だちがたくさんできるとわかったので、これからは自分からみんなに声をかけていきたいです。
マヤ・マイヤーズ・作
ヘウォン・ユン・絵
まえざわあきえ・訳
ページ数:44ページ
対象年齢:小学校低学年から
2023年2月