和解って素敵なこと✨テイラースウィフト「You need to calm down」が伝える寛容の大切さ❤️

先日より、僕たちは南アフリカについてnoteでシェアをし続けていました。
南アフリカは、内戦をせず、黒人と白人の和解によってアパルトヘイト体制を撤廃しました。

インターネットによる情報のめまぐるしさ、止まらない自由主義により、誰と闘ってるか分からないけど加熱する競争心。

そんな社会で暮らす僕たちは、ときに他人に不信感を抱いたり抱かせたり、ぶつかり合ったりすることも多いのでは?反対にそれを避けるため極度に他人に無関心になったり、異なる意見を言う人をブロックしたり……

でも僕は思います。ぶつかり合うことは悪いことではない。何度ぶつかり合ってもその度に和解をすればいいのだと。そして、それはとても素敵なことだと。

前置きが長くなりましたが(笑)、僕が紹介したいことはこの曲です。

Taylor Swift「You Need To Calm Down」

アメリカの歌手テイラースウィフトが、多様性を認め、寛容になる喜びを歌った曲です。

この曲のMVは、同じくアメリカの歌手ケイティペリーと抱き合うシーンで終わります。

僕はこのMVを初めて見た時、感動しました🥺
テイラースウィフトとケイティペリーは犬猿の仲で有名だったからです。

それでもこの2人は互いを許し合い、誤解解消のために歩み寄り、和解しました。

不仲だった理由は、勝手に書いてるゴシップが多くて僕には分かりません(笑)
でもおそらく同時期に人気が出た歌手なので、色々あったのでしょう。(不仲になるようおとしめられたなど色々)

2人は若いファンの見本になりたかったとのこと。

確かに、確執のあった2人が仲直りするのを見ると、疎遠になっていた友人にも連絡したくなりますし、体調が悪くなるくらいの怒りも治ります。

この曲により、寛容になる大切さや和解しようと歩み寄る喜びがメッセージとして伝わってきます。

以前ある有名なグループが不仲のまま目も合わせず解散したのを見て、悲しくなったことがあります。

人と人とは和解でき、新たなステップに進める。そして、その方が素敵なものが生まれる。
そんな事実をまさに示してくれているようです✨

そういえばテイラースウィフトは、トランプ政権下のときに、共和党批判をし、トランプさんから前より25%好きじゃなくなったと言われたエピソードも有名です。


テイラースウィフトは今では幅広いジャンルの楽曲を創りますが、デビュー時はカントリーを主に歌っていました。
カントリーというジャンルでは、共和党批判はタブー視されていました。ブッシュ政権時、カントリーグループのチックスがイラク戦争批判をして、猛バッシングを受けたことは有名です。(アメリカも表現の自由は……)

カントリー出身のテイラーは、政治的発言を長らくは避けていましたが、2018年中間選挙時に、人権やマイノリティのために戦う人に投票してきたこと、そして共和党には支持できないことをインスタで投稿しました。Happy Voting!と一言を添えて。

その後テイラーは、積極的に政治的価値観を表明するようになっていきました。
自分の意見を言えない苦しみから解放されたのです。


音楽と社会は響き合います。
ヘイトが飛び交い、反対に正当な批判がすぐに誹謗中傷と見なされたり異なる意見を言うとブロックされたりする昨今において、
You Need To Calm Down.で伝えるメッセージはとても大切だと思います。

より良い方向へ共鳴していくでしょう。


執筆者、ハイサイ・オ・ジサン

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