『パフィン島の灯台守』
児童文学の巨匠マイケルモーパーゴの作品。
『戦火の馬』や『アーニャは、きっと来る』でおなじみですね。
本作も、人種、戦争、いのち、家族、環境など様々な要素を詰め込んだ息もつかせぬ展開で、ますます私たちを惹きつけます。
とはいえ、物語は主人公アランの視点で淡々と語られます。
その中でも灯台守ベンの友だちを信じて待つ心に、こちらも心打たれます。
などなど…
どんな境遇にあっても、希望を捨てないベンの力強さ。
そのベンのそばを離れず支えるアラン。
そして築かれる新しい家族。
ベ