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僕と妹は似たもの同士なのでお互いの気持ちに気づきませんでした。

僕には一つ離れた妹がいます。

名前は美青

とにかく可愛すぎて気が気じゃありません。


〇〇母:〇〇起きなさーい!

〇〇:あと10分寝かしてぇ〜

〇〇母:遅刻するわよ〜

〇〇:むにゃむにゃ

美青:お兄ちゃん起きてぇ〜!

〇〇:はい!起きます!

そう僕は美青には弱いのです

美青:いつまで寝てんの?お兄ちゃん!

〇〇:ごめんごめん🙏

美青:はやく朝ご飯食べに行くよ

〇〇:はい!

〇〇は美青と階段を降りリビングに向かった

〇〇母:なんであんたは美青に起こしてもらわないと起きないわけ?

〇〇:そりゃあかわいい妹ですからね

美青:やめてよ、かわいいとか言うの!

〇〇:ほんとの事言って何が悪い!

美青:照れるからやめろって言ってんの///...

美青はこういうとこも可愛いです

美青:もう知らない!行ってきまーす!

〇〇:美青待ってよ!


〇〇:ということがありまして...

愛季:〇〇はシスコンすぎるんだよ!

〇〇:って言われてもなぁ〜

この子は谷口愛季、僕の幼馴染でいつも相談とかを聞いてくれる仲の良い親友

一方、美青はというと...

美青:もう、お兄ちゃんなんであんなこと言うんだろ(心臓がもたないよ///...)

先生:おーい、的野〜大丈夫か〜

美青:は、はい!

先生:本当に大丈夫か?

美青:は、はい大丈夫です!

先生:それならいいが、じゃあ授業に戻るぞ〜

美青:はぁ😔

放課後...

美青:あ〜疲れた

純葉:今日ずっと上の空だったよね

美青:う、うん

この子は私の大親友の向井純葉いつも私の相談や悩みを聞いてくれる唯一の心の理解者

純葉:もしかしてお兄さん?

美青:ち、違うよ

純葉:バレバレだよ(笑)

美青:だって〜かわいいって普通に言ってくるんだよ

純葉:まあ、美青はかわいいよ

美青:そんなことないもん

純葉:でも、お兄さん知らないんだろうなぁ〜、美青がお兄さんのこと大好きなこと

美青:やめてよ!どこで聞いてるか分かんないんだから!

純葉:ごめんごめん、でもあれ〇〇さんじゃない?

美青:えっ?

そこには〇〇と愛季の姿があった

純葉:あれ愛季先輩じゃない?

美青:ほんとだ

純葉:仲良いね、付き合ってるのかな?あっ!

美青:😡

美青:帰って話聞く!

美青:ただいま〜!

〇〇母:お母さん、お兄ちゃん帰ってきてる?

〇〇母:帰ってきて、部屋にいるわよでも今は…

美青は母親の話を最後まで聞かず兄の部屋に向かった

コンコン…

美青:ねぇ、お兄ちゃん!愛季先輩とさあ

ガチャ…

美青:えっ?

そこには勉強してる〇〇と愛季の姿があった

愛季:あっ美青ちゃん!久しぶり!

美青:お、お久しぶりです。

〇〇:んで、美青なんかようか?

美青:もう!なんでもない!

美青は勢いよく出て行った

〇〇:なんであんな怒ってんだ?

愛季:いいのほっといて?

〇〇:大丈夫じゃない?

愛季:ほんっと女心わかってないな〇〇は!!

〇〇:へっ?

愛季:はやく美青ちゃんとこ行ってあげて!

〇〇:で、でも...

愛季:でもじゃない!はやく!!💢

〇〇:は、はい!

〇〇は部屋をでて、となりの美青の部屋をノックした。

コンコン...

〇〇:美青ごめんよ、お兄ちゃんが悪かったから仲直りしよう

そこに母親が来た

〇〇母:美青ならさっき勢いよく外に出て行ったわよ!

〇〇:ありがとう、母さん!

〇〇は颯爽と家を飛び出した

〇〇母:ごめんね、愛季ちゃん

愛季:いえいえ、〇〇も美青ちゃんも不器用ですからね(笑)

〇〇母:ほんとよね、誰に似たのかしらね(笑)

一方、〇〇は街中で美青を探していた…

〇〇:美青〜、どこにいるんだ〜

〇〇:(全然見つからないな、美青が行きそうな場所あるかな?)

〇〇:あっ、そうだ!



美青:もうお兄ちゃんのことなんて知らない!

美青:それにしてもここの景色綺麗だなぁ、すごい落ち着く

〇〇:美青!美青!

美青:お兄ちゃん!どうしたの?

〇〇:美青が家飛び出したっていうから

美青:だって…

〇〇:だって?

美青:だって愛季先輩と付き合ってるんでしょ!!

〇〇:えっ?😳

美青:だって昔から仲良いし、学校でも一緒にいるし今日なんて家にもいるし!

〇〇:…

美青:グスン…

〇〇:美青…

美青:お兄ちゃんは美青のものなの!

美青:あっ!

〇〇:美青も僕のこと思ってくれてたんだね

美青:コクン…

〇〇:おいで美青

美青:お兄ちゃ〜ん(泣)

〇〇は美青のことを優しく包み込んだ

〇〇:不安にしてごめんね、愛季とは付き合ってないよ

美青:え?グスン…

〇〇:美青の事とか相談に乗ってもらってたりしたんだよ

美青:そうだったんだね

〇〇:僕は美青さえいれば幸せだよ

美青:私もだよお兄ちゃん!

〇〇:僕たち兄妹で似た物同士だからお互いの気持ち知らなかったね(笑)

美青:ねっ(笑)

〇〇:帰ろっか

美青:うん


〇〇:ただいま〜

美青:ただいま〜

〇〇母:仲直りしたみたいね、ご飯できてるから食べちゃいなさいよ

〇〇:うん

美青:うん



美青:はい、お兄ちゃんあ〜ん

〇〇:パクッ ん〜美青に食べさせてもらうご飯美味しい!

美青:ほんと?じゃあこれから美青がご飯食べさせてあげるね!

〇〇:自分で食べれるから毎日じゃなくて大丈夫だよ

美青:え?美青に食べさせてもらいたくないってこと?

〇〇:へっ?そんな事ないよ💦

美青:じゃあ決定ね!

〇〇:う、うん💦


〇〇:ふぅ〜お腹いっぱい

〇〇:じゃあお風呂入ってくるね

美青:うん

〇〇は湯船に浸かりながら思った

〇〇:美青ってあんな積極的だったんだな

ガラガラ…

美青:なんか呼んだ?

〇〇:うわぁ!

美青:なんで驚いてんの?

〇〇:美青がいきなり入ってくるからでしょ!///…

美青:ごめんごめん///…(お兄ちゃん良い体してるな🫣)

〇〇:はやくでてってよ///...

美青:はーい

〇〇はお風呂も上がり寝る準備が整った

〇〇:ふぁ〜あ、眠たいから寝るか

すると...

コンコン...

〇〇:美青か?入っていいよ

ガチャ...

〇〇:ん?可愛い妹よその大量な寝具はなんだ?

美青:今日から毎日一緒に寝ようかと思いまして

〇〇:毎日?

美青:いやだぁ?

〇〇:その顔はずるいよ〜

美青:...

〇〇:わかったよ、ほらおいで?

美青:やった〜

美青は〇〇とベッドに入った

〇〇:なんかこの感じなつかしいなぁ

美青:ねっ!昔はしょっちゅう一緒に寝てたもんね

〇〇:だな、じゃあ美青おやすみ

美青:お兄ちゃん、おやすみ😏

カチャ

そして翌朝...

〇〇母:2人とも起きなさ〜い

〇〇:んー、もう朝か

〇〇:美青、朝だぞ

美青:ん〜、お兄ちゃんおはよ

〇〇:降りて朝ごはん食べよっか

美青:うん!

〇〇:よいしょっと、ん?

〇〇はベッドから起き上がる時に左手首に違和感を感じ、恐る恐る見てみるとなんと手錠がはめられていた、手錠のもう片方をよく見てみると美青の右手首に繋げられていた

〇〇:美青さん?この手錠はなんですか?

美青:え?もちろん美青とお兄ちゃんの運命の線だよ?

〇〇:ええぇーーー?

〇〇は知らなかった、美青の愛がここまで重いことを...

fin...





















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