コロナ差別をする人は知的レベルが低い?
帰省警察がニュースで話題になっています。コロナ禍の中帰省する人に対してストレス発散を目的にやっているとしか思えない行為です。
最初に結論を言うと、オンタリオのブロック大学の研究や、心理学の論文メタ分析でも「IQの低い人間は差別的な言動をする傾向が大きくなる」と言われています。
心理学から見ると「正常化バイアス=自分が正しいを思いこむ」「自己承認欲求=自分を認めてほしい、見てほしい」「同調圧力」の作用が大きく働いているのが原因です。
自分が正しかったら攻撃して良いと言う理屈から、コロナに感染した人に対して差別や攻撃を繰り返しているニュースが散見されますが、ニュースは1の事を10にして大げさに伝えるので、実際は数%の限られた人がやっていると思われます。
はっきり言って差別なんて無くならないと思っているのですが、それを理性でコントロール出来ない人が問題なのです。
特にに田舎の方でコロナ差別は多いのですが、田舎は多様性の排除から成り立っている部分もあるので、自分達より異質=敵=排除と言う図式が簡単に成り立ち、それが差別と思わずやってしまっているのではないかと思います。
自分で情報を収集せず、ニュースの偏向報道に踊らされる人が差別をしているのでしょう。やっている事は第二次世界大戦中に戦争反対を主張した人間を非国民扱いしたのと同じです。
先日出張で某県に行った知人が、国道沿いのレストランに立ち寄った際に、「東京の人?」と聞かれ、「はい」と答えると白い目で見られたそうです。
高齢者の多い街と言う事もあったのですが、正直そんなにコロナに感染したくなきゃ家から一切出ない方が良いのではないか?
差別発言が多くなるのはバブル世代、50代以上の人に多く見られます、時代背景も有りおそらく自分達は優秀だと思っている人が多いからでしょう。
差別の定義は難しいのですが、先ず人を傷つける事は許されないし、やられたらやり返される事もあると言う事を忘れずに。