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学生がサイレント映画に触れる最高の機会!「SILENT FILM LIVE」が今週末から元町映画館で始まります。


こんにちは!映画チア部の(かず)です。
今週末から元町映画館にて「SILENT FILM LIVE」が開催されます!
先日、試写会にお邪魔しました。

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(左が元町映画館支配人の林未來さん、右が楽士の鳥飼りょうさん。)

「SILENT FILM LIVE」とは?

元町映画館で開催される「SILENT FILM LIVE」は、ピアノの生演奏付きのサイレント映画上映会です。演奏は楽士の鳥飼りょうさん。期間は8月28日~9月3日の気軽に楽しめる短編ウィークと、9月18日~9月24日の名作をじっくり味わえる長編ウィークです。

鳥飼さんが「1週間、サイレント映画を劇場で連続上映する企画をずっとやりたかったんです。」と話すくらい念願の企画だそうです。


試写の感想

試写では、鳥飼さんの生演奏に合わせたサイレント映画の感動を味わって来ました!
上映が始まった頃は、鳥飼さんがピアノを弾く姿に興味を持ちながら映像と交互にその姿を観ていたのですが、ストーリーが進むにつれ面白さに引き込まれていくと、映像に鳥飼さんの伴奏が元々付いているような感覚になりました。短編が終わる毎に「そういえば鳥飼さんが弾いてたんだ。」と気付かされるくらいでした。

元町映画館の支配人である林さんも「スクリーン横で演奏する鳥飼さんの音でシーンの緊張感や人物の感情が際立てられ、生演奏があるから味わえる映画体験でした。」と話していた通り、生演奏を聴きながら映画を観る感動は、その場にいないと味わえないものだと改めて感じました。そして、「この感動を他の学生にも味わってもらいたい!」という思いが強くなりました。


(かず)とサイレント映画との出会い

私が初めてサイレント映画を観たのは、あべのアポロシネマ(大阪)で7月27日に開催された「キネマ・スクール」でした。その時に上映された『キートンの文化生活一週間』があまりにも面白かったので、他にも色々サイレント映画を観てみたいと思いました。


サイレント映画を学生に観てもらいたい!

しかし、「キネマ・スクール」で気付いたことは、めちゃくちゃ面白い映画なのに周りを見渡すと若い人が少ないということです。

サイレント映画の上映方法は、演奏と活弁付きのものや、演奏付きだけのものなど一様ではありません。そして演奏者も上映会によって変わりますし、即興で演奏されることが多いため、その上映の空間は一生に一度しか味わえないものなのです。

その一生に一度の空間に立ち会えていることと、約100年前の作品なのに、現代の作品に劣らないストーリーの面白さに感動してしまいました。

たしかに、若い人にとってサイレント映画というと馴染みがないですが、スマホやPCで手軽に見られるサブスクでは味わえない魅力が、サイレント映画上映にはあります。

鳥飼さんと林さんは、この「SILENT FILM LIVE」には「学生にも足を運んでもらいたい!」とも話していました。

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多くの学生は、「サイレント映画」というフレーズを聞いたことがないかもしれません。それは、サイレント映画に触れる環境にいなかったからかもしれません。
たしかに、約100年前の映画であることと、音付きでカラーの作品に慣れている我々にとっては、触れる機会がないのは当然かもしれません。

実は、現代の映画や文学作品には、100年前のサイレント映画に影響を受けているものが数多くあります。例えば、ジャンプ漫画の『チェンソーマン』には『アンダルシアの犬』のオマージュが見られます。
それほどの影響を現代の作品にも与えるサイレント映画の魅力を、この機会に元町映画館で観てもらいたいです!特に学生のみなさんに!


「SILENT FILM LIVE」の期間にたくさん観よう!

今回の「SILENT FILM LIVE」の期間(14日間)では、毎日違うジャンルの作品が観れることも楽しみの一つです。そして学生にとって、この機会に全作品を観る価値は絶対にあります!

そして学生料金は短編500円、長編1000円です。毎回の上映後にはトークもあります。
生演奏付きでこの値段で観られる機会に、是非とも元町映画館でご覧ください。



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