![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121693810/rectangle_large_type_2_b01847583bfb55f545293c11502a2546.png?width=1200)
会社クビになった次はシェアハウスの管理人?!#4
衝撃な出来事から一夜明けた翌朝
〇〇:陽子ちゃんは流石に部屋から出てこないよな
〇〇:一応昨日聡子さんには連絡したけど
すると...
ガチャ
玄関のドアがあいた
聡子:陽子!!
〇〇:聡子さん!
聡子:〇〇!陽子は?
〇〇:昨日から部屋に閉じこもってます。
聡子:そうかぁ…
〇〇:そういえば聡子さん旅行行ってたんじゃないんですか?
??:孫が大変な思いしてるのにわしらだけ遊んでられるか!
〇〇:も、もしかして聡子さんの旦那さんですか?
聡子:そうじゃよ、紹介が遅れたなうちの主人
の正源司 龍次(たつじ)じゃ
龍次:初めましてじゃな、話は聞いておる
〇〇:は、初めまして!!こ、ここで働かせてもらってます〇〇と申します!
龍次:緊張なんかせんでよいわ!陽子の様子はどうじゃ?
〇〇:昨日から部屋にご飯も食べずに閉じこもってます。
龍次:そうか、今はそっとしとくのが良いかもしれんのう
〇〇:そう言えば聡子さん、事務所には連絡しましたか?
聡子:もちろん、家で1週間自宅待機だそうじゃ
〇〇:じゃあ学校も休むってことですか?
聡子:そうなるのう
龍次:まあ、今わしらがここにいても変わらんからのう
聡子:そうじゃな、〇〇陽子を頼むぞ!
龍次:わしからも頼む!
〇〇:龍次さん!顔をあげてください!それなら任せてください!
聡子:じゃあ私たちは帰るわね、なんかあったらすぐに連絡してちょうだい!
〇〇:わかりました!
こうして正源司夫妻は帰って行った
〇〇:(任されたのは良いんだけど何をすればいいんだろうか)
〇〇:考えたってしょうがない!俺は自分のできる事をやろう!
そして〇〇はいつも通り家事などを全てこなした
〇〇:我ながらやっぱり速いな
そんなくだらない事を言っていた時だった
ガチャ
陽子の部屋のドアが開いた
〇〇:陽子ちゃん!!
陽子:〇〇さん、ご迷惑をおかけしてごめんなさい、でも私決めました私アイドルやめます
〇〇:え?
〇〇は陽子の言葉に思わず声が出た
〇〇:陽子ちゃん嘘だよね?
陽子:嘘じゃないです、私もうどうしたら良いのかわからなくなりました。
〇〇は陽子の顔を見て気づいた、目の下のくま、げっそりとした顔、そして一番は泣き腫らした瞼
〇〇:アイドルやめるって言うのはストーカーのせいなの?
陽子:それもありますけど、1番は家族のみんなやメンバーのみんなや〇〇さんに迷惑かけたくないからです。
〇〇:そっか、まあ陽子ちゃんの人生だからそれはダメだよとか、そうした方がいいよとは言えないでもこれだけは言っておくね【後悔のないような人生を歩んでね】
陽子はその言葉を聞いて、泣きながら部屋に戻って行った
〇〇:(また考え込ませちゃったかな?)
すると〇〇の元に1本の連絡が入った
??📱:日向さんのお電話で合ってますか?
〇〇📱:はい、そうですけど?え?あ、陽子ちゃんがいつもお世話になってます…
部屋に戻った陽子はというと…
陽子:(後悔のない人生を歩みたいけどみんなに迷惑かけちゃったら後悔しちゃう人生になっちゃうよ😢)
陽子:明日おばあちゃんにも言おう
LINE
陽子:おばあちゃん、今大丈夫?
聡子:大丈夫じゃよ
陽子:明日大事な話があるから午後から家に来れる?
聡子:任せなさい、孫のためならどこでも行くわい(笑)
陽子:おばあちゃんらしいね
(やっぱり迷惑かけたくないよ(泣)
聡子:わしが行くこと〇〇に言っておくんだぞ
陽子:うん
聡子:じゃあまた明日な
聡子:(〇〇頼んだぞ…)
一方〇〇はと言うと…
〇〇📱:はい、わかりましたお待ちしております、失礼します
ガチャ
〇〇:これは明日の家事気合い入れなきゃな!!
〇〇:そうだその前に…
〇〇は陽子の部屋の前まで行き話しかけた
〇〇:陽子ちゃん、なんか食べたいものある?
陽子:何もいらないです
〇〇:それはダメ!そんなげっそりとした顔見ちゃったら食べさせない訳にはいかないよ
陽子:じゃあおかゆをお願いします。
〇〇:よし!それでこそ陽子ちゃんだ!無理に一緒に食べろとは言わないから後でゆっくり1人で食べな
陽子:ありがとうございます
〇〇:じゃあ夕飯の買い物行ってくるね!
陽子:はい
陽子はあることを思い出した
陽子:あ、あの〇〇さんってえ?もういない?(明日言えばいっか)
夕飯の買い物を終え帰宅しすぐおかゆを作った
そして〇〇は自分のことを全て終わらせすぐ眠りについた
ガチャ
陽子:流石に〇〇さんもう寝たよね?
陽子はおかゆを食べようとしたがあるものを見つけた
陽子:付箋だ
そこには〇〇の書いた字で「温めて食べてねと書いてあった」
陽子はおかゆを温め食べた
陽子:いただきます、優しい味だあれ涙が止まらない
陽子はおかゆを食べながら涙を流していた
陽子:やっぱり私は〇〇さんに一番迷惑かけたくないよ😭
そしてようやく落ち着き、陽子は部屋に戻って行った
翌朝…
〇〇はいつも以上に早起きし気合が入っていた
〇〇:よし!気合入れて掃除するぞ〜!
そしてものの2時間で家の中はピカピカになった
〇〇:よし、後は約束の時間になるまでゆっくりしてるか!いや待てよせっかくだからあれ作っとくか!
そして約束の時間になった
ピンポーン
〇〇:はーい
??:初めまして、日向坂4期生のマネージャーをやっております、佐藤と申します。
〇〇:初めまして、すいません今名刺を持ち合わせていませんので自己紹介だけ、ここの家の管理人をしています日向〇〇と申します。よろしくお願いします。
佐藤:今回のご提案をお受けして頂きありがとうございます。
〇〇:いえいえ、陽子ちゃんも喜ぶと思います。
佐藤:じゃあさっそく呼んでいいですか?
〇〇:もちろん
佐藤さんは一度外にでて行った、そして数分後
??:お邪魔しまーす
??:すご〜いめちゃ広い!
??:みんな静かにしようよ
??:うちやっぱりここ住みた〜い
??:用意されてる寮があるでしょ!
そう、4期生のみんなが来てくれた
??:〇〇さんお久しぶりです
〇〇:えっとぉ〜果歩ちゃんだよね?
果歩:え?覚えてくれたんですか?
〇〇:うん、まあね
??:じゃあうちは?
〇〇:夏菜実ちゃんだよね
夏菜実:うちまで覚えてくれたんですか?
〇〇:みんな覚えたよ
4期生:🤩
佐藤:コラッ、そんなことで今日来たんじゃないでしょ?
夏菜実:そうやった
理央:陽子の様子はどうですか?
〇〇:まだ絶好調とは言えないかな
理央:そうなんですね
〇〇:立ち話もなんだし、よかったら入ってください
佐藤:じゃあお言葉に甘えて、みんな入るよ!
4期生:はーい!
4期生のみんなはリビングに座った
〇〇:ちょっと待ってね!シフォンケーキ作ったからよかったらたべてって!
葉留花:えっ!〇〇さん料理できるんですか?
〇〇:意外にもできちゃいます(笑)
莉奈:自分で言っちゃうんですか?(笑)
4期生:あはは🤣
平尾帆夏:〇〇さんって面白いんですね!
〇〇:ソンナコトナイヨー
岸帆夏:それはちょっと違うかもしれません
4期生:あはは🤣
一方、陽子はというと
陽子:(〇〇さんにおばあちゃん来ること言わないと)
??:おじゃましまーす
陽子:誰か来たのかな?
陽子:もうちょっと時間置こうかな
??:えっ!〇〇さんって料理できるんですか?
陽子:え?なんか聞いたことある声...葉留花?
陽子は思わず部屋からでた
陽子:みんな?
4期生は全員上を向いた
4期生:陽子〜〜!!
4期生のみんなは一目散に階段を上がり陽子の元に行った
陽子:なんでみんながうちにいるの?
すみれ:陽子が心配だからに決まってるじゃんかぁ〜〜(泣)
〇〇:(陽子ちゃんやっぱりみんなに愛されてるな)
陽子:すみれ泣かないでよぉ〜〜、私まで泣けてきた〜〜(泣)
佐藤:陽子降りてきてみんなでちょっと話さないか?
陽子:はい、わかりました
そして陽子は〇〇に説明した時と同じようにメンバーのみんなやマネージャーに話した
すると…
海月:陽子何言ってるの?
陽子:えっ?
海月:ストーカーのせいかと思えばやめたい理由がメンバーのみんなや家族のみんなに迷惑かけたくないから?
陽子:それの何がダメなの!!
海月:家族の方々はともかく私たちに迷惑かけたくないって気持ちがあるなら今すぐ捨てて!
陽子:なんでよ!!
海月:私たちはね、『陽子と活動できない方が迷惑!!』
陽子:えっ!
海月:私含めみんな陽子のこと大好きなんだよ!そんな陽子がアイドル辞めるなんてそっちの方が迷惑!
陽子:でも…
海月:陽子、みんなの目見てごらん
陽子:みんな(泣)
全員海月と同じ目をしていた
瑶季:さすが最年長だね、みんなの言いたいこと言ってくれた
海月:でも、陽子がどうしても辞めるって言うなら私たちも辛いけど諦める
陽子:みっちゃん…わかった私考え直してみる!
希来里:よかった〜、安心したらお腹空いてきたなぁ〜
〇〇:はい!お待たせ手作りシフォンケーキだよ!
4期生:やったー!!いっただっきまーす!美味しい!!
〇〇:よかったー
陽子:ぷぅ
果歩:陽子どうしたのそんな顔ぷっくりさせて
陽子:〇〇さんが私以外に手料理振る舞ってる!!
〇〇:えぇぇー!
葉留花:あ〜、陽子嫉妬してる!
陽子:し、してないよ///...
葉留花:まあ隠さないで行きましょうよ、陽子さん
陽子:葉留花〜〜
葉留花:陽子が怒った、逃げろ〜
陽子:逃げるな、待て〜
莉奈:いつもの陽子に戻ってきたね
4期生:そうだね
〇〇:(めっちゃくちゃ息ぴったりだ)
〇〇:陽子ちゃんの分のシフォンケーキあるけど食べないの〜?
陽子:食べます!
〇〇:来るのはやっ!
なんやかんやで久しぶりにみんなと会ったのか陽子ちゃんにも笑顔が戻った
佐藤:じゃあそろそろみんな帰るよ!
夏菜実:もうちょっとだけいいじゃないですか
佐藤:だーめ、午後からダンスレッスンがあるでしょ!
4期生:ガーン😨...わすれてた
佐藤:では日向さん私たちはそろそろ帰ります
4期生たちが帰ろうとした時だった
ピンポーン
〇〇:誰だろ?
ガチャ
玄関が開いた
〇〇:聡子さん!
陽子:おばあちゃん!
果歩:陽子のおばあちゃん、お久しぶりです
聡子:あれ?果歩ちゃんじゃない?ってか、みんないるじゃない
佐藤:ご無沙汰してます
聡子:佐藤さんまで
〇〇:みんな陽子ちゃんのことが心配で来てくれたんです。
聡子:あら、そうなの?ほんとみんなありがとね!
〇〇:で今日はなぜシェアハウスに?
聡子:ジー(陽子の方を見る)
陽子:ごめんなさい、今日〇〇さんに言おうと思ったら、みんなが居てついテンションが上がってゆうの忘れてました
聡子:もう陽子ったら、もうそれに関してはいいわ
陽子:ふぅー
聡子:じゃあ私がいたら邪魔よね
佐藤:いえ今ちょうど帰るとこでしたので、私たちはこれで失礼します。
聡子:そう?じゃあ気をつけて帰るのよ!
4期生:はい!
聡子:またいつでも遊びに来てね!
4期生:はい!
こうして4期生一同は帰って行った
〇〇:で今日は陽子ちゃんに用があってきたんですよね?
聡子:そうじゃ、大切な話があると言っておったからのう
〇〇:じゃあ自分は席を外しておきますね。
聡子:いや〇〇も居てくれないか?いいだろ陽子?
陽子:うん
そして陽子ちゃんはメンバーのみんなや僕に言った事を聡子に話した
聡子:なるほど、陽子の言い分は理解したわい、でもそれは前の陽子じゃろ?
今の陽子はどうなんじゃ?
陽子:はぁ、おばあちゃんには敵わないや
聡子:今の気持ちを教えてくれ陽子
陽子:私最初はアイドルを辞める気でいた、でも〇〇さんに後悔のないような人生を歩んでねって言われて、歩みたいけど周りのみんなに迷惑かけちゃうって思ったでも違ったメンバーのみんなは私がアイドル辞める方が迷惑だって、だからまだ私アイドルやりたい!
聡子:そうかそうか
陽子:でも私おばあちゃんとおじいちゃんに迷惑かけたくない!
龍次:バカ言うな陽子!!
陽子:おじいちゃん!
龍次:わしらそんなに頼りないか?
陽子:(泣)
聡子:陽子はワシらたちを頼らなさ過ぎじゃ
龍次:もっと迷惑かけてくれ、それが陽子の為ならいくらでも受けるわい
陽子:おじいちゃん、おばあちゃん(泣)
聡子:おいで陽子
陽子:うわぁーん(泣)
陽子ちゃんはそこから泣き疲れるまで泣いた
そして、聡子さんたちが帰る時
聡子:〇〇ほんとにおまえさんには感謝してる
〇〇:いえいえ僕は何もしてないですよ、自分の人生を決めたのは陽子ちゃん自身ですから
龍次:どこまでも謙虚なヤツじゃ
〇〇:いえいえ
龍次:今度うちに酒飲みに来い、男にしか語れない事もあるからな
聡子:お酒は医者から止められてるじゃろ
龍次:そうじゃったけか?
聡子:それにしても〇〇表情がまだ曇っとるのう
〇〇:はい、陽子ちゃんの件は解決しました。
龍次:まさかっ?
〇〇:はいっ!陽子ちゃんを追い込んだ根本的な問題が解決してないです!!
聡子:〇〇ストーカーを捕まえるつもりか?
〇〇:はいっ!
〇〇は珍しく怒っていた。
to be continued…。