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今日からフリーダムデー

本日7月19日より、イングランドでは規制緩和の最終段階に入りました。屋内でのマスク着用やソーシャルディスタンスの確保も義務ではなくなり、渡航の自粛も緩和されました。巷では、今日を記念すべき「フリーダムデー」と称しているようです。18ヶ月にも及んだ規制がなくなり、ついに自由が訪れた、と喜んでいる人々の姿がテレビでも写し出されていました。

でも実際は、イギリスでは現在1日に5万人ほどの感染者が出ているのです。それでも、ワクチンが進んでいるおかげで、重傷者数や死者数の数をはるかに抑えられているということで、規制緩和に踏み切ったのです。

夕方、近所のスーパーマーケットに買い物に行きましたが、マスクの着用率は半々くらいと感じました。私は着用組でした。

コロナと一緒に生きる、そういう時代に入ったのだ、ということなのでしょう。しかし、感染者数がそれだけ多ければ、イギリスの国民医療制度NHSのCovid-19接触アプリにより、濃厚接触者に認定される可能性も高まります。そうなると、自主隔離を余儀なくされてしまうのです。そのため、アプリを削除している人も増えているという話も聞きます。

そんな中、コロナ対策を担当しているイギリス保健省のサジド・ジャヴィド氏がテストで陽性と判定され、濃厚接触者であるボリス・ジョンソン首相も自主隔離に入ったのです。

ここ数日、ロンドンもようやく晴れ間が続き30度近くまで気温が上がっています。そんな時に、マスクをつけながら買い物をするのはやはり疲れますよね。でも、だからと言って、なんだかまだフリーダムを謳歌する気分にもなれないのですよね。

公園を歩いていると、花壇のお花に囲まれたベンチがありました。ここ数週間、久しぶりに仕事がちょっと忙しかったので、ベンチに座ってのんびりしたいな、とただただ思うのでした。

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