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「挑戦するなら今しかない」高垣が飛び込んだ、ロボットに乗れる世界

SFの世界でしか見ることができなかった「巨大ロボットに乗る」という夢。それを現実のものにする会社があります。

搭乗型ロボットエンタメ企業、MOVeLOT株式会社。アニメ「機動警察パトレイバー」に登場する実物大イングラムへの搭乗体験を提供するなど、これまでにない興奮と感動を人々に届けています。

立ち上げから間もないMOVeLOTを支えるメンバーの一人、広報担当の高垣さん。
保育士から異業種へ飛び込み、未経験の分野で奮闘する彼女のMOVeLOTとの出会い、仕事内容、そして働く上でのやりがいについて話を聞きました。

高垣 (たかがき )| 広報担当
和歌山県出身。保育士、海外留学、OLなどの経験を経て、2024年1月にMOVeLOTにジョイン。SNS運用、イベント企画・運営、グッズ制作など、広報業務全般を担当。持ち前の行動力と、子供やファミリー層への深い理解を活かし、MOVeLOTの認知度向上に貢献している。

保育士からロボット広報へ!MOVeLOTとの運命の出会い

───高垣さんは、どのような経緯でMOVeLOTに入社されたのでしょうか?

実は、代表の廣井とは地元が同じ和歌山なんです。彼が面白いことをやっているのは噂で聞いていて。
ロボットを作っているという話は知っていたのですが、具体的に何をしているのかまでは知りませんでした。
彼が「乗れるロボット」を開発していることを知り、強い衝撃を受けました。当時、私は自分のキャリアに迷っていた時期でもあったので、この出会いはまさに運命だったのかもしれません。


───「乗れるロボット」とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?

エンタメ性を重視した、まさにアニメやゲームの世界から飛び出してきたようなロボットです。
廣井の「みんなをロボットに乗せたい」という熱い想いが形になったもので、人々に夢と感動を提供する、そんな彼のビジョンに心を奪われました。

イベント時の搭乗型ロボットをメンテナンスする高垣

───保育士から広報担当への転身は、大きな変化だったと思いますが、迷いはなかったのでしょうか?

全く異なる分野への挑戦でしたが、それがすごい面白いと思って。年齢的にも、新しいことに挑戦できる最後のチャンスかもしれないという思いが強かったですね。
それに、MOVeLOTは立ち上げ間もないスタートアップ企業で、広報担当も不在という状況。私にできることがあるなら、挑戦してみたいという気持ちが勝りました。で、大阪から東京にパンってきちゃいました(笑)


MOVeLOTでの日々、挑戦から生まれるやりがい

───入社を決意した当時、MOVeLOTはどのような状況だったのでしょうか?

立ち上げ間もない時期で、1台目のロボットを製作している最中でした。まさに会社が形作られていく段階で、何もかもが新鮮で刺激的でした。


───具体的にどのような業務を担当されているのでしょうか?

主な業務は広報で、SNSの運用やイベントの企画・運営、グッズ制作など多岐にわたります。SNSでは、どのような投稿がチケットの販売につながるのかを考えながら運用しています。
X(旧Twitter)の投稿も担当していて、動画制作にも力を入れています。最初はフォロワーが増えることへの怖さもありましたが、今ではもっともっと増えてほしい!と思っています(笑)


───イベントの企画・運営についても教えてください。

イベントでは、グッズの企画・制作、在庫管理、販売も行っています。また、チケット販売サイトの作成や管理、お客様からの問い合わせ対応、当日の受付やレジ業務など、幅広い業務を担当しています。
イベント中は本当に慌ただしく、足りないものを買い出しに行くときは、派手なコスプレのままスーパーに駆け込むこともあります(笑)。


───MOVeLOTで働くやりがいはどんなところにありますか?

以前、両国のロボットベースで働いていた頃は、インバウンドのお客様が多く、ホテルを周ってチラシを配るなど地道な活動をしていました。1日に200枚配り、何キロも歩いていたことも。
そのチラシを見て来てくださったお客様がいらっしゃった時は、本当に嬉しかったですね。今は、自分で考案したグッズをお客様が手に取って喜んでくださる姿を見るのが、一番のやりがいですね!

チラシ配りをする高垣

パトレイバーの世界を再現する

───パトレイバーのイベントにも関わっていらっしゃると聞きました。

パトレイバーのイベントは私にとって大きな挑戦であり、印象深いプロジェクトです。
実は、最初はパトレイバーのことを全く知らなかったのですが、イベントに関わることになり、全シリーズを見て勉強しました。今では社内一のファンかもしれません(笑)。
パトレイバーの世界観をイベント会場で再現するために、細部までこだわって世界観作りをしています。コアなファンの方々に喜んでいただけるような仕掛けを考え、版権元とのコミュニケーションもさせて頂いています。


───世代を超えて愛される作品に関わるのは、大きなやりがいがありそうですね。

そうですね。40代、50代のコアなファンの方々はもちろん、若い世代の方々にもパトレイバーを知っていただき、楽しんでいただけるように工夫しています。
海外でもパトレイバーは人気で、再放送を通じて作品を知ったという若い世代の海外ファンの方もイベントにいらっしゃいます。

MOVeLOTでの成長と、共に創る未来

───MOVeLOTで働く中で、ご自身の成長を感じた点はありますか?

そうですね、MOVeLOTに入社して一番変わったのは、新しいことに挑戦するハードルが下がったことです。以前は決められたことをこなす毎日でしたが、MOVeLOTでは「まずやってみる」という文化が根付いています。
自分のアイデアを提案し、形にしていくことができる環境は、スタートアップならではの魅力だと思います。


───前職の経験は、今の仕事に活かされていると感じますか?

保育士や留学、OLの経験など、一見すると今の仕事とは関係ないように思えるかもしれませんが、すべてが繋がっていると感じています。
特に、子どもたちと関わってきた経験は、イベントの企画や運営、グッズ制作などに活かされています。子ども目線で考えることで、ファミリー層のお客様にも喜んでいただけるイベント作りを心掛けています。また、語学力は、海外からのお客様への対応に役立っています。


───MOVeLOTの社風について教えてください。

MOVeLOTのメンバーは、それぞれ個性が強く、少し変わった人が多いかもしれません(笑)。しかし、みんな仕事に対しては真剣で、責任感も強い。そして、お互いを尊重し合えるフラットな関係性が築かれています。
仕事中は黙々と作業に取り組んでいますが、休憩時間には冗談を言い合ったり、趣味の話で盛り上がったりと、メリハリのある職場です。


───代表の廣井さん、バックオフィス担当の鷲塚さんはどのような方ですか?

廣井は、冷静で、思考を言語化する能力が非常に高い人です。私のように感覚で話すタイプとは対照的ですが、冷静ながらも熱い情熱を持っており、お客様の「ロボットに乗りたい」という夢を叶えるために常に全力で取り組んでいます。なんというか「青い炎」って感じです…!
鷲塚さんは、全体を冷静に見渡しながらチームをまとめてくれる存在です。廣井を信頼し、支えている姿はまさに「コンビ」といった印象です。


───MOVeLOTは、今後どのような人材を求めているのでしょうか?

会社が成長していくためには、人材が不可欠です。現在、イベントスタッフやブランドプロデューサーなど、様々なポジションで人材を募集しています。MOVeLOTでは、経験よりも意欲を重視しています。どんどん新しいことに挑戦していける、チャレンジ精神旺盛な人が向いていると思いますね。
また、エンタメ業界に興味があり、遊び心を持って仕事に取り組める人材を求めています。MOVeLOTは、多様なスキルや経験が活かせる環境です。少しでも興味があれば、ぜひ気軽に話を聞きに来てください。


───最後に、この記事を読んでいる読者に向けてメッセージをお願いします。

MOVeLOTは、ロボットエンタメという新しい分野で挑戦を続ける、成長途上の会社です。
ロボットに乗れる、世界でも稀な経験ができるのもMOVeLOTならではの魅力です。少しでも興味を持っていただいた方は、ぜひ一歩…いや半歩踏み出してみてください。

Movelotのメンバー(左:廣井、中央:高垣、左:鷲塚)


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