目を開けたらそこは無人島だった!?後編
前回のあらすじ
〇〇達は無人島で生き抜く為に火、水、食を手に入れ、これからご飯を作るのであった...
美玖:〇〇、ご飯作るって言ったって包丁とか鍋とか無いよ?
〇〇:枝があるから大丈夫!
菜緒:枝?
〇〇:今日は焼き魚だから問題なし!
〇〇:魚は口から背骨側の身に枝を刺して、魚をくねらせながら刺すと枝が骨で固定されて安定するんだよ
美玖:〇〇すごすぎ!
菜緒:さすが〇〇やな
菜緒:でも貝はどないするん?
〇〇:貝はさっき俺が取ってきたペットボトルでグツグツ煮込む
美玖:博士それは甘いですね
〇〇:なぜかね?金村君?
美玖:ペットボトルはプラスチックなので燃えちゃいますよ?
美玖:そんなことも分からないんですか?(笑)
〇〇:甘いのは金村君の方だね
美玖:えっ?
〇〇:実はペットボトルの融点は260度なんだ
〇〇:逆を言えば259度以下の温度を保てば、鍋として使えるってことだよ
美玖:わ、私の負けです...
菜緒:(いつの間に戦っとってん笑)
〇〇:わかったなら、よしっ!
〇〇:じゃあさっそくご飯作ろ〜!
菜緒 美玖:おー!!
そして〇〇達は無事ご飯を作り終えた...
〇〇:じゃあ食べますか!
菜緒:せやな!
美玖:食べよ!食べよ!
みんな:いただきまーす!
パクっ
〇〇:うまっ!
菜緒:素材の味がしっかりしてて美味しい!
美玖:たしかに!無味かと思ったけど結構味があって美味しい!
〇〇:もうすっかり夜だな
菜緒:やな
美玖:明日はどうする?
〇〇:明日はもうちょっと周りを散策しようか!
菜緒 美玖:うん!
〇〇:じゃあ2人とも寝ていいぞ!
美玖:〇〇はどうするの?
〇〇:俺は火が消えないように見張ってるから先に寝てていいぞ!
菜緒:だ〜め///
美玖:一緒に寝よ?///...
〇〇:ど、どうしたの💦2人とも💦
菜緒:〇〇が2人の告白の返事焦らすからやろ///
〇〇:だ、だって選べないよ///...
美玖:じゃあ、今選んで///...
〇〇:無、無理だよ〜
美玖:じゃあ選ばせてあげる
美玖:今ここで美玖か菜緒を選ぶか、今日2人の間で寝るか選んで!
〇〇:えぇ〜!
菜緒:菜緒達と寝るん嫌?///
〇〇:嫌じゃないよ、むしろご褒美だよ!あっ...
美玖:〇〇の化けの皮が剥がれた!
ドサッ...ぎゅっ〜
菜緒:じゃあ菜緒達と寝よっ!
美玖:菜緒ずるいよ〜、私もぎゅっ〜
〇〇:あっ、もう無理!
バタン...
〇〇は初めてのことすぎて、情報が追いつかず気絶してしまった
菜緒:むぅ😠
美玖:〇〇の意気地無し!😠
こうして、その夜は何事もなく3人とも眠りについた
翌朝...
3人はある大きな音で飛び起きた
パタパタパタパタ...
〇〇:んっ!何事!
菜緒:ん...何の音?
美玖:ん...あれ見て!
そこには頭上を凄いスピードで通り抜けるヘリコプターの姿があった
〇〇:助けてもらうチャンスだ!
〇〇:おーい!ここだ!
菜緒:美玖、菜緒達もやろ!
美玖:うん!
菜緒:おーい!
美玖:ここだよ〜!
〇〇:ダメだ、多分気づいてない...
〇〇:くそっ!
〇〇達の思いは虚しく、ヘリコプターは過ぎ去ってしまった
菜緒:〇〇これからどうするん?
〇〇:とりあえず周りを散策しようか!
美玖:そうだね
そのときだった...
??:みなさ〜ん!大丈夫ですか〜?
〇〇:え?
〇〇の目の前には小型船2台、中型船1台がこっちに向かって走って来ていた
船には海上保安庁の文字があった
〇〇:海上保安庁だ!
菜緒:菜緒達助かったん?!
〇〇:うん!助かったよ!
美玖:ちょっと不安だったよ〜😭
海上保安庁:もう大丈夫だ〜、よくがんばったな!
あとから、聞いた話だが先程のヘリコプターが来た時点で俺らの存在を確認していて、海上保安庁にいち早く連絡していたらしい
〇〇達は海上保安庁の船に乗り込み危機的状況を脱した
〇〇:ふぅ〜、助かった〜
ドンっ
〇〇:えっ?
そこには〇〇の前で腕を組む2人の姿があった
〇〇:ど、どうしたの💦
美玖:この船の上でどっちと付き合うか決めてね!
菜緒:そうやで!
〇〇:勘弁してくださ〜い!!
羨ましいやつめ!
fin...
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