「シネマローグ」(映画と対話)とは?
こんにちは!
きょうだい映画製作委員会です。
今回は、シネマローグ(シネマ×ダイアローグ)について、ご案内させて頂きます。
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シネマローグとは?
映画「ふたり〜あなたという光〜」は
2月11日の舞台挨拶付き上映会より、オンラインでの映画鑑賞に加えて、
鑑賞者同士の感想の共有・社会課題解決に向けた対話を促す、
「シネマローグ」を現在週3回開催しております。(2021年2~3月時点)
当初は映画視聴後の感想シェア会としてご案内しておりましたが、
映画の感想を語り、聞くことで、
「(きょうだい当事者として)無自覚だった自身の感情や感覚を取り戻した」
「映画をきっかけに家族との対話が始まった」
「きょうだいとして何か一歩を踏み出してみようと映画に背中を押された」
といった参加者の皆様のお声から、
「感想シェア」以上の価値があるということに、気づかせて頂きました。
そこできょうだい映画製作委員会 は
シネマ(映画)とダイアローグ(対話)を組み合わせ、
「シネマローグ」として改めてご案内することに致しました。
「シネマローグ」は、映画鑑賞と対話によって、一人では気づかなかった発見を得たり(自己理解)、社会課題に対してより考えを深め、視野を広げることができる(他者理解)機会となっています。
「ふたり~あなたという光~」のシネマローグの様子は?
「ふたり~あなたという光~」のシネマローグの内容は、
①アイスブレイク
②監督・プロデューサーメッセージ動画視聴
③センシティブな話題も安心して語れるように「どんな感想も受け止める」など、グランドルールを共有
④テーマトークで一人ずつ感想シェアをし、みんなで受け止める
約1時間の企画です。20名以上がzoomで顔を合わせることもあります。
ご参加頂いた方からは、沢山のお声が届いております。
「気付きや共感が深まり、仲間に出会えた高揚感もあり、とても楽しかった。温かい自己開示の場にもなっていて、非常に重要な役割を担っていると感じている。」
「『きょうだい』に関心があったが、自分は当事者ではないので、どうやって知っていいかわからなかった。感想シェア会(シネマローグ)で直接当事者の声が聞けて、学びになった。」
「映画を観るだけでなく、感想会があって本当に良かったと思いました。他の視聴者の感想を聞いて、映画を再度観ました。自分が発言することで、思っていることを言語化できたのですっきりした気分になりました。」
シネマローグでは、映画を共通項として、きょうだいや障がい者当事者と、これまで障がい者と関わりのなかった人とが、互いの思いに耳を傾けることが可能になり、双方にとって新しい交流の場にもなっています。
オンライン映画鑑賞の意外なメリット
オンラインならば緊急事態宣言下の地域であっても、会場内の密を避け、公共機関での移動もなく、映画鑑賞が可能です。
オンライン映画鑑賞だからこそ、障がいがあり劇場へ足を運ぶのに負担がある方、子育て中の方なども、自身の状況に合わせて鑑賞しやすいのも魅力となっています。
シネマローグを映画鑑賞の「ニューノーマル」に
通常、映画館で映画を観ても、見知らぬ鑑賞者と感想を語り合うことはありません。
映画観賞後はオンラインにて対話するシネマローグ(シネマ+ダイアローグ)をニューノーマルとして広め、映画エンターテイメントで社会課題をカジュアルに提起し、解決に向けた対話を巻き起こして参ります!
「ふたり~あなたという光~」は、自主上映会・その他イベント等で、視聴が可能です。
映画ご鑑賞の際は、シネマローグへ、ぜひご参加ください。