バスケW杯のTV中継、解説者の話
はい、今日は前回に引き続いてバスケW杯のことを書こうと思います。
とはいうものの、試合の中身についてではなく、また選手やコーチのことでもなく、タイトルにあるように解説者のこと。
自分は今回のバスケW杯日本戦をTVで観戦したのですが、何が言いたいかというと、
馬瓜エブリンさんの解説がものすごくよかった。
連日投稿したつぶやきでも書いたのだけど、プレー解説は的確だし、視聴者の気持ちの持っていき方もうまい。言葉のチョイスも素敵。
自分は結構解説者にうるさくて、NBA(アメリカのプロバスケ)を観る時も、苦手な解説者だと「ああ、今日はこの解説者かあ」とがっかりするタイプ。
どういう解説者が苦手かというと、プレーの中身ではなく、どうでもいいことを大げさに取り上げる方。感情論的な部分が多い方。
逆に好きな解説者は落ち着いた雰囲気でプレーの意図を説明してくれる方。
あくまでも個人の好みです。
NBAの解説だと視聴者がどっちのチームのファンか分からないから、どちらにも与しない解説が良いと思うのだけど(日本選手が所属してる場合はそのチームびいきになりますが)、今回のW杯は日本開催でまさしくホームなのだから、ただただ冷静に中立的に解説するのではちょいと興覚めになってしまう。
①プレー解説もしつつ、②相手チームへのリスペクトもありつつ、③視聴者が日本代表を応援したくなるように言葉を選ばないといけない。
これってものすごく難しいと思う。
そんな中、エブリンさんはその3つのバランスを上手にとっていて、観ていてスッと試合に入り込めた。
パリ五輪出場が決まった時は一緒に泣きそうになった。
自分はバスケファンだからもともと前のめりで観てたところはあるけど、そうじゃなかった視聴者も引き込んだんじゃないかな。
NBA(日本では某大手EC企業が放映権を持っている)の解説者はおじさんばっかりなので、ぜひ今回の起用を見習ってほしい。
解説の良し悪しは個人の資質だから、性別・年齢は関係ないと思う。
もっといろんな方の解説が聞きたいな。
もちろん試合の中身なり選手の活躍が中心だけど、自分はエブリンさんの解説も楽しみでした。お疲れ様でした!
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