2024年2月の読書日記
2024年2月
こんにちは、入江悠です。
今月は映画『室町無頼』の発表がありました。
2024年2月に読んだ読書日記です。
1、「戦争責任」
(家永三郎 著)
歴史的な名著です。
先月読んだ「文学が裁く戦争」(金ヨンロン 著)でこの問題をより詳しく知りたくなり、読みました。戦争責任については現代のものも含めてもっと勉強が必要です。
2、「たたかう映画ードキュメンタリストの昭和史」
(亀井文夫 著)
戦前・戦中・戦後を通して活躍した日本のドキュメンタリー監督・亀井文夫。日本のドキュメンタリストとしては最初期の著名人。その執筆物を編集してまとめたのが本著。治安維持法の取り締まり、従軍記など歴史的な価値もあります。
3、「侯孝賢の映画講座」
(侯孝賢:著/卓伯棠:編集/秋山珠子翻訳)
侯孝賢監督がここまであけっぴろげに自分の演出術や俳優とのやりとりを語るのか、と驚いた。映画監督志望、脚本家志望の方は必読です。もちろん侯孝賢ファン、台湾・中国・香港映画ファンの方にも面白いと思います。
4、「鬼と日本人」
(小松和彦:著)
現役の文化人類学者、民俗学者としてたくさんの著書を書かれている小松和彦さん。『室町無頼』で日本の中世についてたくさん調べましたが、特にわたしは妖怪関連の本が好きです。
今月は『室町無頼』の編集作業に追われたり、花粉に苦しんだりして、あまり本を読めませんでした。
3月はたくさん読みたいところです。
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映画『室町無頼』の発表についてはこちらに記事を書きました。