コロナの影響でGDPが爆下げ、失業者はどれくらい増えるのか計算してみて愕然とした。
4月から6月までのGDP(国内総生産)の落ち込み幅は年率換算でマイナス20%を超える事が決定的となっています。 簡単に言うとGDPとは「企業が儲けた金額の合計」です、それが私たちの給与や、会社でPCを買ったりするいわゆる設備投資になったりしています。
GDPは人体で例えると、血液みたいなもの、今の日本は出血しまくって、瀕死の状況。急いて輸血する必要になっている訳です。
GDP1%は金額にするといくら?
昨年のGDPをベースに計算すると年率換算で1%あたり約5300億円です。今回は予測ベースですが、ざっくり25%マイナスと予想して、約134兆円の儲けが消え去った訳です。 正直リーマンショック、バブル崩壊の比ではない状態に陥っています。
もう大企業ですら、いつ倒産してもおかしくない金額。
失業者はどれくらい増えるの?
失業率はGDPが1%下がると0.55%上がるので(オークンの法則)、今回GDPが25%下がると予測すると、失業率は13.7%上昇します。総務省統計局6月度の労働力調査を参考に2020年6月時点の完全失業率が2.8%=195万人、コロナ禍の影響で失業率は16.5%になったとしたら・・
失業者は1,100万人と言う、想像したくもない状況が発生していまいます。
あくまでも机上の計算ですが、観光業、サービス業でも数百万人の失業者がでると予測されていますから、ちょっと考えたくもない数字です。
国家として対応しないと、経済は復活しない。
今回ばかりは民間まかせはやめて、今現在苦境に陥っている企業、個人への補償をし、救済を行わないとバブル崩壊後の失われた20年どころではなくなるのは間違いないでしょう。
直ぐにでも学費の完全無償化等、給付金を充実させ、国民が安心できる環境にしない限り、一部の人間だけが得をする社会になります。
バブル世代やその上ばかり得して、氷河期世代、ゆとり世代に尻ぬぐいをさせる社会はもう沢山、この際リセットをお願いします。
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