裸になってでも倒してやる!意外な展開が続くサメ映画最高傑作『ディープ・ブルー』
みなさん、こんにちは!9月ももう中旬に差し掛かりますね。悪天候が続くからか最近は少し寒い日が続きますね。夏も終わりかけですが、夏映画と言えばなんでしょう?夏と言えば海、水着美女、そしてサメ!ということで、今回は筆者が個人的にサメ映画ナンバーワンだとおもう『ディープ・ブルー』をご紹介致します!
このサメ映画、ただのサメ映画ではないのです。1999年公開のこの映画に出てくるサメは野生のサメではありません。アルツハイマー病治療薬の開発研究のために脳細胞を活性化された、とても頭の良いサメなのです。サメ映画と言えばみなさんは『ジョーズ』を思い浮かべるでしょうが、『ジョーズ』に出てくるサメはあくまで自然の海を徘徊する大きめなサメ。しかし今作は人のように考え、後ろに泳ぐことのできるすごいサメなんです!
さらに、今や『アベンジャーズ』のニック・フューリー役で有名なサミュエル・L・ジャクソンが出演しているなど、今をときめく有名俳優たちが出演していることでも注目すべき映画です。
それでは、まずは簡単なあらすじについてお話ししましょう!
あらすじ
太平洋沖に位置するキマイラ製薬所有の研究施設アクアティカでは、アオザメを使ってアルツハイマー病の治療薬を生成する研究に勤しんでいた。ある日研究用に飼育していた一頭が脱走して民間人を襲ったことからキマイラ製薬社長のラッセルは施設の閉鎖を検討するが、研究員のスーザンはもうすぐ新薬が完成すると反発する。
そこでラッセルは研究成果を確認するため自らアクアティカへ赴く。アクアティカでは脱走したサメ含め三頭が飼育されていた。最終実験の夜、サメの一頭を麻酔で睡眠状態にさせて研究室に搬送して実験を開始。その結果、アルツハイマー患者の脳を活性化させることに成功する。新薬開発は成功したのだ。しかし、その直後睡眠状態のはずのサメが突如研究員の腕を食いちぎるという事故が発生。すぐさま救急ヘリを呼んで研究員を搬送しようとするも、嵐のせいで研究員がタンカーごと海に落下してしまう。
同時刻、研究室に待機していたラッセル社長と他の研究員たちは海の見える窓にありえない光景を目撃する。なんと、サメがタンカーに繋がれた研究員を窓に叩きつけたのだ。その衝撃で窓が割れてしまい、施設は一気に浸水する。研究員たちはまだ知らない。それが、地獄のような脱出劇の始まりであることを・・・・。
映画史上最も賢い人食いザメ
序盤でもお伝えしましたが、今作に登場するサメは治療薬開発のために遺伝子操作された特別なサメです。しかも三頭!施設はそこら中浸水しており、浸水しきった場所にはサメが徘徊しています。密閉された空間で頭の良いサメから逃れながら脱出を目指す。考えただけで絶望的!どこに行っても追いかけてくるサメの牙に、観ているあなたも恐怖すること間違いなし!
ちなみに今作は『ジョーズ』をリスペクトした作りとなっており、ネタも随所に散りばめられているようです。『ジョーズ』とセットで鑑賞するのもありかもしれませんね。
B級映画と侮るなかれ!有名俳優の出演
今作の出演俳優の中でおそらく最も知名度が高いのがサミュエル・L・ジャクソン。今や『アベンジャーズ』のニック・ヒューリー役でおなじみですが、実は今作のキャラクターの1人ラッセル社長を演じているのは彼なんです!
ラッセル社長は冒険家気質で、過去には山で雪崩によって遭難しながらも生き延びたという逸話も。劇中ではパニックに陥る生存者たちに熱い演説をかましてくれます。サミュエル・L・ジャクソンにぴったりのキャラクターですね。
そのほかにも鬱になるエンディングで有名な『ミスト』のトーマス・ジェーンや、『マイティ・ソー』シリーズや『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで有名なステラン・スカルスガルドが出演しています。名前は知らなくても、映画が好きな人には顔なじみなメンツです。
映画のお約束をぶち破る痛快パニック映画!
今作は最近ではいちジャンルとして数えられるサメ映画の中でもかなりの最高傑作(個人的)だと思っています!
サメに襲われる恐怖、浸水していく海中施設をいかに脱出するかというハラハラ感だけでも十分面白い映画なのですが、今作は映画好きであればあるほど視聴者の予想を裏切る展開となっています!
ただサメ映画を楽しみたい方、意外な展開を望む方、双方にオススメな素晴らしいエンターテインメント映画となっています!
夏のキャンプ、海沿いのホテルでサメ映画なんていかがですか?