A24の隠れた傑作!?『スイス・アーミー・マン』
10/12(土)、ついに、パルシネマ×映画チア部のオールナイトイベント『パルシネマ発、世界冒険ツアー』が開催!!
今回は、このイベントに合わせ、上映作品のひとつ『スイス・アーミー・マン』をご紹介!!
この記事を読んで、興味を持った方は、是非、オールナイトに参加してみては?
あらすじ
出典:https://eiga.com/movie/86255/gallery/
一人で無人島に漂着してしまい、生きることを諦めようとしていた青年・ハンク。彼は浜辺で偶然発見した死体に、一つの希望を見出し、無人島の脱出に挑戦するが……。
キャスト陣の魅力
出典:https://eiga.com/movie/86255/gallery/3/
本作で主演を務めるのは、大人気シリーズ『ハリーポッター』の主役でもお馴染み、ダニエル・ラドクリフさん。これまでのイメージとは異なる不気味で愛くるしい死体役を演じ、演技の新境地を拓きました。
そんな彼と冒険を繰り広げるのが、冴えない主人公・ポール・ダノさん。『リトル・ミス・サンシャイン』の長男役で注目され、『ナイト&デイ』、『LOOPER/ルーパー』、『それでも夜は明ける』などなどの話題作にも、必要不可欠なキャラクターとして登場。2021年公開予定の『バットマン』では、メイン悪役となるリドラーを演じ、今後のさらなる活躍が期待されています。
また、本作では、物語のカギを握る女性として、メアリー・エリザベス・ウィンステッドさんも出演。『ダイ・ハード4.0』で主人公の娘役を演じ、『10 クローバーフィールド・レーン』、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』といった作品群で確かな存在感を発揮していた彼女の登場シーンにも注目です。
A24とは?
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/A24_(%E4%BC%81%E6%A5%AD)
『スイス・アーミー・マン』の配給を担当したのは、現在、日本でも注目されつつある映画製作・配給などを専門とする企業・A24。
近年では、日本でも人気のあるインディーズ系アメリカ映画の配給を数多く務めており、『ムーンライト』、『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』、『ミッドサマー』、『WAVES/ウェイブス』、『Mid90s ミッドナインティーズ』なども、この会社が携わっています。
サバイバル×恋愛映画
一見、単なるサバイバル映画かと思いきや、不思議な死体・メニーの登場で、思わぬ展開になっていくのも本作の見どころ。
上記の場面写真では、なぜかいちゃつく二人が映し出されていますが、恋愛映画?、はたまた友情映画?へと自由自在に変化していく物語にも注目してほしいです!
唯一無二のDIY映画?!
また、『スイス・アーミー・マン』では、作品全体に溢れる手作り感あふれる世界観にも注目してほしいところ。
インディ・ロック・バンド、マンチェスター・オーケストラのアンディー・ハルとロバート・マクダウェルが制作したという本作の楽曲は、楽器を用いずに限られた音や声だけで作られている超手作り仕様。
主人公たちがガラクタなどから制作する建造物なども相まって、他では観たことのない「唯一無二のDIY映画」としても、完成されているのです。
さて、いかがだったでしょうか。
A24の隠れた傑作『スイス・アーミー・マン』
本作は、10/12(土)『パルシネマ発、世界冒険ツアー』にて上映!!
手作り感あふれる音楽と、男たちの不思議な友情を存分に味わえるのは、映画館ならでは……。
ぜひ、お時間のある方は、こちらのイベントにも参加してみてください!!
執筆:映画チア部 神戸本部 大矢 哲紀
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